日本を襲った未曾有の災害、東日本大震災から2021年3月11日で10年が経過します。
10年という月日が流れてもあの災害で起ったことを忘れる人はいないでしょう。多くの人の命が奪われ、大切な家や街が失われました。
そして、先日、ちょっと気になるニュースが飛び込んできました。
ニュージーランド沖でM8.1の地震が発生したのです。
地震が起ったのは3月5日の深夜でした。
日本時間の5日午前4時28分ごろ、南太平洋のケルマデック諸島を震源とするマグニチュード8.0の大きな地震がありました。
日本時間の4日午後10時半ごろにはニュージーランド北島の東の沖合を震源とするマグニチュード7.3の地震が、5日午前2時41分ごろには南太平洋のケルマディック諸島を震源とするマグニチュード7.4の地震がありました。
最初の地震は日本時間の夜10時半頃でM7.3。そして、このあと2回の地震が発生し、日本時間の午前2時41分頃に発生した地震がM8.1という巨大地震でした。短時間の間にM7からM8の地震が連続で起ったのです。
津波も観測された今回の地震。現地の被害も気になるところですが、もうひとつ気になるのが「東日本大震災の前と似ている」ということ。
2011年の2月22日にニュージーランドの クライストチャーチでM6.3の地震が発生しました。そして、その地震の約1カ月後の2011年3月11日にM9.0の東日本大震災が発生したのです。
他にも、2016年の熊本地震の前にもクライストチャーチで地震が発生していますし、2015年9月7日にも ニュージーランドでM6.3の地震が起った後、11月14日には 薩摩半島沖でM7.0の地震が発生しています。
他にもニュージーランドで地震が起った後に日本で地震が起っているケースがあるんです。だから、ニュージーランドの地震と日本の地震は連動しているのでは?と感じる人がいても不思議できはないようにも思えます。
もちろん、ニュージーランドの地震と日本の地震が連動しているという科学的な証明はされていません。ですが、大きな環太平洋火山帯の端と端に位置している日本とニュージーランドですし、絶対に関係ないとは言い切れないようにも思えてきます。
そしてもう一つ気になるのが糸魚川での地滑りです。
ニュージーランドの地震と日本の地震が連動しているのか・・・ちょっと気になるところですが、もうひとつ気になるニュースがあります。
4日未明、新潟県糸魚川市で地滑りが発生し、県道に土砂が流れ込んだ
市野々と御前山地区の2世帯4人が孤立状態になっているが、けが人はいない
新潟の糸魚川での地滑りが起ったのです。もちろん、地滑りは自然現象のひとつですが、今回、地滑りが起った場所はフォッサマグナという大きな断層がある位置なんです。
もちろん、新潟は豪雪地域ですし、雪解けの水が原因で地滑りが起ったという見方をするのが普通・・・。ですが、ニュージーランドの地震、ギリシャでの地震。そして、先日も東北で大きな地震がありましたし「まさか何かの前触れじゃないよね」と気になるところでもあります。