新型コロナウイルスのワクチンがアメリカやイギリス、イスラエルなどではすでに接種されはじめています。日本でも、医療従事者などから優先的に接種が始まる見通しになっており、私たちの日常を奪った新型コロナウイルスに対しての武器をひとつ人類が手にすることになります。
ウイルスへの対策としてワクチンが有効であることは皆さんもご存じのとおりですが、ワクチンには副反応のリスクもありますし「大丈夫なの?」と心配な人も多いはず。
それだけに信頼できるワクチンを接種したいもの。
新型コロナウイルスのワクチンは、ファイザーやモデルナなどいくつかの種類がありますが、その中で”中国製”のワクチンは安全面で問題があるかもしれないそうです。
新型コロナウイルスワクチンは、ファイザーやモデルナなどの複数の製薬会社のものがあります。日本国内でも開発が進められており、いずれ国産の新型コロナウイルスワクチンも出で来るかもしれません。
そして、今、あるワクチンの中には中国製のものもあります
この中国製の新型コロナウイルスワクチンについて、フランスのマクロン大統領がこんな事を言っています。
フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は4日、中国製の新型コロナウイルスワクチンについて、情報が一切共有されていないため有効性は不明だと警告し、効果がなければ新たな変異さえ助長しかねないと指摘した。
「中長期的な視点で見ると、このワクチンが適切でない場合、新たな変異株の出現を助長するのはほぼ確実で、もちろんこうした(ワクチンを提供された)国々の状況改善にもつながらない」
中国製の新型コロナウイルスワクチンは、情報がなく有効性は不明。そして、もしも効果がなければウイルスの変異を助長するかもしれないというんです。
新型コロナウイルスの変異株(変異種)について、イギリス型や南アフリカ型などが知られており「
感染力が強い」として世界中で警戒されています。ウイルスはもともと変異するものですが、変異したときに感染力が強くなったり毒性が強くなったりするケースもありますから、ウイルスを戦っている人類にとっては「変異はしないほうがいい」と言っても過言ではありません。
新型コロナウイルスの感染が広がりはじめたころから、中国はワクチン開発に着手していました。そして、夏にはすでに一部の国民に対して新型コロナウイルスワクチンの接種をスタートさせていたんです。
世界初の新型コロナウイルスワクチンは中国製だったというわけです。
新型コロナウイルスワクチンは有効なのであれば、誰だって欲しいはず・・・今、中国国内では新型コロナウイルスワクチンの闇ルートもあって新型コロナウイルスワクチンが一回10万円以上という高額で取引されている実態があるそうです。
もちろん、このワクチンに有効性があるかどうかは不明ですし、そもそも闇ルートで手に入るワクチンが本物かどうか、安全かどうかは解りません。というか、はっきり言って危険と言って良いでしょう。それでも「我先にとワクチンを接種したい」という人がいるのでしょう。
中国には新型コロナウイルスワクチンの闇ルートがあるそう・・・偽物のワクチンを販売したとして摘発された例もあります。
新型コロナウイルスの発生源の中国が、今は危険なワクチンの発生源になっているというわけです。
参考資料:偽の新型コロナワクチン製造拠点摘発 80人余を逮捕 中国-NHKニュース