突然ですが・・・今年も恵方巻きを食べましたか?
恵方巻きとは、その年の恵方を向いて海苔巻きを一本食べるという風習です。恵方巻きの時期にはスーパーやコンビニでいろんな恵方巻きが売られていて「どれにしよう」と迷ってしまいますよね。
普段は食べられないようなちょっと豪華な恵方巻きを食べるのが楽しみ!という方もいらっしゃると思います。
日本ではこの10年くらいで一気に定着した恵方巻き文化。今や、平和で楽しい2月のイベントになった恵方巻きですが、その起源をご存じですか?
もちろん、いろんな説があるのですが、実は恵方巻き・・・ちょっと・・・・いやかなりエロティックな起源があるんです。
恵方巻きは切ってはだめ・・・だまって食べる・・・というのはみなさんもご存じでしょう。
もちろん、ラフなイベントとして捉えている方は「そんなの気にしないで切って美味しく食べる」という方もいらっしゃることでしょう。もちろんそれもあり。食べ物だから、美味しく楽しく食べられればそれが正義!です。
ただ、どうして切らないで食べるんだと思いますか?太巻きはかなりの量だし大きいし食べにくいですよね。
それは・・・恵方巻きの起源が遊女だからなんです。
花街の遊女の方が、海苔巻きを男性のシンボルに見立てて、一本まるごと食べていたを見た海苔屋さんが思いついたのが恵方巻きだった・・・というんです。
つまり、そのここではとてもかけないような、セクシーな行為だったというわけです。そりゃ、男性のシンボルに見立てて食べていたなら切ったら意味がありませんよね・・・汗
参考資料:恵方巻きの由来は下ネタなの?恵方巻きの始まりや江戸時代説も調べてみた
まさかの「遊女のそれだったかもしれない」という恵方巻きですが「せっかくの海苔巻きがまずくなりそうだ」と思う方もいらっしゃることでしょう。
安心してください(笑)もちろん他の説もあります。
恵方巻きの起源には諸説あって、大手コンビニエンスストアチェーン店が「縁起がいい風習」企画したことで広まったとか、戦後武将が節分に恵方巻きを食べて戦に勝利したという説もあります。
ただ、遊女の説ももちろんあるわけです・・・(汗)
今では子供からお年寄りまでにひろく定着した恵方巻き文化ですが、起源を調べてみるとちょっと面白いですよね。
まぁ、恵方巻きに罪はありませんから、季節のイベントとして美味しく楽しく食べられればそれでいいんだと思います。
いつの間にか定着した恵方巻き文化ですが、もともとは大阪から始まったと言われています。ただし、もともと節分に食べられていたのは、太巻きではなくもともとはちらし寿司だったとい説もありますし、どこからどうやって今のように広まったのかは解っていません。
考えれば考えるほど不思議な文化の恵方巻きですが、太巻きを売りたい!というひとつのビジネスモデルだったのは間違いなさそうです。
今では、海苔巻きだけでなくケーキを恵方巻きの見立てた恵方ロールもありますし、何でもありの様相を呈している恵方巻き。
ケーキやお菓子ともなれば、すでに海苔巻きでもありませんが、楽しければなんでもアリなのかもしれません。笑う門には福来たるといいますし、どんなものでも作法がちょっと違っても「楽しければいい」と割り切って楽しむのが一番かもしれません。
参考資料:Wikipedia 恵方巻き