アジアの大国として、世界各地で影響を与えている中国。
しかし、その裏では臓器狩りという恐ろしい悲劇が行われているという噂があります。
今回は中国の臓器狩り事情とその際に使われる「脳死マシーン」について紹介します。
公開日:2019年10月16日 更新日:2020年2月12日
臓器狩りとは、名前通り違法に人体の臓器を摘出する行為のこと。
臓器狩りを行う目的は臓器移植であり、合法的な臓器移植よりも短時間で行われることから、国内外から密かに中国で移植する患者がいます。
韓国では2017年に放送されたドキュメンタリー番組にて報道され、数多くの韓国人が中国にて、違法な方法で摘出されたと思われる臓器を移植する手術を受けていたことが判明しました。
臓器狩りされてしまうターゲットは、主に良心の囚人と呼ばれる政治犯や宗教犯。
中国は共産党による独裁体制が続いており、その体制の脅威となる団体や反対する活動家を徹底的に拘束してきました。
近年では独立の動きが高まる新疆ウイグル自治区に住むウイグル人が、頻繁に拘束されています。
中国で拘束された政治犯や宗教犯に対しては拷問や共産党を支持するための洗脳教育などが行われていると様々なニュースで報道されていますが、その中の一部が臓器狩りの対象とされているようです。
もちろん、合法的に自らドナーとして名乗りを上げる中国人もいますが、その数は非常に少なく、臓器移植を待っている患者全員を救える数ではありません。
それにも関わらず中国各地の病院で臓器移植が行われており、その背景として臓器狩りがあるのではないかと世界各地で指摘されています。
現在では臓器狩りに関する映画やドキュメンタリーが報道されています。
特に2014年に公開された「ヒューマン・ハーヴェスト」という映画は、アメリカの放送業界におけるピューリッツァー賞と呼ばれるピーボディ賞に輝いた作品。
映画では中国で行われている臓器狩りについて専門家が意見を述べており、中にはナチスが行なったユダヤ人の大量虐殺に匹敵するほどの規模と指摘する方もいます。
はじめによくナチス・ドイツやヒトラーを取り上げると「ナチス・ドイツを擁護している」「ヒトラーは悪くない」などといった勘違いが起こりやすい上に、中には「ホロコーストは無かった説」「ガス室が無かった説」といった様なとんでもない解釈を始める人間がいるが、ナチスによるユダヤ人へのホロコーストは歴史的な事実であり、数百万人のユダヤ人がナチス政権下で犠牲になっている。第二次世界大戦時、日本は全世界で唯一の人為的な被爆国となったことは周知の事実である。広島、長崎に落とされた原子爆弾は一瞬にして民間人数万人...
ナチスによるガス室ホロコーストの真実~日本人こそ知っておきたい戦争犯罪~ - オカルトオンライン|都市伝説・オカルト・怖い話・心霊スポット
中国の臓器狩りは生きたまま行われるという非常に残酷な方法がとられているようですが、近年では機械を使って意図的に脳死状態にさせた上で臓器を摘出しようという動きがあります。
その機械は「脳死マシーン」と呼ばれており、実際に中国のある病院で試行錯誤を重ねつつ研究しているということが、韓国のドキュメンタリー番組で報道されました。
脳死マシーンは上記で述べた通り、意図的に脳死を起こさせる機械のこと。事前に固定した頭のこめかみ部分に鉄球がついた棒をぶつけます。
その衝撃で中枢神経系を構成する重要な部分の脳幹を停止させて脳死するというシステム。
脳死状態にすることで囚人を臓器移植のドナーとしているとされています。
実は脳死マシーンは中国で生まれたものではなく、カンボジアで生まれたものと言われています。
カンボジアの闇と言われるポルポト政権時代に、脳死マシーンと思われる機械が使われた記録があり、実際に1970年代にキリングフィールド(処刑場)で犠牲者を生みました。
ポルポト政権は、赤ちゃんを木に打ち付けて殺すといった非常にショッキングな方法で虐殺を行っていた政権としても知られています。
脳死マシーンがカンボジアで使われていたということはあまり知られていませんが、様々な虐殺を行っていたポルポト政権であれば、実際に機械を使っていてもおかしくありません。
脳死マシーンは、新鮮な臓器を摘出する目的で作られました。臓器を求めている患者の多くは、どうしても若く新鮮な臓器を求めます。
失礼な話ですが、お年寄りの臓器を摘出したとしてもそれを求める人はほとんどいません。
その結果、できる限り新鮮な臓器を取り出して患者を満足させるために脳死マシーンが中国で研究されているのだと思われます。
また、意図的に脳死させられることもあり、短時間かつ効率的に臓器を摘出できるという用紙もあります。
実際、臓器移植を行なっている中国の病院では2日でドナーを用意して手術できると宣言している場合も。ドナー不足で10年も手術できない患者が世界各地にいる中で、2日間で全て行えるのはあまりにも異常すぎる速さです。
カンボジアで使われていたとされる脳死マシーンは、中国の元地域警察長官である王立軍が提案したと言われています。
彼が公安部長として勤務していた重慶という都市にある病院では実際に脳死マシーンの開発が進められており、病院内に脳死マシーン開発の歴史を紹介したパネルも設置されています。
今回は中国の臓器狩りやその際に使われているかもしれない脳死マシーンについて紹介しました。
脳死マシーンに関しては曖昧な部分もありますが、もう既に囚人に対して脳死マシーンが使われているかもしれません。