地球はいつかほぼ確実に人類が住むことができない惑星になると言われています。環境破壊や戦争といった要素ももちろんそうですが、太陽が寿命を迎える前に膨張して地球の表面温度があがり今、地球に住んでいる生物は生息できなくなる日が来てしまいます。
もちろん、何十億年も先の話ですがほぼ確実にそうなる・・・ということは、人類が滅亡せずに命をつないでいくためには「他の惑星への移住」が不可欠。
ということになりますが、地球の太陽からの距離や大きさ、月という衛星があることなどの環境はとってもレア!なかなか地球と同じような環境の惑星は見つかりません。もし、地球と似たような惑星があったら移住できるかもしれないし、その惑星には宇宙人があるかもしれない・・・。
と、夢がある話しになっていくわけですが、つい先日、地球とほぼ同サイズの惑星が発見されたんです。
サイズが地球の1.06倍・・・まぁ、ほぼ地球サイズの惑星の名前はケプラー1649cといいます。
ケプラー1649cはサイズが地球と似ていて、そして、表面温度も地球と似ていると考えられています。ケプラー1649cの表面温度なら、水が液体で存在できるそうで、ケプラー1649cには水があるかもしれないんです。
水があれば、もしかしたら移住できるかもしれないし、しかしたらその水の中に生き物があるかもしれない!
と想像が膨らみます。
ケプラー1649cはも自分で燃えてエネルギー放出をしている恒星の回りを公転している惑星です。ケプラー1649cの主星・・・地球で言えば太陽ですね。は、赤色矮星という星で我らが太陽より質量が小さく、エネルギー放出量も控えめです。
ケプラー1649cは、この主星の回りを19.5日で公転している・・・つまり、ケプラー1649cの1年は19.5日ということになります。1年めちゃくちゃ早いですよね 笑
ケプラー1649cはこの主星からの距離が水が液体で存在できるちょうどいい位置、いわゆるハビタブルゾーンにあります。サイズが地球と似ている惑星はあっても、ハビタブルゾーンにあるのはなかなかにレア!しかも温度が地球と似ているという条件をクリアーしている惑星は今までありませんでした。
プロキシマケンタウリも地球と似ていると言われていますが、恒星からの距離が近すぎて人類が住むことはできないと考えられています。はたして、ケプラー1649はどうなのでしょうか。
宇宙人がいるかもしれない!生き物がいるかもしれない!移住できる可能性がある!
といろいろな期待を持たせてくれるケプラー1649cですが、問題なのはその距離です。ケプラー1649cまでの距離は300光年。
つまり光の速さで地球を出発しても到着は300年後ということになります。人類は光の速さでは移動できませんし、もしそんな夢ののりものがあったとしても300年の距離はこれは無理なやつ・・・。
しかもケプラー1649cの大気の存在は未確認です。時間をかけてたどり着いても、大気がない可能性もあります。300光年といえば、宇宙のスケールがすればすぐそこですが私たち人間のスケールでいえば、絶対に行けない距離です。
おとなりのプロキシマケンタウリまでが4.2光年ですが、プロキシマケンタウリにすら人類はたどりつけないどころか探査機を飛ばすことらできていないのです。
地球そっくりの惑星が見つかった!とネットニュースで話題になったのが、ケプラー1649cという惑星です。
ハビタブルゾーンにあるこの惑星は、地球そっくりでサイズは地球の1.06倍、温度も地球と似ているのではないかと言われています。移住できるかも?とか生命体があるかもしれない!とワクワクさせてくれる惑星であることは間違いありません。ですが、距離は300光年・・・人類がが行ったり探査機を飛ばせる範囲を遙かに超えています。
また、大気があるかも解らない・・・。ただ、広大な宇宙の中での300光年はほんのわずかな距離。この中に地球そっくりの惑星があるのですから、どこかに生命が存在している星があるのかもしれません。
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