前触れ?清水港にイルカが住み着いて1年になる

イルカを見たことはありますか?

水族館の人気者でもあるイルカは、頭が良く泳ぎが得意で、見た目も可愛らしい生き物です。

イルカは日本近海をはじめとした海に生息している哺乳類ですが、ひとつのところに止まるイメージはあまりありません。

大きな海を悠々を泳ぐことができる自然界のイルカが、静岡の清水港に住み着いてもう1年になるそうです。

イルカといえば地震の前兆とも言われる宏観現象の原因になる生き物としてもしられていますよね。もちろん、科学的に証明されているものではありませんが、過去に大きな地震の前にイルカが座礁していた・・・ことがあったのも事実です。

静岡の清水港にイルカもう1年も住み着いている

 

イルカは別に珍しい生物ではありません。

日本の近海にも生息していますし、海に船で出るとイルカに遭遇することもあります。ですが、生息しているのは海ですから、普段、波打ち際でイルカが見える・・・とか、港にイルカがいた!なんてことはあまりありません。

たまにそういうことがあると、ニュースになることもありますよね。

沖の方に生息しているイルカですが、静岡の清水港でイルカがすでに1年以上住み着いているというのです。

それも1頭だけはぐれてしまっているというわけではなくも群れで清水港に住み着いているそう。清水港はけっして小さな港ではなく、大型船も行き交うような港です。

イルカにとってそれほど居心地がよさそうな場所にも見えませんが、もう1年以上、イルカが住んでいるそうです。

まぁ、イルカは鮫のように人を襲うこともありませんし、特にイルカそのものに対して警戒されているということはなく、むしろ歓迎モードのようです。

「昨年の夏から秋ごろにかけて駿河湾からイルカの群れが迷い込んで来て、港内の居心地が良いのか、すみ着いています。海面にじっと目を凝らしていると、かわいいひれが見えるかもしれません」

引用:清水港にすみ着いたイルカの群れ 滞在1年以上「例のない現象」|あなたの静岡新聞

かわいいひれが見えるかも・・・と言うくらいですから、イルカがいて何か困ったことが起るというわけではない様子。

遊覧船にイルカが併走することもあるそうで、イルカを見に来る人もいらっしゃるんだとか。

と、ここまでは可愛らしい話題なのですが・・・

極めて珍しい現象

イルカが群れで、ひとつの港に1年以上も住み着いているという現象はとても珍しいことのようです。

もちろん、このイルカは野生。出ていこうと思えばいつでも大きな海に泳いでいけるのにどうしてこんなにも長い期間、清水港にいるのでしょうか。

清水港はとてもいいところですし、景気も素晴らしい港ですがだからといってイルカが気に入るとも思えません。

ちなみに清水港に住んでいるイルカの種類はミナミバンドウイルカで、6頭の群れだそうです。イルカは個体の識別ができるそうで、今、このイルカ達がどこから来たのかなどを調べているそうです。

イルカと地震の関係は?

オカルトオンラインでも何度も紹介してきたイルカと地震の関係・・・もちろん、科学的には証明されていませんし、イルカが地震を予知するなんて証拠はどこにもありません。

ただ、過去に大きな地震の前にイルカやクジラが座礁したことがあるのも事実ですし、このところ地震が多いような気がしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2021年11月29日21時41分27秒頃、鳥島近海でM6.6の地震発生

2021年12月2日1時58分49秒頃、茨城県南部でM5.0の地震発生

そして、フィリピンでは火山が噴火していますし、宮崎と鹿児島にある霧島でも火山活動が活発になっているといいまし、北海道では前例にないほど鯖が大量に水揚げされているそうです。

もちろん、イルカと地震の関連は不明ではあります。ですが、ちょつと気になってしまう現象であることも事実です。

清水港がただ気に入ったから1年もここに住んでいるというだけならいいのですが、生き物が何かを察知して異例の行動を取っているというわけではないことを祈るばかりです。

 

参考資料:茨城と栃木で震度4 津波の心配なし | NHKニュース

北海道ニュース UHB | UHB 北海道文化放送

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