新型コロナの第3波が来ている…外国では再度のロックダウンや外出制限も出始めており、日本でもGoToキャンペーンの見直しや除外などの対策が始まっていますね。
マスクに手洗い、消毒…。ソーシャルディスタンスの確保。今年に入ってから私たちは個人でできる限りの事をしてきたわけですが、それでもまだ新型コロナは収まらず広がっている…。
報道も連日、新型コロナウイルス関連のニュースを大きく取り上げていますが、実は海洋汚染に関する気になるニュースがあるんです。
セネガルで謎の皮膚病が発見されたのをご存じですか?
謎の皮膚疾患が発見されたのはセネガル。漁師ばかり300人程度の人がこの皮膚疾患を発症していると保健相が発表しています。
セネガルのアブドゥライ・ジュフ・サル(Abdoulaye Diouf Sarr)保健相は
「これまでに300人を超える患者が確認されており、漁師が帰港するたびに検査を続けている」とした上で、「うち18人は入院しており、専門施設で治療を受けている者もいる」
と述べています。ちなみにこの謎の皮膚疾患の原因は不明のまま。ちなみにこの皮膚疾患を発症した方は新型コロナは陰性だったそうです。
ウイルスは検出されておらず、発症した漁師の家族は症状がないことから「何かの毒素」が原因ではないかと考えられているものの、詳しいことは何も解っていません。
海の異変といえば、ロシアのカムチャツカ半島で海洋生物の95パーセントが死滅しているのが確認されたというニュースもありました。
もちろん、カムチャツカとセネガルはかなり距離がありますから、謎の皮膚疾患とカムチャツカでの海洋生物の死亡というふたつの出来事に因果関係はないはずです。
ただ、カムチャツカで海洋生物が死滅していた理由もまた有毒物質が海に流出したからではないかとされています。
ロシアのカムチャツカ半島で、有毒物質の海岸への流出とみられる事態が発生
周辺の海底に生息する海洋生物の95%が死んだ
海洋汚染やプラスチックゴミの問題が報道では取り沙汰されていますが、目には見えない毒素が何らかの形で海に流れ込んでいるというこのニュースもちょっと気になります。生物が死滅するほどの毒素が流れたとしたら・・・日本周辺の海域への影響も気になるところです。
ロシアはこの件で犯罪捜査チームを立ち上げており、海洋汚染の疑いついて調査を進めているそうです。
海に流行しただけで海洋生物のほとんどが死滅するほどの毒素が流出したとしたら、かなりのヤバい毒素であったことは想像に難くありません。
現在、原因については調査中とされていますが、真実が明るみに出る日は来るのでしょうか。
新型コロナが大流行する影で、セネガルでは海から帰った漁師が謎の皮膚疾患を発症しています。皮膚疾患を発症した方は新型コロナは陰性。家族などは発症しておらず、ウイルスも検出されていないことから「何かの毒素」ではないかとする説が今のところ有力です。
そして、ロシアのカムチャツカでは海洋生物の95パーセントが死滅。これも海に有毒物質が流れたせいではないかと言われています。
参考資料:漁師ばかり300人超に謎の皮膚疾患、伝染報告はなし セネガル 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News
ロシア極東で海底に生息する海洋生物の95%が死亡 有毒物質流出か – ライブドアニュース