新型コロナウイルスが変異している?!ワクチンは難しい?!

もう耳にタコができるほど2020年は「新型コロナウイルス」という言葉を使いました。

2020年は新型コロナですべてが変わった年。今までの当たり前が当たり前ではなくなり、ウイルスという見えない敵と戦う毎日でした。

流行が始まってすぐの頃は、新型コロナウイルスは未知のウイルスと呼ばれており、わからないから怖い…という部分があったように思います。

ただ、世界中の医療関係者や研究者の努力のおかげで新型コロナウイルスのことも少しずつ解ってきています。

そんな中で、今、最も期待されるのは「ワクチン」です。ワクチンがあれば新型コロナウイルスに勝てる!そう言われており、ワクチン開発は前例にないほどの急ピッチで進められています。

ただ、この新型コロナウイルスのワクチンに関してあまり好ましくないニュースがあるんです。

新型コロナウイルスの変異はワクチンの効果を失わせる?!

新型コロナウイルスのワクチン開発が進められていますが、デンマークの首相が

フレデリクセン首相は記者会見で、現状を「大変深刻だ」と表現。政府の報告書を引用し、変異種は人体の抗体をつくる力を弱め、現在開発が進められている新型ウイルスのワクチンの効果を失わせることがわかったと述べた。

引用:デンマーク、ミンク1700万匹を殺処分へ 新型ウイルスの変異種発見で – BBCニュース

 

と発言したのです。

ウイルスが変異すること、そして新型コロナウイルスも変異しているわけですが、亜種の場合にはワクチンの効果が薄くなるかなくなってしまうかもしれない

というんです。

もちろん、この発言はあくまでもひとつの可能性ですから、有効なワクチンが「絶対にできないと決まった訳ではない」のですが、ワクチンに期待している者からすればあまり嬉しくないニュースです。

ミンクから人に新型コロナが感染した?

デンマークでは、ミンクから人に新型コロナウイルスが感染した例があり、ミンク牧場での感染が確認されました。

デンマークでは新型コロナの感染が拡大しており、ミンクから人への感染を防ぐためにミンクをすべて殺処分するそう。スペインでもミンクを殺処分するそうです。

この殺処分という言葉…あまり好きではありませんが、ここでは仕方なくこの言葉を使うことにしました。

ペットは大丈夫!

新型コロナウイルスには動物も感染するわけですが、ペットがリスクになることはないと獣医学協会が発表しています。

これまで、ペットの犬や猫から人に新型コロナウイルスが感染したケースはありません。

コロナが怖いからと言って、ペットの猫や犬にその矛先を向ける必要はありません。

人に感染した例がない犬や猫と人に感染しているミンクとは全く別なので、混同しないように注意しましょう。

また、コロナ渦でペットを買って、育てられなくなって捨てる…そんなとんでもない悪行をやらかす人もいるそうですが、それは犯罪です。こうした人の本性が露わになることも、新型コロナの怖さかもしれませんね。

まとめ

新型コロナウイルスが再び猛威をふるう中で、デンマークとスペインでは人への感染例が確認されたとしてミンクを殺処分する対応をしています。

また、デンマークの首相は新型コロナウイルスのワクチンの効果について「失わせるかもしれない」と発言しており、新型コロナウイルスのワクチンがどの程度、有効なのかについてはまだ「絶対に大丈夫」とは言えない状況です。

冬になり、湿度と気温が低下すると感染リスクが高くなるとも言われていますので、一刻も早い有効なワクチンの開発が望まれるところです。

 

参考資料:デンマーク、ミンク1700万匹を殺処分へ 新型ウイルスの変異種発見で – BBCニュース

英、デンマークからの入国禁止 ミンクから人にコロナ感染した変異種発生で -  Yahoo!ニュース

Miiko

ライター歴約10年 法学系院卒 得意記事は、歴史・スピリチュアル・法律等々 福岡の隅っこでコーヒー片手に執筆中