東日本大震災の余震・・・ちょっと気になる10年前との類似点

2011年3月11日。

日本は未曾有の災害に襲われました。あのニュースの映像を忘れられないという人は多いはず・・・。

M9の巨大地震とその地震によって引き起された大津波はたくさんの人の命を奪い、大切な家や思い出の場所などを奪っていきました。そして、あの災害からもうすぐ10年を迎えようとしている東北地方を2021年2月13日にM7.4の大きな地震が起りました。

東日本大震災の余震だとされる今回の地震。私達の感覚からすれば10年は一昔前ですが、地震活動の周期からすれば10年経ってから余震があっても不思議ではないそうです。

場所によっては「東日本大震災の時より揺れた」という声もある今回の地震・・・「東日本大震災の前と似ている」部分があるんです。

3日前に南太平洋で大きな地震があった

福島県沖を震源とする今回の地震ですが、この地震の3日前に日本から遙か遠い南太平洋でM7.7という巨大地震が発生しています。

オカルトオンラインのこちらの記事【富士山に異変が?地元の人も「こんなのは初めて!」2020年の富士山に積雪がほとんどなかった】

でも、南太平洋の地震について少しですが触れています。

実は、東日本大震災の前にもニュージーランドで大きな地震が起って被害が出ていました。そして、2016年の熊本地震の前にも南太平洋で地震が起っており、科学的に明確な根拠があるというわけではありませんが「気になる・・・」という書き込みもSNSで見られています。

 

東日本大震災の前の地震と似ている?

10年前に起った東日本大震災・・・実は本震のM9の巨大地震が発生する前に、今思えばあれは前震だったのか?と思えるような地震が起っていたのです。

覚えていますか?

 

2011年3月9日11時45分  震源三陸沖  M7.3 震度5弱
2011年3月10日6時23分  震源三陸沖   M6.4 震度4

です。

3月9日の地震では、わずかな津波の観測されていたのですが、この時には特に大きな被害はありませんでした。

ですが、この地震の翌日にM6.4の地震が発生し・・・そして、2日後の3月11日にM9を観測した超巨大地震の東日本大震災が発生し大津波が東北地方の沿岸部を襲ったのです。

 

今回の地震は

2021年2月13日23時08分 福島沖 M7.3 震度6強
2021年2月14日16時31分 福島沖 M5.2 震度4

 

と東日本大震災の前と似ている・・・と言えないこともありません。

余震の回数も多く「また、大きな地震が来るのでは?」と心配して防災用品を確認する人などもいるそうです。

 

今回の地震が、東日本大震災の余震でこのまま収まっていくのか、それとも東日本大震災の時のような大きな地震の前触れなのかはだれにも解りません。地震の前に「地震雲を見た」というSNSへの書き込みもありましたし、頭痛などの体感があったという方もいらっしゃるそうです。地震雲も体感も科学的な根拠はありませんが、複数の人が”何かの異変”を感じていたのは事実です。

今の技術では、正確な地震予知ができない以上「来るかもしれない」と思って備えをしておくことが大切と言って良いでしょう。

コロナ渦で地震が来たら・・・

新型コロナウイルスで一部地域に緊急事態宣言が出されているなかで起った地震・・・震源に近い福島や宮城は緊急事態宣言の対象ではありませんが、それでも新型コロナウイルスが気になるところです。

コロナ対策と避難・・・どうしたらいいのか迷ってしまうかもしれませんが、今の避難所では感染対策がとられていますので、危ないかもしれないと思った時には、迷わずに避難することが推奨されています。

新型コロナウイルスも怖いですが、万が一、大きな地震や津波が来た場合には、命を守る行動が最優先です。

 

 

参考資料:気象庁|地震情報

福島県沖地震、3日前には南太平洋でM7.7 東日本大震災や熊本地震でも類似の現象: J-CAST ニュース【全文表示】

【前震】福島県沖震源で地震が連発中…震度4まで発生して「3.11」の前日のようになっていると噂に