あれは高校生の頃、私が廊下にある二段ベッドに寝ていた時の話です。
両親の部屋近くの廊下に、二段ベッドがあって、たまに自分の部屋じゃなくて、ベッドで寝ていました。
ぐっすり眠っていたのですが急に「わぁっ、怖い!」と感じで飛び起きることに!
すると、三角のつり目…真っ青の目が
こちらを窺(うかが)っているのです!!
…もう、怖くてお布団を被って隠れようと思いましたが
動きません、身体が…!そうです「金縛り」です。
気は動転していましたが、私は…金縛りを解く法を心得ていました。
「スッ…スッ…スッ!」とお腹の底から息を吐きます。これは、邪を切る方法です。
そして、手足の末端から少しづつ動かせば、金縛りは徐々に解けるのです。
その後、階段を降り、両親の部屋へ行ったことを覚えています。
両親は驚いて「…どうしたの?」と聞いて来ました。
怖い夢を見たの!と答えましたが…。
翌日から自分の部屋でも、廊下の二段ベットでもなく…
両親の部屋で寝たものです。
数日が経過し、両親の部屋で寝ていると、ふいに目が覚め、丸い…レンズのようなものが浮いているのです。
これは安心感があり、そのまま見ているとしばらくして消えました。
後からわかりましたが、この丸いレンズのようなものは…オーブ。
魂などの身体を持たない霊体だったのです。
三角の真っ青なつり目が現れた時、邪を切る方法が効いたのかはわかりませんが、得体の知れない目も、オーブに変わり次の次元へ行けたのだと、今では思っています。
…何の変哲もない、同時の友人と長電話の最中、
まったく突然、その友人のまわりに妊娠した方がいる!と感じて
たずねたところ、職場にご懐妊の同僚がいると。
特段、結婚や妊娠のハナシをしていたワケでもありません。
当時は結婚もしていませんし、妊娠なんて話題にものぼりません。
また職を変えて新しい事務所に就いたとき、一瞬で不倫関係の男女がわかるなど
自分でも、あまり知りたくないことも多々あります。
でも、こういうことこそ「ビリ・ビリ」ってわかっちゃうのです。
現在の職に落ち着き、夜勤業務のさい
どうも、何かある!そわそわすると感じた日がありました。
となりのユニットの同僚の女性にも「何かある!そわそわする!」と話したほどです。
その予感めいた感じはすぐに起こりました。
患者さまの様態が急変して、心肺蘇生をするも病院搬送中に亡くなるということが起きたのです。
肉団子を詰まらせての窒息でした。
この最中、患者さんが亡くなりかけていたとき
だんだん、そわそわした気持ちが落ち着きを取り戻し、
最後には、「…終わった」と感じたほどです。時間にして
30分から1時間程。私が同時進行で感じている何かは
その患者さんに関わることだったのでしょう。
目に見えない何かを感じたりすること…別段、この不思議なチカラが
何かしら役に立つか…というと、そうでもありませんし、
夫と子どもふたりを育てる、一般的な主婦に過ぎません。
ですが、この記事を読んでいただいたあなたに、世の中には
不思議なチカラを保有する人間が、普通に存在していることを
伝えることが出来ればと思います。