広島の心霊スポット南原トンネルの正式名称は南原隧道といいます。
紅葉で有名な南原峡渓谷へ行く広島県道253号にあるトンネルで、南原ダムまで通じています。
広島県の心霊スポットとして名高い南原トンネルには、いくつか典型的ともいえる心霊スポットネタがあります。
以下、広島県心霊スポットでググった場合の主だった霊を挙げていきます。
▼本当の恐怖動画はこちら▼
広島県の心霊スポット「南原トンネル」の奥には南原ダムがあり、同じく広島県の心霊スポット「明神トンネル」の奥には明神ダムがあります。
「明神トンネル」は三つ連なっており、こちらの方が、より深刻な心霊スポットらしいのです。
上のまとめた噂話も、元々は「明神トンネル」から変化したものです。トンネルを一つまた一つと潜り、奥へ奥へと進むにつれ、霊の濃度は濃くなっていきます。最後の出口まで出てしまうと、近日中に死んでしまうというのが、広島県下では鉄板ネタなんだとか。
ある心霊スポットブログの注意書きによると、心霊スポットとして有名になってしまったがために、明神三連トンネルへの道は封鎖され、関係者以外立ち入り禁止となった。としています。
柵を乗り越えなれば行けませんが、広島県下に電気を配る中国電力の土地であり、警報装置が作動する旨が書かれた看板があるので、辞めておいた方が身のためともありました。
「南原トンネル」は南原ダムとキャンプ場へ行く途中にあり、キャンプ場から先へは車ではいけません。
その奥に「明神トンネル」があり明神ダムへと繋がっていますが、キャンプ場からは徒歩を余儀なくされます。結構な山道を行かなければ、大元の「明神トンネル」までたどり着けないのです。
そのせいか分かりませんが、いつの間にか、お手軽な「南原トンネル」が広島県有数の心霊スポットとして脚光を浴びることになってしまいました。
実はこの「明神トンネル」、昔は第一、第二、第三と誰でも通れました。
しかし、心霊スポットとして広島県下で有名になってしまい、内外問わず人が来て賑わってしまったのが災いしました。
上記したように「明神トンネル」の先にはダムしかありません。来た道を帰るしかないのが定めです。
暴走族がやって来てはたむろし、帰っていきます。
週末、夏休みともなれば、毎日毎夜のお祭り騒ぎ。地元民は騒音に悩まされました。
怒りの矛先は電力会社へ向けられ、あえなく閉鎖と成りました。
しかし、一つだけいえる事があります。
それは閉鎖された入口の金属柵の先端は槍状に尖っており、跨ぐのに失敗すると、死ななくても怪我はするということです。
それを決行した人のブログがありました。何やらダムの風光明媚について感慨にふけっていましたが、もちろん違法行為です。
以下は、広島県「明神トンネル」にまつわる、かつての噂をまとめてみました。蛮勇を持ってトンネルを、ずんずん進んで行くと、いったい、その心霊スポットでは何が待っているのか?
トンネルを抜けると、そこはダム。何もありません。後は引き返すだけです。「明神トンネル」通称「明神三連トンネル」を全て通った人は必ず事故に合い死ぬといいます。多くの人が、そのような話を共有していると、もっぱらの噂なのです。
同じ広島でも事故が多発する心霊スポットとして知られてるのが「己斐峠」です。お参りすると「死ねばよかったのに」と言われるんだとか・・・
――心霊スポット体験談サイト、広島県心霊スポットへのコメントから――
今から10年ほど前になります。当時、広島県県下において大学生だった私は、友人ら3人と肝試しに行くことになりました。広島県の心霊スポットとして名高い南原峡トンネルまでの道のりは人気がなく、宵闇に呑まれるよう先へ進むと、ヘッドライトの先にトンネルが浮かび上がりました。
使われなくなったトンネルらしく、入口には心霊スポットにふさわしい赤いコーンが置かれていました。私たちはそれを横にどけ、入口ギリギリまで車を入れました。そこで車を停め、中に足を踏み入れました。
ライトはつけたままでしたが、光が届く範囲は20メートルが限界。全長の約1分の10ほどにすぎませんでした。光の届くうちは、みんな余裕しゃくしゃくでしたが、前後不覚な漆黒へ突入した途端、背中から恐怖が這い上がりました。
