オカルトオンラインでは過去にもいろいろと宇宙に関するちょっとゾクッとする話しをご紹介してきました。宇宙のスケールの大きさがとんでもない【想像を絶する規模!宇宙にある星の数は”地球にある砂粒の数”より多い】や太陽を遙かに凌駕するハイパー恒星の【太陽1年分をたった4秒で?!】最強の恒星!最強の恒星R136a1のスケールがヤバイ】などなど、考えても仕方ないけどでもちょっと面白い話題もありました。
よく他の恒星と比較される我らが太陽・・・R136a1のような質量が重い恒星やベテルギウスやたて座uy星のような巨大な恒星と比べたらコンパクトにも思える太陽・・・。ですが、太陽も私たちからすれば恐ろしいほどのエネルギーを放出しているんです。
太陽の半径は70万キロメートル。これは、地球の109倍のサイズです。
太陽系のすべての天体の質量の99パーセント以上が太陽!のこりの惑星や彗星、小惑星などとは比較にならない大きさとエネルギーを持っている恒星です。
太陽は自らエネルギーを放つ恒星・・・核融合反応で作られたエネルギーを放出して太陽系を構成しています。私たちはこの太陽の恩恵を受けて生きているわけで、太陽がなければ地球は極寒の地ですし、太陽風のバリアで守られているから地球は今の状態で存続しています。
まさに地球を守っているお天道様!というわけです。
ちなみに地球がメロンのサイズだったら、太陽は1.5キロ先にある気球のサイズだそう。想像を超えたエネルギーを放出しているのです。
私たちを温めてくれる太陽ですが、温度はどのくらいかご存じでしょうか?
夏に「ちょっと暑いよ」ってなるほどの暖かさを届けてくれる太陽ですが、中心温度が激やばだって知ってました?
太陽から地球までの距離は1億4960万キロメートルでこれは光の速さで8分ちょっとの距離です。これだけ離れていてやっと地球は私たちにとってちょうど良い温度・・・。
つまり、太陽はめちゃくちゃ熱いんです。
これほど離れているのに地球には太陽の暖かさが届きますし、紫外線で肌も焼ける!太陽はどのくらいの温度なのでしょうか。
太陽の表面の温度はおよそ6000℃。観測したときに黒くみえる黒点は4000℃程度です。これでも十分熱いんですが、太陽で最も熱い場所は表面ではありません。
太陽の大気に当たるコロナは100万℃!表面の温度よりずっとコロナの方が温度が高いんです。
コロナは、太陽の半径の約10倍のエリアに広がっているガス・・・コロナウイルスのコロナも太陽のコロナに由来しているといいます。
100万℃のコロナに包まれている太陽ですが、中心温度は1500万度!
これは、もし地球上に1500万℃のものを持ってきたとしたらその半径1600キロメートルにいる人がみんな死んでしまうほどの強烈な熱です。
ちょっと太陽がくしゃみをして、太陽フレアが起こっただけでも運が悪ければ私たち人間が何百年もかけて作ってきた文明がすべて崩壊してしまう可能性もある。
そのくらい太陽のエネルギー放出量はものすごいということです。
今回は我らが太陽系のボス、太陽にフォーカスしてみましたがいかがでしたか?
よく他の天体を比較される太陽・・・スケールの大きな恒星や宇宙のサイズを考えると太陽がたいしたことがないように思えますが、太陽のエネルギーと中心温度はとんでもなくヤバイ!
太陽がちょっといつもと違う活動をしただけで、私たちが作り上げた文明が崩壊し、もっと運が悪ければ地球上の生物は死滅してしまうかもしれません。
比較対象になってばかりの太陽ですが、さすがは太陽系のボスというだけあってとんでもないエネルギーを持った恒星なんです。
参考資料:宇宙ヤバイch.データベース
ダ・ヴィンチニュース 地球がメロンの大きさだったら…? 科学の世界のスケール感を知ろう