この世ではどんな人にでもトラブルがあるもの…。そして、生きていくうえで、良くも悪くも様々な因縁があります。
そして、偶然なのでしょうが、いろんなタイミングが重なることもあります。
今回は、命日と誕生日が重なるケース、そして、現世でトラブルがあったふたりの命日が重なったというケースをご紹介します。
報道ではトラブルがあったとされていますが、実際にふたりの間にどんなトラブルがあり、どんな会話があったのかは本人にしか解らないことたくさんあるでしょう。ただ、過去にトラブルがあったとされているふたりの命日が同じということで、SNSでは
「怖すぎる」
「これって因縁なのでは?」
などといった書き込みも見受けられました。
仲かよかった夫婦が同じ日に亡くなる…現世でトラブルがあった二人の命日が重なる…こともありますが、中には自分の娘の誕生日と父親の命日が同じ日だったという人もいらっしゃいます。
1年は365日しかありませんから、記念日などの印象に残る日が多くなればなるほど、重なる確率は高くなります。
また、夫婦で親の命日が同じという方もいらっしゃるそう。
生きている私たちにとって大切な命日ですが、命日と誕生日が同じだったという人もいます。
命日の対義語は誕生日です。
人生にピリオドを打った日が命日なら、この世に生を受けた日が誕生日となります。
命日と言われると、あまりおめでたい日という印象は持ちませんが、誕生日はやっぱりおめでたい日ですよね。そんなふたつの日が重なったという人もいらっしゃいます。
このように、誕生日と命日が同じ日になることを生没同日(せいぼつどうじつ)といいます。
実は、歴史上の人物にも生没同日だった人がいます。例えば、足利義教のそのひとりです。
足利義教は、室町幕府の第6代将軍で、足利義満の子として7月13日に誕生し、そして、嘉吉の乱の際に暗殺された日も7月13日でした。
彼の場合、病死や事故死ではなく「殺してやる」と悪意をもった人の手による暗殺ですから、もしかするとですが、暗殺者がわざわざ誕生日と同じ日を決行日に選んだのかもしれません・・・が、もちろん、真偽のほどはわかりません。
他にも
も誕生日と同じ日に亡くなっています。
坂本竜馬も暗殺…というか、衝撃でなくなっていますが、病気などが原因でなくなっている場合でも、生没同月になっている人もいます。
参考資料:
命日とは、亡くなった日のこと。
世の中には365日しかありませんから当然、同じ日に亡くなる人はいますし、上記でご紹介したように、自分の誕生日と命日が重なる人もいらっしゃいます。そして、時に、とても仲かよかった夫婦が同じ日に亡くなったとか、親子で命日が同じという話も聞くことがあります。
この、命日の意味については様々な考え方がありますが、一般的には亡くなった日付のことで、別名「祥月命日(しょうげつめいにち)」ともいいます。
他にも月命日といって、月が違っても亡くなった日にちと同じ日にちにお墓参りをする人もいらっしゃいます。
命日が亡くなった人にとって命日がどんな意味があるのかはわかりませんが、少なくとも残された家族な友人にとって、故人の命日は特別な思い入れがある日となりやすいのも事実です。
宗教的な意味合いより、亡くなった人を忘れないためのきっかけのひとつが命日なのかもしれませんね。