いえ、全身恐怖の塊になった、が正解です。みんな黙り込むと耳鳴りがして、今まで聞こえなかった人の話し声のようなものが聞こえてきました。空耳なのか、一人や二人のヒソヒソ声ではなく、何十人もいるような騒(ざわ)めきでした。
空気中に気配が充満しているみたいで、恐怖のあまり戻しそうになりました。
「もう無理だ。入口まで戻ろう!」
暗闇の中、他の3人に呼びかけましたが、
「とりあえず出口まで行こう!」
と逆に促され、しかたなく私は、みんなと手を繋ぎ出口へ急ぎました。
出口を出たすぐ脇には、トイレほどの小屋がありました。友人が中を見に行くと「ヤバいから、これは見ない方が良い」と言って出て来ました。何があったんだ? と尋ねると、お婆さんの写真が何枚も落ちていたと答えました。
祈るような気持ちで、来た道を引き返したのだけは覚えています。友人の誰かに手を引いてもらって、何とか入口まで戻りました。後は、それぞれ帰路へ着きました。
しかし、本当の恐怖はここからでした。家に着いたのは夜中3時頃だったと思します。当時、私はマンションの一人暮らしでした。並んだエレベーターが2つあって、一方のボタンを押しました。あいまいな記憶ではありません。片方だけ押したんです。でも、開いたの押してない別の扉。
私はそこに住んでいたんです。そういう仕様ではありませんでした。ボタンを押した方しか動かないはずなのです。エレベーターは反対側が開きました。一瞬固まりましたが、機械の誤作動か自分の勘違いと思い乗り込みました。
なだれ込むよう部屋へ入るや、テレビのスイッチを点けました。無音は耐え難く、誰かの声が必要でした。安心したのも束の間、心のよすがが切れました。画面がいきなり砂嵐になったのです。
チャンネルを合わせていたのは深夜の通販番組でした。なんでもよかったのです、人の声さえ聞こえたら。とにかくリモコンをチャカチャカしましたが、広島県のローカルすら映りません。配線が外れたか、アンテナがズレたかと、テレビの後ろに回り、ヴェランダへ出ました。箱本体のボタンも押してみました。
調子が戻っても、すぐに砂嵐に逆戻り。何度やっても同じでした。不安とイライラに塗(まみ)れ、故障の原因と明日の対処法を考えながら布団をかぶりました。霊たちが心霊スポットから引っ越して、自分の部屋が彼らの棲み処になってしまったようでした。
まったく、安易に心霊スポットなんて行くもんじゃありませんね。後悔しています。
――とここで、尻切れトンボに話は終わっていました。
広島県の南原峡行ってきたのですが、何も起きなかったです
昔、同級生とレンタカーを借りて広島県の明神トンネルへ行きました。トンネルに入り真ん中辺で、ふざけてエンジンを切りました。ライトも切り真っ暗にしました。
――で、エンジンをかけようとしたら、かからない。何度やってもエンジンがかからないのです。
トンネル内の気流かも知れませんが、変な耳鳴りみたいな音が聞こえてきました。窓を閉め、ライトをハイビームにして半泣きでセルを回し続けたら、やっとエンジンがかかりました。バッテリーが上がんなくて、ホントよかっです。
即行帰りました。ハイ、2度と行きません (笑)。
広島県の南原に住んでいる者です。明神三連トンネルですが、地元では心霊スポットとして言われるような話は、一切聞いたことがありません。唯一、心霊スポットなりえる根拠があるのは、むしろ誰でも通れる南原トンネルです。50年前、工事中に労災の事故で亡くなられた方がいました。
トンネル以外だと、キャンプ場のトイレで女性が焼身自殺した事件がありました。これも40年以上前の話です。それに関連した幽霊話なら、確かに聞いたことがあります。
明神の3つのトンネルに限って言えば、工事で亡くなった人はいないし、遡っても、目立った事件事故は起きていないようです。いたって平穏です。ちなみに、もうずいぶん前から3連トンネルは封鎖されていて、監視カメラが設置されていると聞いています。
ネットでは、3連トンネルは心霊スポットとして有名になってしまいましたが、はたしてどれだけの人が現場まで足を向け、不法侵入のリスクを冒してまで書き込んだのか疑問です。それを実演したら、私は違法行為をしましたと宣伝しているようなものですから。
思うに、殆どの方が、面白おかしい作り話をしているだけではないでしょうか。