食料難のために働く事のできなくなった老人は、息子に背負われデンデラ野へと連れて行かれた。デンデラ野は生きた者の墓場とされ、ここに連れてこられた老人は生死に関わらず故人として扱われた。親は道中、木の枝を折り続け息子に「この枝を目印に迷わず帰れ」と最後の言葉を告げたとのこと。親は最後まで子を想い、子に迷惑がかかると分かれば自らの命をも捧げる覚悟もできる。そんな切なく悲しい伝承が残っている場所と言われている。[amazonjs asin=”4872331265″ locale=”JP” title=”完全自殺マニュアル”]
岩手県遠野市土淵町山口3地割31[map lat=”39.3616638″ lng=”141.6094228″ width=”800″ height=”600″]