東京都の心霊スポット、旧岩淵水門(きゅういわぶちすいもん)は荒川と隅田川を仕切る大きな水門です。赤い門なので「赤水門」とも呼ばれます。
1982年に新水門が作られると旧岩淵水門はその役目を終え、現在は公園として整備され地域の憩いの場になっています。しかし夜になると手足や水死体が浮かぶ、飛び込む女の霊が現れるといった心霊現象が多く報告されるなど、都内でも有名な心霊スポットでもあります。
今回は東京都の心霊スポット、旧岩淵水門(赤水門)の心霊現象や行き方について紹介します。
東京都の心霊スポット、旧岩淵水門(赤水門)は東京都北区にある大きな水門です。
1910年に起きた荒川の大洪水によって大きな被害を受けたことで、水門が設けられることになったのが造営のきっかけです。ですから旧岩淵水門は荒川と隅田川の分岐点にもなっています。
赤い色が特徴的なので「赤水門」とも呼ばれます。
その後1982年に新水門(こちらは青いので「青水門」と呼ばれます)が作られ、旧岩淵水門はその役目を終え、公園として整備されることになりました。
昔は水から人を守るために、現在は地域の憩いの場になるなど、地域から愛されてきた旧岩淵水門ですが……実は現役の頃から心霊スポットとして有名でした。
東京都の心霊スポット、旧岩淵水門(赤水門)は多くの水死体が発見される場所でもありました。荒川の流れを一挙にさえぎっていますから、荒川に身を投げた水死体がここまで流れてきて引っかかる……というわけなんです。
水門としての役目を終えて公園として整備された現在も、旧岩淵水門は心霊スポットとして有名です。
夜になると水面に大量のバラバラ手足が浮かんでいるとか、心霊写真が撮れるとか、身を投げる女の霊が現れる、真っ黒い人影が見えるなど、恐ろしい心霊現象がいくつも報告されています。
そもそも水場というのは霊を引きつけやすく、そのうえ水門のように「よどむ」場所は、霊以外にもよくないものが吹きだまりやすいのです。
霊能者なども訪れており、やはり自殺者の霊が見えると皆口をそろえて恐れています。
また荒川自体が「荒ぶる川」と呼ばれたように、水門が作られる前は何度も洪水を起こし多くの死者を出していますから、その被災者の霊も吹きだまっているのかもしれません。
東京都の心霊スポット、旧岩淵水門(赤水門)の場所は東京都北区志茂5丁目41−1。
行き方としては東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道の赤羽岩淵駅から徒歩で20分ほどで着きます。
心霊スポットというと私有地だったり山奥にあったりするような場所が多いのですが、旧岩淵水門は現在公園として開かれていますから、誰でも尋ねることができます。アクセスも手軽ですから、心霊スポット初心者にもオススメでしょう。
ちなみに土木建築物としての価値が高いらしく、1995年には産業考古学会によって推薦産業遺産に、1999年には東京都選定歴史的建造物に選定されました。「ガンブッチ」というマスコットキャラクターもいるなど観光地としても有名なので、心霊スポットに興味のない方でも楽しめる場所かもしれません。
今回は東京都の心霊スポット、旧岩淵水門(赤水門)の心霊現象や行き方について紹介しました。
東京都には他にも様々な心霊スポットがあります。
結核の隔離病棟があった「江古田の森」、100年の歴史をもつ「吹上トンネル」、歴史的な大火災が起こった「プルデンシャルタワー」や、宮崎勤事件の被害者の霊が出るという「旧小峰トンネル」、殺人事件があった「上野恩賜公園」、お墓の下に作られた「千駄ヶ谷トンネル」、隠れ心霊スポットである「六本木ヒルズ」などなど……どれもオカルトオンラインでくわしく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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