今回紹介する意味が分かると怖い話は「ママの正体」という話です。
この話を簡単に説明すると、いつも一緒に生活していた母親は実の母親ではなかったという話です。
今回の記事では、この「ママの正体」について解説付きで詳しく説明していきたいと思います。
もし、意味が分かると怖い話に興味のある方は是非最後まで読んでみてください。
母親:「ママ、今から帰るからね」
娘:「うん、わかったー」
母親:「ちゃんとお留守番してた?」
娘:「うんー」
母親:「ケーキ買って帰るからね」
娘:「うんー、あ、誰かきたー」
母親:「宅急便屋さん?」
娘:「待っててー」
母親:「行かなくていい!」
娘:「おまわりさんだったー」
母親:「開けちゃダメ!」
娘:「もうここにいるよー」
10年後、母とはまだ会えていない。
私から母を奪ったこいつらを、私は許さない
結論から言うと母親だと思っていたのは、実は母親ではなく誘拐犯だったのです。
このやり取りはおそらく電話越しで行われていて、誘拐犯が外に出ている状態を見計らい警察が突入しこの娘を保護したのでしょう。
しかし、最後の文章に注目してほしいのですが、娘はいまだに誘拐犯のことを母親だと信じて込んでいます。
これには、深い心の傷と未だに現実を受け入れられていないということが見受けられますね。
ストックホルム症候群とは?
誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者についての臨床において、被害者が生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築くこと。
引用元:Wikipedia
犯人と人質が閉鎖空間の中で長時間にわたり非日常的な体験を共有しあうことで、犯人と人質の間に信頼や愛情が生じる現象です。
おそらく、この物語の誘拐犯(母親)と娘の間にはこのストックホルム症候群が発生していたと考えられます。
1973年ストックホルムにおいて銀行強盗人質立てこもり事件が発生しました。
この事件が「ストックホルム症候群」という言葉を生むきっかけになったのです。
犯人はサブマシンガンを持ち4人を人質に立てこもり監禁しました。
常識的に考えると人質たちは何が何でも助けてほしいと願うと思います。
しかし、この際事件の人質達はそれとは真逆の考えをしていたのです。
人質は犯人に共感し犯人が寝ている間は人質たちが警察に対して銃を向けるといった行動をとったのです。
それだけではなく、犯人の逮捕後には人質たちが犯人をかばうような供述をしたのです。
リマ症候群とは、ストックホルム症候群とは真逆で犯人が人質たちに特別な感情を抱いたり親近感を抱くようになったりすることです。
このリマ症候群もストックホルム症候群同様とある事件がこの名前に由来しています。
それがペルーのリマで起こった人質事件です。
1966年、在ペルー日本大使公邸をテロリストたちが占拠します。
しかし、時間がたつにつれ犯人たちと人質たちの間に絆が築かれ始めたのです。
その後驚くべきことに犯人は人質に全く危害を加えていない状態で解放を始めたのです。
いかがだったでしょうか?
前半は意味が分かると怖い話の紹介と解説、後半は犯罪心理学の目線で見ていきました。
娘は母親が逮捕された後も自身の母親だと信じ込んでいましたね。
それには、現実を受け入れることのできない心理と後半紹介した「ストックホルム症候群」「リマ症候群」を患っていたのかもしれません。
実は、後半に紹介した心理は洗脳の手法としても使用されることがあるそうなので、軟禁でのセミナーや物販などに参加する時は気を付けてくださいね。
それは、もしかしたら人間の弱い所に付け込んだ詐欺かもしれません。