博物館で心霊体験・・・美術館や博物館には”出る”のか

美術館や博物館に行ったことがありますか?

美術品や歴史的な宝物が好きで、自分で足を運ぶという人もいらっしゃるでしょうし、今はあまり興味がないけど、子供のころに行ったことがあるという方も・・・。

日本には、美術館が1,064館、博物館が約9500館あります。美術館は人口10万人あたり6.3倍になります。

美術館も博物館も、あまり行く機会がなくても意外と身近にある・・・。学術的な空気が漂う場所ですが、美術館や博物館で心霊体験をした・・・という話があるんです。

博物館で心霊体験?!

これは実話・・・昔、学芸員をしていた時の話を知人が語ってくれました。

今から10年くらい前のことです。

当時の私は博物館で学芸員をしていました。もともと歴史や考古学が好きだったので、私は大学で学芸員の資格をとって就職。

地方の小さな博物館でした。

博物館での仕事はいろいろなのですが、あるとき歴史的にも価値があるという刀と茶碗が展示されることになりました。

搬入された時になんとなく違和感を覚えて・・・ですが、たまたまだろうと気にしていませんでした。ところが、その日の夕方、私の後輩の子が急に「頭が痛い」と言い出したんです。

元気な感じの子だったのですが、頭痛が治らないということで早退。そして、別の職員も急に吐き気がする言って早退。

私たちは残されたスタッフで展示の準備を進めました。

なんとかその日の作業をこなしてロッカールームに戻ったとき、急につけていないラジオがなり始めて・・・この段階でなんとなくですが、みんな「いつもと何かが違う」ことに気づいていました。

そそくさと帰る支度をして駐車場に行くと、私の車のエンジンがかからない。一週間前にディーラーで車検をしたばかりだったのに・・・。そして、別の職員のバイクもエンジントラブル。

この時、その場にいた全員が「これはヤバい」と確信しました。

結局、その日は他の職員に送ってもらい自宅に帰りました。するとと、帰宅した私を見た母が「ちょっと!あんたその靴!」と・・・ふと足下を見てみると泥まみれなんです。

もちろん、泥まみれになるようところは歩いていないし、雨も降っていなかったのに。

慌てて、近所の神社に行ってお参りしましたが、ぞわぞわしてその日は眠れませんでした。

翌日、展示された刀と茶碗を見ていると、背筋を冷たい何かでなでられたような感覚に陥り・・・そのまま貧血のような症状になって倒れてしまいました。

その日は早退して神社でお祓いをして貰いました。

後で調べてみたところ、その刀にも茶碗も曰く付き・・・もちろん、文化財としては貴重なんですが「早く展示期間が終われば良いのに」と思っていました。

展示期間の間、ずっとラップ音やら勝手に電化製品がついたり、体調不良になったりとしつつなんとかその期間が終わり・・・刀と茶碗が搬出されたはらピタッとすべての現状が止まりました。

 

搬出されたら、心霊現象がピタッと止まったということは・・・やはりのその刀と茶碗に何かがあったのかもしれませんね。

 

美術品や文化財には何かがある?

博物館での心霊体験ですが、展示されているものは古い物・・・、歴史的に価値があるというだけでなく、今までの間に「どんな人の念がついているか解らない」ものでもあります。

もちろん、みんなから大切にされてきたからこそ、今、この世に残っているのですが、古い美術品や文化財を見たときに「あ、何かある」と感じる霊能力者の方は少なくないともいいます。

たくさんの美術品や文化財が収蔵されている美術館や博物館ですから、敏感な人だとそれを感じ取ってしまうこともあるでしょう。

美術館や博物館は長い歴史を感じられる、とても楽しい場所ですが「あれ?おかしい」と思った時にはお祓いをするとか、最初からお守りを持っておく方がいいかもしれません。

参考資料:都道府県別美術館数 – とどラン

県別博物館数集計

 

Miiko

ライター歴約10年 法学系院卒 得意記事は、歴史・スピリチュアル・法律等々 福岡の隅っこでコーヒー片手に執筆中