香港でなにが起こっている?デモ隊に青い水をかけて特定した?

ネットニュースやSNSで拡散されている香港のデモをご存じでしょうか。香港の若者がマスクをつけてデモに参加している映像をニュースでみたという方もいらっしゃることでしょう。なぜ、香港の若者はデモをしているのか・・・そして、警察はどうして過激の方法でデモを鎮圧しようとしているのでしょうか。

香港のデモの発端になったのは逃亡犯条例改正案

若者がデモをしている理由・・・それは2019年に改正される予定だった逃亡犯条例改正案に反対するデモが発端でした。この逃亡犯条例改正案では、香港で逮捕された犯人を中国に引き渡すことができるという内容でした。それに若者が抗議したのです。

もともと、香港は、一国二制度に基づいて社会主義政策がとられない場所です。これは1984年12月19日に署名された中英連合声明で確認している内容です。

ですが、犯罪者を引き渡すことができるようになると、それは、香港に中国が介入してくるような印象・・・。これに反対したのが若者だったのです。「一国二制度」が揺らぐことになれば、中国からの取り締まりが厳しくなる・・・チベットやウイグルでの例もありますから、香港の若者がこういった行動に出るのも無理のないことかもしれません。

2019年のデモは大規模なものになった

香港の若者が起こしたデモは2019年3月31日に民間人権陣線という組織が起こしたデモが発端となり、今も続いています。このデモには、主催者発表で12,000人、警察発表で5,200人が参加しました。

その後もデモは続きどんどん規模が大きくなっていきます。そして6月に行われたデモには主催者発表で103万人、警察発表で24万人が参加!大規模な抗議活動の波が押し寄せてきました。

そして、大規模なデモは警察との衝突に発展していきます。

デモ隊がバリケード作って警察がこれを排除したり、放水をしたりと過激になっていきます。そして、とうとう高校生が銃弾に倒れて重体となるという事件まで起こってしまいます。こんな中で、香港政府はデモ隊にマスクをつけることを禁止!覆面禁止法施行でますます対立を深めているのです。

デモ隊に着色した水をぶっかけた?

デモ隊を取り締まっているのは、表向きは香港警察ということになっています。

あるニュース映像で見たのですが、デモをしている若者に向けてビルの上にいる警察が鮮やかな青い液体を振りまいたのです。もちろん、毒などではないのですが、この水は着色されていて、デモ隊の前列にいた人物を特定するために使われたそう。

ビルの上から水を振りまくことで、より、デモに積極的に参加している前列にいる若者を特定しようというのでしょう。この水を浴びせられた若者のヘットボトルの水で色を落とそうとしていましたが、なかなか落ちない着色料だったようでした。

この後もデモ隊と警察の衝突は激化していき、とうとう自殺者まで出る大事件に発展していきます。

デモ隊の要求はなに?

デモ隊が要求しているのは

  • 逃亡犯条例改正案の完全撤回
  • 普通選挙の実現
  • 独立調査委員会の設置
  • 逮捕されたデモ参加者の逮捕取り下げ
  • 民主化デモを暴亂とした認定の取り消し

 

です。

逃亡犯条例はすでに撤回されていますが5大要求をすべてが達成されない限りデモはやめないというのがデモ隊の意向のようです。

ですが、普通選挙の実施や逮捕されたデモ隊の逮捕の取り消しなどは難しいという現実があること事実。もともとは、逃亡犯条例に反対するデモだったわけで、林鄭月娥行政長官が「改正案は死んだ、完全な失敗だった」という発言をしたあとで、正式に条例案の撤回をしているわけですが、その後もデモ隊との警察の衝突は続いています。

警察の暴力行為も問題に

デモ隊と衝突している警察ですが、警察の市民に対する暴力行為も問題になっています。Twitterなどで世界中に拡散されていますが「そもそもこれって警察なの?」という声もあがっているほど・・・。

 

なぜ警察がここまでの暴力行為に及ぶのか・・・背後に中国共産党の力や人民解放軍の存在があるのでしょうか・・・。

参考資料:香港で最大規模のデモ 中国本土への容疑者引き渡し案に反対

【緯度経度】香港200万人デモの衝撃 藤本欣也中国総局長

Wikipedia

まとめ

昨年からニュースになっているこ香港のデモは、政治に関心ある若者が自分たちの自由を守るために始めたデモです。

香港警察の暴力行為などが大きく問題になっており、今後の香港の情勢を注視したいところです・・・。ウイグルやチベットのように香港が弾圧されないことを祈るばかりです。

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Miiko

ライター歴約10年 法学系院卒 得意記事は、歴史・スピリチュアル・法律等々 福岡の隅っこでコーヒー片手に執筆中