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医療崩壊の恐怖・・・新型コロナの変異株で入院ではない?!外飲みのリスクとは

新型コロナウイルスの変異株の感染拡大が止まりません・・・。大阪では連日1000人を超える感染者が確認されており、東京でも4月29日に1000人を超える新規陽性者。そして、まん延防止等重点措置も緊急事態も出されていない福岡県でも4月28日に過去最多となる440人の新規陽性者が確認されました。

今まで通り、マスクや手洗い、消毒をしているのに増えてしまうのは変異株の感染力の強さが原因と言われています。

インドで見つかった二重変異株もすでに国内で市中感染している可能性が指摘されています。

そんな中で、今、問題になっているのが大阪の病床使用率です。医療崩壊が現実味を帯びている今、もし、医療が崩壊してしまったらどうなるのかを少し考えて見ましょう。

大阪ではすでに重傷病床が逼迫!入院できない人もいる

大阪の病床使用率は4月29日時点で、患者受入重症病床使用率が141.1%とすでにオーバーしてしまっている状態です。

患者受入軽症中等症病床使用率も80.4%とかなり逼迫しています。重傷病床が逼迫すると、重傷病床ではない病床で重傷の方を受け入れてケアをすることになりますので、その分の人員や機材が必要になります。

すでに大阪では重傷病床は足りていない状態。にも関わらず、感染者が減らないという現状としても厳しいものがあるようです。隣接する兵庫県でも完全者が増えており、まん延防止等重点措置から2週間を経過しても、感染者が減る気配があまり感じられません。

大阪府知事は、連日のテレビ出演で「変異株の感染力は強い」「重傷化しやすい」「重傷になる速度が早い」と話しています。時短をしていても感染が広がり続ける変異株の感染力は恐ろしいものです。

すでに大阪ではこんなことも起っています。

「ホテルに行っても、看護師さんはいらっしゃいますけど『何の処置もできないので、自分で解熱剤を持っていってください』『肺炎起こしてると思うけど、入院はすぐには多分できないから何とか耐えといてください』と」

引用:
肺炎でも入院できず…『夫が死んでしまうかも』|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト

肺炎になっているだろうけど、入院できない・・・。こんなことがすでに起っているのです。

医療崩壊するとどうなる?

新型コロナウイルスの感染拡大が続くと医療崩壊が起るとよく耳にします。医療が崩壊してしまうと、仮に自分が感染していなくても、影響を受ける可能性が出てきます。

例えば、怪我や新型コロナウイルス以外の病気・・・例えば、脳梗塞や心筋梗塞などの一刻を争うような病気を発症したときに医療機関が「コロナの患者さんで手一杯」だったら、搬送が遅れたり、受け入れが難しくなる可能性もあります。

もちろん、医療機関もない袖は振れないし、出来ないことを出来ますよなんて無責任なことは言えません。つまり、新型コロナウイルス以外の怪我や病気の場合に、通常の医療を受けられなくなってしまう可能性があるということです。

 

外飲みだって感染リスクがある

飲食店が時短要請になって「居酒屋で酒が飲めないから」と公園や路上でお酒を飲んでいる人がいると連日報道されています。

「外だから蜜じゃない」

「屋内よりマシ」

と思うかもしれませんが、実は外飲みだと

  • 大きな声を出しやすい
  • 階段などの段差で飛沫が遠くに飛びやすくなる
  • 声が聞こえづらいのでどうしても接近してしまう

 

というリスクがあるんです。外だから良いというのは間違いですから、どうしてもお酒が飲みたいなら自宅で静かにたしなみましょう。人の命がかかっているという有事に「自粛疲れ」ごときで飲み会をしている場合ではないのです。

 

参考資料:大阪府 新型コロナウイルス感染症関連の特設サイト

Miiko

ライター歴約10年 法学系院卒 得意記事は、歴史・スピリチュアル・法律等々 福岡の隅っこでコーヒー片手に執筆中