和歌山県でもっとも有名な心霊スポットといえば、和歌山県南部、県道23号線上にある旧由良トンネルです。
旧由良トンネル付近で殉職した警察官がいてその首なしライダーが現れるとか、他にも女の霊や幽霊車が出るなど、さまざまな心霊現象が語られています。テレビ番組で取り上げられることも多い超有名心霊スポット。
今回は和歌山県の心霊スポット、旧由良トンネルの心霊現象や行き方を紹介します。
和歌山県の心霊スポット、旧由良トンネルは和歌山県南部、由良町と日高町の境にある古いトンネルです。
正式名称は「由良洞隧道」とも「由良洞」とも言われ、とにかく作られたのが古いようで、ネットでは開通年もはっきりしませんでした。
旧由良トンネルの入り口はレンガ造りで、いかにも古いトンネルといった感じの雰囲気です。さらに中も一部は凸凹が激しい素掘り風になっていて、まるで小さな洞窟のよう。心霊スポットでなくても、トンネルマニアにはたまらない場所だと思います。
ただし中は電灯もなく、水たまりもできていて壁もぬれています。生理的に不気味な空気が漂っていますので、夜に来たら怖いでしょうね。心霊スポットとされているのも納得です。
中は真っ暗なので、昼でも懐中電灯などのライトは必須。
和歌山県の心霊スポット、旧由良トンネルの住所は〒649-1203 和歌山県日高郡日高町池田。行き方としては、県道23号線を走って行けばOKです。
途中の峠は土砂崩れなどもたびたび起きており、国道42号線上に新しい「由良トンネル」が作られて以来、旧由良トンネルの交通量はほとんどありません。
まだ通行止めにはなっていません(2019年現在)が、途中の道が危険なので必ず天気のよいお昼時に訪れましょう。
旧由良トンネルはテレビ番組で取り上げられることの多い、和歌山県屈指の有名心霊スポットで、これまでに数多くの心霊現象が報告されています。
旧由良トンネルが心霊スポットとして語られる原因は、殉職した警察官のうわさにあると思われます。
かつて白バイ隊員が殉職し、(2名の制服警察官が死亡したとも)その霊が首なしライダーとして現れたため、トンネルの近くに供養塔が立てられたというのです。しかし警察官の霊は依然として姿を見せているのだとか……。
また白い女の霊が現れるのは、トンネルで交通事故にあって亡くなった女性がいるという話もあります。
実際に峠の途中には「供養塔」と書かれた石柱と、南無阿弥陀仏の念仏碑があります。事件(事故?)の詳細も、誰が亡くなったのかもはっきりしませんが、とにかく誰かが旧由良トンネル付近で亡くなったのは事実なのでしょう。
ちなみに、新しくできた国道42号線の由良トンネルでも事故が多発しているようで、こちらも心霊スポットのうわさが立てられています……。
和歌山県の最恐心霊スポットランキングはコチラ→【闇の歴史】和歌山県の最恐心霊スポットランキング!
今回は和歌山県の心霊スポット、旧由良トンネルの心霊現象や行き方を紹介しました。
和歌山県には他にもさまざまな心霊スポットがあります。
戦災者の霊が現れる「汀公園」や多数の心霊現象が報告されている「和歌山森林公園」、自殺の名所である「三段壁」、工事作業員が亡くなった「ブラックビル」、人魂が現れる「大池遊園駅」などなど……オカルトオンラインではどれもくわしく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください!