突然ですが…「ガイア理論」ってご存知ですか?
「あぁ、あの有名なドキュメント番組の…」とそちらではなく、ガイア理論…とは、気象学者アンドリューワトソンなどが支持しているひとつの理論のことで
「地球の生物や環境をひとつの生命体」として考えるというもの。つまり、地球のすべてのものがつながっていてお互いに影響を与えあっていたという考え方の事です。
ガイア仮説と呼ばれることもあるのですが、最近ではよくエコロジー関係のことで使用されているようです。
ですが、ここはオカルトオンライン!エコロジーではなく、オカルト視点でこのガイア理論を見ていきましょう。
公開日:2019年10月6日 更新日:2020年1月30日
地球上のすべてのものを「ひとつの生命体」として考える…まぁ、言っていることは解らなくもありませんが、どうしても「でも地球にはいろんな文化があるし、いろんな人がいるし…ひとつじゃないでしょ」って思ってしまうもの。
それは、確かにその通りです。
ですが、地球上のあらゆる文化に奇妙な共通点があるんです。
東経135度文明というのですが、地球上で最古と言われている文明から現代に至るまで、人は「時間」という概念を形成して生活していました。
その時間を確定させる「標準時」は常に文明の中心だったわけです。
そして、不思議なことにその文明の標準時は「22.5度」ずつずれているんです。まるでお約束したように…ヨーロッパなどがある西から東に向かって、1611年周期で綺麗にずれていきます。
ギリシャ・ローマからインダス、唐、そして、アングロサクソン文化があるヨーロッパ。
そして、この法則に乗っ取ると、次の文化の中心地にあたるのは、私たち日本人が使用している兵庫県明石市の東経135度になるはず(ここはまだ未確定)
6400年前から単なる偶然でこんな現象が起きるでしょうか。
これ以外にも、オーパーツの存在や、古代日本と古代ケルトそして、古代エジプトとの繋がりがあるという説もあります。
つまり、私たちの感覚よりはるかに大きな存在の何かがあって、すべてはひとつの法則に乗っ取って動いている…そう考えることはそんなに不自然なことではないのです。
地球がひとつの大きな生命体だとすると、当然、自浄作用があるはすです。
私たちの身体に免疫があるように、地球にも「いらないもの」を排除する作用があっても不思議ではありません。
そして、地球上の生命体の中で今、トップに立っているのが人間なわけですが地球という大きな生命体からみたときに、私たち人間が「最も繁殖している有害なもの」として認識されていたら…。
人類はどうなってしまうのでしょうか。
地球という惑星のあらる生命体はひとつの生命体であって、お互いに影響しあっている…という考え方に立てば人類は有害な生命体かもしれません。
環境は破壊するし、他の動物を絶滅危させるわけですから。
つまり地球という大きな身体の中で、人類はまるで悪玉菌みたいなものではないかという説があるのです。
だとすれば、地球の自浄作用で人類はいずれ絶滅してしまうかもしれないということです。
人の身体であれば、悪玉菌やウイルスが侵入したら免疫細胞が闘ってくれるわけですが、地球の免疫細胞…もちろん、いろんな説はありますが、ウイルスはそのひとつではないかと言われているんです。
そして、異常気象や地震、噴火なんかもその自浄作用のひとつかもしれない…。
エボラウイルスや新型インフルエンザ、などのウイルスって「タンパク質の殻とその内部にの核酸」で構成されているもの。
細菌は小さな生命体ですが、ウイルスって細胞や細胞幕がないんです。つまり、生命体かと言われると微妙といったところ。
細胞を自分でもっていないからウイルスは他の生命体の細胞に入り込んで増殖する…自分で増えていく細菌とは全く別物というわけです。
いたるところでいろんなウイルスが発生していますが、もしこれが地球の自浄作用でできたものだとしたら…人類は滅びてしまうかもしれないということです。
ガイア理論を語る上でもうひとつ忘れてはいけないのが「超意識」です。
超意識とは、私たちの常識や感覚を超越した大きな意識のこと…すごく簡単に言うと「神様」みたいのものです。
実はこの超意識に関しては、いろんな説があって「繋がると幸せになれる」という人もいますし「それを認識できるようになったら地球は終わる」という人もあります。
超意識を認識すると、地球上のすべてのことがもっと良く見えるようになって幸せになれるという考え方と、そもそも地球は超意識の下に存在している壮大な実験施設だから気づいた瞬間にすべてが終わる…だから触れてはいけないという人もいます。
どちらが正しいのか、そもそも超意識が存在しているのかを確かめる術はありません。
ですが、こんなにデジタルな世の中になってもなお、人は「神」という存在を信じています。
そして「神」というアナログな感覚は古代からずっと人類が持っている意識でもあります。
ガイア理論と東経135度文化…そして、超意識とかなり壮大な話しでしたが、固定概念を捨てて冷静に考えてみると「ただの妄想ではない」ことが解ります。
超意識の存在や世代を超えた文化や文明の繋がり…そして地球の自浄作用…今まで自分の身の回りであったことを少しずつ当てはめてみましょうか…。
ガイア理論の根本にあるのは、「地球」という惑星が1つの巨大な生命体であるという、超次元的な理論がもとになっています。
しかし、実際によく考えてみると地球は全体的に動いていることって意外と身近に感じてませんか?
例えば、地震。
地震は海底にあるプレートがズレることによって発生することは知られていますが、これも考え方次第では「地球の皮膚」が動いているとも考えられますよね。
ガイア理論は様々な本でも紹介されていますので、興味のある方は色々と読んでみると面白いですよ。