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これを聞いたら…国民を守るための緊急速報音一覧

サイレンや緊急地震速報の音って独特ですよね。あの音が好きという人はかなりのマイノリティだと思います。時々、地震の揺れより緊急地震速報の音が怖いって人もいますよね。

あの緊急地震速報の音をはじめとする「異常事態」を表す音が実は日本にはいくつかあります。

緊急地震速報よりもっと怖い音…もちろん、目的は国民を守るためのものですが…聞いただけで怖くなる緊急速報音をご紹介します。

公開日:2019年10月26日 更新日:2020年2月24日

緊急地震速報

緊急地震速報といえば、あの独特の「チャーーラン、チャーラン」というあの音です。

緊急地震速報を出しているのは「気象庁」で、地震のN派とS派が届くまでの時間差を利用したものです。

つまり、遠方で起った地震の場合は緊急地震速報がなってから実際に揺れるまでの時間が短くなりますし、直下型の場合は、N派とS派がほぼ同時に届くので、緊急地震速報と同時に揺れが来ます。

あの、音を聞きながら地面がグラグラと揺れるのもかなり怖いですが、緊急地震速報では、チャーランチャーランという音以外に、抑揚のない人の声で「大地震です」というアナウンスがあるんですが、この声がまた怖い!

一切抑揚のない声で「大地震です」と言われると、まだ揺れてなくてもそれだれでビビッてしまうレベル…。

緊急地震速報の音はこちら…本物と同じ音が出るので再生する時には音に注意してくださいね。

 

緊急放送チャイム

緊急速報音よりも以上に聞くことが少ない音…「緊急放送チャイム」です。これは、NHKが持っている音で過去に使用された例を上げると…

・天皇崩御
・太平洋戦争
・東日本大震災

などてす。

この緊急放送チャイムはレベルごとに分けられていると言われていて、「最も軽度」「天皇陛下崩御クラス」「国家非常事態宣言」だそう。。

太平洋戦争(大東亜戦争)が勃発した1941年12月8日に流れた「国家非常事態」のチャイムが流れた後、日本は1945年8月15日まで続く戦争の始まりをつけるものでした。

そして、東日本大震災でもこのチャイムが流れ…その直後に巨大な津波が襲い、たくさんの人の尊い命が奪われたのです。

下の動画を再生すると音が流れますので、音量に注意して聞いてみてくださいね。

参考資料 http://karapaia.com/archives/51455396.html

国民保護サイレン

緊急速報音の中でも「これはやばい」「怖すぎる」「これ聞いただけで死ぬ」などなど、一番嫌われているであろと最凶の音が「国民保護サイレン」です。

国民保護サイレンは

「武力攻撃から国民の生命、身体又は財産を保護するため緊急の必要がある

ときに流されるサイレンです。つまり簡単にいっちゃうなら現代版の「空襲警報」みたいなもの。武力攻撃が迫っていることを国民に知らせて「一刻も早く避難」するように促すためのサイレンです。

つまり、この音がリアルで聞こえたらそれは「武力攻撃」とか「ゲリラ攻撃」とか「ミサイル攻撃」がその地域に差し迫っているということ。

例えば、弾道ミサイルでこの国民保護サイレンが鳴ったら…それはミサイル攻撃が実際にされたということです。

そして、ミサイルに関しては着弾地点の特定が困難なので「どこに落ちるか解らない」だから「逃げろ」って言っているわけ。

北朝鮮ミサイルが領空を通過したときにこの国民保護サイレンがなったのですが、ミサイル攻撃の場合は「地下」などに避難するのがいいそうです。

他にもゲリラとかテロとか、いろいろなパターンがあるのですが、武力攻撃関係の警報はこの「国民保護サイレン」で警告がされます。国民保護サイレンは、J-ALERT(全国瞬時警報システム)とEm-Ne(緊急情報ネットワークシステム)で運用されていますので、有事の際には緊急地震速報が鳴っているスピーカーなどからこの音が鳴り響くことになります。

音だけで成人した立派な大人をビビらせる「国民保護サイレン」ですが、わざと怖い音に作ってあるんです。聞いてもらえば解るんですが、この音、ものすごい不協和音なんですよね。

実はこの音は、不快感や警戒心などの自己防衛本能を呼び起こす音なんですって。

すっごく怖くて本当に気味が悪い音なので、再生の際には十分注意して再生してくださいね。

興味はあるけど、そんなに怖いなら聞けない」という方の為にあえて、文章で表現するなら

フフゥォゥゥゥゥゥゥゥォゥゥゥーーーーーォゥゥゥ↓」という感じ…不協和音で高い音と低い音が絶妙に入り混じっていて、夜中にこれが鳴ったら、トラウマになるレベルです。

参考資料 内閣官房 国民保護ポータルサイト

 

まとめ

緊急地震速報にNHKの緊急放送チャイム、そして、恐怖の国民保護サイレン。

どの音も、本番の放送を聞かずにいるのが一番幸せです。

でも、自然災害は避けられませんし、いつ、どこぞの国がミサイルを打ってくるとも限らないのが現実です。

実際に、2017年には国民保護サイレンが鳴りました。

ミサイルは海に落下したので何事もありませんでしたが…。

この音を聞いたときに、びっくりして何もできない!ということになると命に関わるかもしれません。

勇気のある方は、部屋を真っ暗にしてイヤホンで聞いてみてください…。

Miiko

ライター歴約10年 法学系院卒 得意記事は、歴史・スピリチュアル・法律等々 福岡の隅っこでコーヒー片手に執筆中