愛知県豊田市・藤岡病院の廃業理由は?霊安室に幽霊が出るとの噂も

愛知県豊田市にあった藤岡病院。

現在は廃業しており廃病院となっていますが、夜中になると、「カルテを返して!」という叫び声や、霊安室からすすり泣く声が聞こえてくるといいます。

昭和52年開業の藤岡病院がわずか3ヶ月で廃業にいたった理由と歴史、ここで起きると噂の心霊現象を紹介します。

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※この場所は現在私有地となっており、立ち入り禁止です。もし無断で立ち入った場合、土地の所有者によって法的手段を取られる場合があります。無断で侵入しないようにしてください。

愛知県豊田市の心霊スポット

藤岡病院は愛知県豊田市に位置しています。山の中にあるためか、かなり交通の便が悪く場所もわかりづらい。

愛知県豊田市折平町下屋敷95[map lat=”35.214760999999996″ lng=”137.19942269999999″ width=”800″ height=”600″]

周りは田舎ですが、藤岡病院がある場所は住宅街になっており、当時の関係者が住んでいたとみられる廃屋もあります。

現在は入り口に施錠がされており入れないようになっているものの、以前は中へ侵入できたため施設内部は落書きも多数あるようです。

藤岡病院の歴史。なぜ廃業した?

藤岡病院は昭和52年に開業しますが、わずか3ヶ月で廃業してしまいます。

もともとは港北病院という病院の院長をしていた岡村氏は、税金対策のため山の土地を売買します。しかし、その土地が満足に手入れされていないことから、近隣住民からはクレームが絶えなかったそうです。

岡村氏はそれがきっかけで昭和52年2月、藤岡病院を開業します。しかし交通の便が悪く、利益もあげられないと判断した岡村氏は、80歳を超えた医師を代理院長としました。

看護師は5年以上現場から離れていた3名を雇いなんとか経営しましたが、状態は一向に良くならずわずか3ヶ月で廃業となったようです。

昭和54年頃も営業していた?

藤岡病院は昭和52年に開業、その3か月後に廃業しているといわれていますが、一部の情報によると昭和54年頃にも営業していたともいわれています。

そのため正確な廃業の時期はわかっていませんが、交通の便の悪さや現在の老朽化からみてもあまり長い間営業していたわけではないと考えられます。

藤岡病院で起こる心霊現象

藤岡病院では心霊体験も多く、「すすり泣く声が聞こえる」「落ちているカルテを持ち去ると、携帯着信があり『カルテを返せ!』といわれる」などの噂もあります。

しかし、現在営業当時のカルテや設備は一切取り除かれ、部屋は朽ちているところも多く真偽は不明。実際に藤岡病院にいって心霊体験をした人の情報も見つかりません。

廃病院という怖いイメージから噂がひとり歩きしたのではないか?ともいわれています。

病院で亡くなった人はいる?

藤岡病院ではなくなった人の霊が出るといった噂もありますが、営業していた3ヶ月の間に亡くなった人はいません。

建物には入院施設やレントゲンなどの設備は整っていましたが、客も少なかったためそれすら数回しか使われなかったようです。

病院内やその付近で事件があったなどの情報もなく、どういった経緯で心霊現象が起きるのかは明らかになっていません。

施設内は進入禁止

施設内は私有地のため、進入禁止となっています。現在は厳重に施錠されているため安易に侵入することはできませんが、無断で立ち入った場合は所有者によって法的手段がとられる場合もあります。

ある時は近隣住民により不法侵入者がいないか交代で見張りをしていたこともあるといい、警察も巡回を強化しているようです。

近年では、廃墟に侵入する人と土地の所有者の間でのトラブルも増えています。くれぐれも無断で立ち入らないようにしてください。

土地の所有者は反社?

一部の情報では、この土地を所有しているのは反社会的集団だという噂もあります。しかしこの情報の出どころはわかっておらず、根も葉もない噂だと考えられます。

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オカルトオンライン編集部

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