中国と韓国の臓器移植にはびこる恐るべき闇

難病の患者を救う方法として使われる臓器移植。

日本でも行われることがあり、今年には脳死と判定された子供の心臓が移植されることが決まったというニュースが報道されました。

隣の国である韓国や中国でも臓器移植が行われていますが、この二国間での臓器移植には恐るべき闇が隠されています。

一体どんな闇なのか、早速ご紹介します。

公開日:2019年10月11日 更新日:2020年2月1日

韓国のテレビが報道した恐るべき臓器移植

2017年、テレビ朝鮮という韓国のテレビ局があるドキュメンタリーを放送しました。

タイトルは、「中国渡航移植の闇 -生きるための殺害- 中国での移植ツーリズムの実態を暴く」というもの。

スタッフが「親戚のために臓器を購入したい」という嘘の情報を使って、中国の病院や韓国の病院に対して調査を行い、中国と韓国の間に隠された臓器移植の闇について迫っていきます。

渡航移植禁止の国で毎年1,000人も移植?

そもそも中国は、海外からの渡航移植を禁止しています。

しかし、2016年の調査では毎年約1,000人もの韓国人が中国で移植していることが判明。

1,000人という数は、臓器の適合性という観点から人口が多い中国で合法的に賄える数ではありません。

そこで渡航移植を行なっている中国のある病院に潜入。

病院の医師は渡航移植を認めており、政府は黙認しているのではないかと番組スタッフに言いました。
また、手術期間も早くて2日で終わるということも述べており、費用を追加することで臓器を優先的に移植してもらえるサービスまで備わっています。

大量の臓器はどこから提供されるの?

中国で大量に用意される臓器の多くは、宗教や政治が原因で逮捕された囚人のものであるという指摘が世界各地から行われています。

2018年公開の「臓器狩り 10年の調査」や2014年公開の「ヒューマン・ハーヴェスト」といったドキュメンタリー映画では、中国の違法な臓器摘出に追求

韓国人に対する臓器移植でも、これらのドキュメンタリー映画が報道した違法な臓器が用いられている可能性があります。

事実、「臓器狩り 10年の調査」では医者が違法な臓器を使っていることについて述べています。

宗教や政治が原因で逮捕された囚人の臓器提供は非常に残酷なものであり、脳死状態の人間からではなく生きている人間から臓器を摘出

直接臓器を摘出することに関しては多くの関係者が述べており、他の国ではありえない方法です。

どうして韓国人は違法な臓器移植をしに行くのか?

韓国人がわざわざ中国で臓器移植してもらう理由は、単純にスピードが早いため。

韓国で臓器移植をしてもらおうと考えてしまうと、数年間待たされてしまう恐れがあります。

それほど韓国の臓器提供者が少ないのです。

あまりにも長いこともあり、どうしても命が危険な患者やその家族にとってはすぐに移植できる中国が魅力的に思えてしまいます。

韓国の病院も違法ということを黙認した上で中国の病院を勧めており、患者たちは韓国の病院に紹介してもらう形で中国へ渡ります。

また、中国での臓器移植は韓国だけではありません。中東から臓器目的で中国にやってくる人もいます。

スムーズに臓器を取り出すためのマシンもある

中国では、スムーズに臓器摘出を行うために脳死を意図的に起こさせるマシンが研究中。

韓国で報道されたドキュメンタリーでは、マシンの試行錯誤が紹介されており、これから人体実験を行うという意思のコメントも収録されています。

報道自体は2017年と少し前であるため、もうすでに使われているかもしれません。

韓国よりも臓器提供が少ない日本

実は韓国よりも臓器提供が少ない国として、日本があります。

臓器提供に関する国際的な組織であるIRODaTが2018年に発表したデータによると、2017年におけるドナー数は、韓国が人口100万人に対して10,6人程度に対し、日本は0.9人程度しかいません。
日本がここまで少ない理由は、倫理観と情報不足という問題があります。

死の概念と情報不足が目立つ日本

日本では、脳死=人の死と決めにくい人が多く、脳死という概念すらもあやふやなまま。

なおかつ臓器提供に関して学ぶ機会もないため、多くの日本人が臓器提供に対しての情報を持っていません。

この記事を読んでいる方の中にも、臓器提供するのは抵抗感がある方もおおいのではないでしょうか。

人気俳優の脳死で変わった韓国

韓国の臓器提供率が上がったきっかけは、人気俳優の脳死があります。
1994年に韓国の人気俳優が脳死に陥り、その後臓器を提供。

このニュースを知った多くの人が臓器摘出について関心を持ち始めました。

その後、臓器斡旋の透明化の目指したシステムや宗教団体や専門家団体による広報活動のおかげで、徐々に臓器提供者が増えたと思われます。

しかし、それでも中国で違法な臓器移植を求める方が多く、多くの問題を抱えたままです。

中国と韓国の臓器移植にはびこる恐るべき闇のまとめ

今回は韓国と中国における臓器移植の問題について紹介しました。

中国の違法な臓器摘出問題は日本でも話題になっているため、気になる方は詳しく調べてみてはいかがでしょうか。

オカルトオンライン編集部

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