半端ないレベルの噴火!スーパープルームが怖い!

自然災害と聞くとどんなものを連想しますか?

地震や台風、豪雨や竜巻にならんで火山国に住む私たちが忘れてはいけない災害のひとつが「噴火」です。御嶽山の噴火や雲仙の噴火ではたくさんの人がなくなりました。

でも…噴火は火山の近くに行ったり住んだりしなければ大丈夫!と思ってしまいますよね。

確かに火山の近くに行かなければ噴火の被害に遭う可能性は低くなります。

でもね…実は火山ではない場所で噴火が起こる可能性は0じゃないんです。

公開日:2019年10月31日 更新日:2020年2月28日

地球の内側から溶岩が噴き出す!スーパープルームの規模が桁違いすぎる

スーパープルームって聞いたことありますか?実はこれ、噴火のレベルマックスといっても言い現象のことなんです。

スーパープルームは別名をスーパーテクトニクスといいます。

なんだかデジタルな名前ですがデジタルなものではなくて恐ろしい自然現象のこと…スーパープルームとは、地中深くのマントルに向かってプレートが沈み込んだ反動でマグマがおされて地上に噴き出てくるというものです。

火山の噴火が地下のマグマだまりから様々な要因でマグマや蒸気が噴き出すのに対してスーパープルームはマントル…地球の内部から直接マグマが噴き出てくるというもの…もちろんスーパープルームも噴火ひとつではあるものの、火山の噴火とはレベルが違うんです。

地球の内部の上昇流でマグマが噴き出すわけですから、火山ではないところからもマグマが吹き出します。

つまり地表のあちらこちらで突如としてマグマが噴き出すことになります。

スーパープルームで地上の9割の生命体が死滅したこともある

恐ろしいレベルの噴火、スーパープルームですがシベリアトラップと呼ばれる噴火がこれに当たるとされています。

このシベリアトラップは2億5千年万前のこと…超大陸という地球上のすべての大陸がひとつにくっついていた超大陸があった時代に起こったそうです。

噴火口のサイズは1000キロ!地面には亀裂が入り、そこから恐ろしい量の溶岩がどんどん地上に噴き出したんだそう。

この噴火で地上の9割の生命体が死滅し、生き残ったわずかな動植物がそこからまた進化を始めていきました。

もちろん、人類が誕生した後にこのスーパープルームは起こっていません。

ある節によるとスーパープルームは「超大陸」つまり、地球上のすべての大陸がひとつになっているときに起こるとは言われていますが、今の地球にスーパープルームの痕跡はあるものの、スーパープルームを観測した人はいませんし、当然データもありません。

つまり、実際のところ「起こるか起こらないか解らない」というのが正しい答えです。

小笠原近海の深発地震のときに「スーパープルームか?」と騒ぎになっていた

 2015年5月に小笠原諸島西方沖でマグニチュード(M)8.1の巨大地震が起こったことを覚えていますか?

震度は小さかったものの、日本中が揺れたこの大きな地震は震源の深さが680キロとかなり深いところで観測された深発地震でした。

通常の地震は地震のメカニズムにもよりますが、10キロから30キロくらい…深いものでも70から80キロ程度ですから、この地震の震源の深さが「異常」でした。

深発地震はときどき観測されるものですが、この時の地震は規模が大きかったこともあって、一部のネットユーザーや知識がある人たちの間では「スーパープルームか?」との声があったんです。

ネットにあったある書き込みでは「もしこれがスーパープルームだったら、ヤバい」「可能性はある」というものもあったほどです。

スーパープルームの前にはマントルの対流やマントルへ向かってプレートが落ちる現象があるとされていますから、震源が深く規模が大きな地震は、その前兆の可能性があったんです。このときの地震はスーパープルームの前兆ではなかったわけですが、もしスーパープルームだったら私たちのほとんどが今頃、生きていなかったかもしれません。

地震に慣れてしまっている日本人はどうしてもマグニチュードより震度で地震の規模をとらえがち…ですが、震度は地震の揺れがどのくらい地上に影響したかというひとつの目安みたいなものです。それに対してマグニチュードは地震そのものの規模を示しています。例えば、阪神大震災も震度は7、あの東日本大震災も震度は7でしたが、マグニチュードは大きく異なります。

つまり、地震の大きさは全く違っていたということです。

小笠原西方沖の地震のマグニチュードは8.1…これは、かなりの巨大地震だったんです。

しかも680キロという深さは世界最深…じつはあの地震ってすごくヤバい地震だったんです。

スーパープルームは起こるのか?前兆はほかにもあるの?

地球の9割の生命体を死滅させるほどの偉力があるスーパープルームですが、前兆があるのか…そもそも今の地球でそれが起こるのかは解らないんです。

地震や小規模噴火があるかもしれないし、まったく前兆なしにいきなり地面が割れてマグマが噴き出してくるかもしれない…。

おこるかどうかも解らないわけですが、ひとつだけ解ること…それはスーパープルームがひとたび起これば人類は滅亡してしまう可能性が高いと言うことです。

噴火は火山に行かなければ大丈夫!というのは間違いではありませんが、スーパープルームレベルの噴火になるともう、どこにいるかが問題ではなくなってしまいます。

まとめ

地球上で最もヤバいレベルの噴火スーパープルーム…シベリアトラップと呼ばれるスーパープルームの痕跡も地球には残されています。

私たちの常識の範疇を超えた巨大噴火…もし、この噴火が起こったら地球上の生命体のほとんどが命を落としてしまいます。

Miiko

ライター歴約10年 法学系院卒 得意記事は、歴史・スピリチュアル・法律等々 福岡の隅っこでコーヒー片手に執筆中