心霊スポットは全国に色々とありますが、鹿児島県にも色々と地元のしか知らない心霊スポットがあります。
鹿児島県の中でも、メジャー級の心霊スポットとしては、開聞トンネルが有名です。ここは鹿児島県開聞(かいもん)岳を通るトンネルで、昼間でかなり暗くて、車の離合もかなりきついくらいの幅なのです。
そのために車を待避させる所が2ヶ所ほどあるのですが、心霊スポットの雰囲気を醸し出している恐ろしい場所です。
鹿児島県の心霊スポットの1つである開聞トンネルは、九州の心霊スポットの中でも、トップ5に入るほどの知名度と恐怖度があります。
そのために鹿児島県内では、まさにトップレベルの心霊スポットといっていいでしょう。
この鹿児島県・開聞トンネルは、2つのトンネルで構成されているのですが、南側にある御倉本1号トンネルと、北側に位置する御倉本2号トンネルを合わせて、地元の人達は開聞トンネルと呼んでいます。 鹿児島県の中でも、どうしてこのトンネルが心霊スポットとして名を馳せるようになったのかと言えば、トンネル周辺の雑木林が自殺の名所ともなっているからです。
よく耳にするのが、首吊り自殺をした女性の霊が、頻繁に出没するということです。
自殺の名所は鹿児島県の中には、他にもいくつかあるのですが、この心霊スポットは、まさに実際に訪れて見ると、そんなに気になってしまいます。
自殺者が、再び次の自殺者を引き込む。それが心霊スポットたる所以でまあります。
昔、この開聞トンネルの周辺には、戦時中の野戦病院があったと言われており、その近くで軍人の霊が出るという噂をまことしやかに流れています。
戦争で家族を失った恨みや、国を守ろうという強い思いが念となり、今でも霊界と現実の間でさ迷っているのかもしれません。特に軍人さんは、まだ自分自身が死んだとは思っておらず、夜な夜な歩いているのです。
しかし、この開聞トンネルで、最も多く発生している心霊現象は、トンネルの天井の穴から、こちらを覗き込んだり、睨み付ける女性の霊が出ることです。
開聞トンネルの構造は、通常のトンネル構造とは異なり、特殊な構造をしています。
それは、トンネル内の視界を確保するために、照明設備の明かりだけでなく、太陽光を取り入れて、トンネル内視野確保の役割を果たしている四角い穴が、トンネル天井に設けられているのです。
なんとその天井の穴から、女性の霊が、こちらを覗き込んだり、鋭い視線で睨んでいるのです。
普通なら人がいることができない場所から、覗きこまれるのですから、その恐怖心は半端ではあらません。
その女性の霊と目が合ってしまった後に帰りに事故に遭ってしまうという逸話も残っているほどです。
恐らく、開聞トンネルを怖いもの見たさで訪れたドライバーの気持ちを察知して、呪いをかけているような感じがしてなりません。
中途半端な気持ちで行ったり、度胸試しで訪れる人を拒んでいる所も鹿児島県の心霊スポットとして、さらにその名を高めているのです。
そして、開聞トンネルを何とか無事に通過したとしても、 まだ恐怖が残っています。
車でトンネルを通り過ぎた後に車を一端、停車させて後部座席を見ると、シートが濡れているのです。
これはトンネルの近くで自殺を図った女性の霊が静かに座っていた後と言われているのですが、
「軽い気持ちで、ここを訪れるのではない。」
という警告でもあるのです。
開聞トンネルを離れ、帰路についても、まだ、その怨念は車に留まっており、下手をするとその車に 居座り続ける可能性もあります。
それだけ開聞トンネルは、鹿児島県の中で、強烈な心霊パワーを発している恐怖レベルがあまりにも高い場所なのです。
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鹿児島県の心霊スポットの中には、開聞トンネルだけでなく、他にもいくつもの心霊スポットが残っています。
鹿児島県には、昔から残っている廃墟や開聞トンネルの他にも暗く危ないトンネルなど、霊が出さ迷う心が芯から凍りつく心霊スポットがたくさんあります。
鹿児島県の有名な心霊スポットの2つ目としては、鹿児島県鹿屋市横山町切小田という地区にある雑木林が有名です。
この心霊スポットは、鹿屋市中心部から県道540号を通り10分ほどでアクセスできる雑木林です。
見た目はそんなに恐怖を煽るような心霊スポットには思えないのですが、夜になると、不気味な男性の幽霊が何人も出てきて、歩いていると言われています。
ちょっと霊感を持っている人なら、その恐ろしいまでの念の強さに押されてしまい、気分が悪くなるとまで言われるほどです。
この地域は、もう千数百年の前に地元の郷士達が結集して、中央集権国家である朝廷と戦ったという歴史が残っていました。その反乱は、とても大きく凄まじい戦いだったようですが、反乱者は捉えられえ、この地で処刑されたのです。その麗を鎮めるために犠牲となった人々が丁重に葬られた首塚なのですが、その怒り・怨念が消えることはなく、今でも強烈な霊的パワーが発信されている恐怖の心霊スポットなのです。
今でも、亡くなった人達の霊が数多く目撃されており、ここも軽い気持ちで訪れると、彼らの怒りを買ってしまい、その霊が自宅まで付いて鈍いが解けないということもあります。
開聞トンネルに負けず劣らずの鹿児島県有数の心霊スポットの1つと言えるでしょう。
次の鹿児島県の心霊スポットとして、紹介したい所は、武岡トンネルという所です。
「またもやトンネルか?」
と言いたくなる人もいるでしょうが、やはりトンネルは暗闇の世界と通じやすいので、心霊スポットになりやすいのです。
この武岡トンネルが、鹿児島県の心霊スポットでどうして有名なのかと言えば、人身事故の多発地帯であり、その発生原因が、この場所に出没する霊の仕業ではないかと噂されているさらです
このトンネルが心霊スポットと知っている人は、あまり通過することを避けるのですが、知らない人は、無用な事故に遭わないように慎重に運転しなくてはなりません。
武岡トンネルは、JR指宿枕崎線鹿児島中央駅から歩いて30分程度の所にある武岡トンネルで、鹿児島県の心霊スポットトンネルの中でも、開聞トンネルと同じくらいに有名です。
この場所で心霊スポットとして広まったのは、トンネルの近くにある神社での自殺がその起こりと言われています。武岡トンネルの入り口に、建部神社という神社があるのですが、そこから中学校へ行く通学路がありました。その通学路の山林で自殺した生徒がいて、地元ではかなり大騒ぎになった事件でもあったのです。
生徒の自殺の理由は、いじめともノイローゼとも言われているのですが、今でも強烈な怨念がこのトンネル内に漂っています。
自殺した中学生は、今でも現世への思いが強く残っており、その怨念がこの鹿児島県・武岡トンネルを、強いマイナスの霊的パワーを発する場所にしています。そのために、トンネルを通る車のドライバーに怨念を飛ばして、事故を引き起こそうとしています。
霊感体質の人であれば、感応しやすいスポットなので、トンネルを通過する時には、意識を強く持って自己防衛をしておかなくてはならないでしょう。
それだけ中学生の思いが、長い月日の中で、成仏されずに、怨霊と化しているのかもしれません。
このように鹿児島県にも、数多くの心霊スポットがあります。
これらの場所では、今でも恨みを晴らすことができない霊達が、闇の世界に人を引きずり込もうとしているので、注意しなくてはなりません。
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