日本は古来から突然人がいなくなってしまうことを「神隠し」と呼んできました。
確かに、日本は昔から神隠しのような事件はたびたび起こっており、その仕業は「天狗」であったり「北朝鮮」と呼ばれています。
過去には、無事神隠しから生還した人もいれば、このまま見つからずに迷宮入りしてしまった事件もあるそうです
未だに行方不明のままになっている事件が群馬県前橋市三夜沢で起きました。
それが今回紹介する「赤城神社夫婦失踪事件」です。
今回はこの「赤城神社夫婦失踪事件」について詳しく紹介していきたいと思います。
群馬県を代表する山で、標高は約1828メートル。
この山の中腹に三夜沢赤城神社があります。
この神社は平安時代に創建され、藤原秀郷も参拝したと言われています。
藤原氏だけではなく、多くの武将たちが崇拝してきた神社であると言われているのです。
1998年5月のゴールデンウィーク中に、千葉県に暮らしていた主婦の志塚法子さんは、夫、義理の母親、叔父、叔母、娘、孫、の計7人で赤城神社を訪れていました。
ちょうどこの時期は、神社へと続く参道はツツジがきれいということでも有名で、多くの人で賑わっていました。
しかし、その日の天気は雨で、神社への参拝は叔父と夫だけで行くことになりました。
残りの法子さんら5人は車の中で待機することになりました。
すると突然、法子さんも「お賽銭をあげてきたい」と参拝に行くと言い出し、お賽銭代101円だけ持って、叔父と夫を追うように神社へのほうへと向かっていきました。
法子さんが車を降りて直後、娘が子供をあやすために、車を降り法子さんがいる方向を見ると、、別方向に向かっているのを目撃しました。
この娘による目撃が最後となり法子さんは忽然と姿を消してしまいました。
その後、家族は警察に通報、地元消防団を含め大規模な捜索が10日間も行われたが、未だに発見に至っていないのです。
ここまで赤城神社夫婦失踪事件について紹介してきましたが、この事件には様々な憶測があります。
法子さんが失踪するには何か必ず原因があるはずですし、巷でささやかれている失踪の噂についてここでは紹介していきたいと思います。
当時ゴールデンウィーク中で人が多かったにもかかわらず、忽然と一人だけ姿を消すなんてことが可能だったでしょうか?
そんなこともあり、不可解な事件として数多くのメディアでも取り上げられました。
そして、一つの噂がたちました。
それが「駆け落ち説」だったのです。
悲鳴が聞こえなかったことや遺留品が無い、そして向かう場所が違ったことから駆け落ちではないかと言われていたのです。
しかし、わざわざ赤城神社で駆け落ちをする必要があったのかについては未だに疑問が残されています。
それに、駆け落ちなら他の車に乗る瞬間や歩いてどこかに行く瞬間が防犯カメラに映っていてもおかしくはないのです。
事故説が語られていますが、神社までの参道は整備されており、普通に歩くことができるのです。
そのため、事故にあったことは考えづらいです。
それに、多くの人が訪れているのに法子さんが事故にあったところを目撃していないのはおかしいですね。
このような観点から考えて事故説は可能性が低いと考えられます。
不可解な点が多いため本当に神隠しが起きたのではないかという噂が流れているのです。
今の時代神隠しは科学的にあり得ないと思いますが、このような不可解な事件が起きているのは本当の話なのです。
そのため、もしかしたら本当に神隠しが起きたとでもいうのでしょうか。
いかがだったでしょうか?
これが赤城神社夫婦失踪事件です。
この後、家族は大量のビラを配ったり、他の人の協力を得て調査を続けましたが未だに発見に至ってないのです。
死亡説が濃厚になっていますが、必ず帰ってくれることを信じて家族は法子さんの帰りを待ち望んでいます。