【WHO】⇒「危機的な波に見舞われる」秋冬パンデミックについて

新型コロナウイルスのパンデミック・・・世界中を混乱させている憎き敵ですが、ヨーロッパでの感染者の増加などまだまだ懸念材料がたくさんあります。

新型コロナの話題にもちょっと心が慣れてきたような感覚にもなってしまっていますし、日本では死亡率が低いということもあって「なんか大変みたいだけど、大丈夫じゃん?」なんて気を緩めているところにWHOがこんな言葉を世界に向けて発しました。

 

新型コロナウイルスのパンデミックは冬に酷くなる?

新型コロナウイルスの感染者は秋冬になると増加する可能性があること、インフルエンザとのダブル流行の可能性もあるということは以前から報道されていますよね。

今年はインフルエンザの予防接種を受けた方がいい・・・とも言われていますし、実際に、インフルエンザの予防接種を受けたいという人からの問い合わせも例年より多くなっているといいます。

空気が乾燥すると飛沫が飛びやすくなり、ウイルスに感染しやすくなるのではないかというのは、もちろんありえること。

北半球が秋冬を迎えようとしている今、ヨーロッパでは感染者の増加しフランスでは22日に国内の感染確認者が4万1622人増えたそう。1日で4万人オーバーの感染者の増加は確かにゾッとしてしまいます。

 

フランスでは感染者の増加を受けて、夜間外出禁止の措置がとられており、また、春先のあのパンデミックや外出禁止・自粛が戻ってきている感も否めません。

 

 

参考資料:夜間外出禁止、人口の70%に 仏、1日4万人コロナ感染

 

WHOが警告!冬は暗黒?!

中国寄りだ!と批判されているWHOは、新型コロナウイルスのパンデミックについて

世界は今後数ヶ月間、すなわち今冬に、新型コロナウイルス感染拡大によるさらに危機的な波に見舞われるだろう

引用:WHO 「厳しい暗黒の冬が待ち受ける」 – Pars Today

との見解を示しています。

中国を褒めたたえた時とはあまりにも違いすぎる反応ですが、これでも国連の機関。ヨーロッパの感染者の増加を見てみても、確かに冬の間の感染者の増加は懸念材料と言って間違いなさそうです。

暗黒の冬が来る・・・と怖いことを言う暇があるのなら、対策を練っていただきたいものではありますが、各国が必死に病床を確保しても一日に何万人レベルで感染者が増えたら、対応しきれなくなる可能性大です。

 

期待されてるワクチンの開発も、今年の冬に間に合って多くの人が摂取できる・・・ということは時間的に見て考えにくいでしょう。そもそもWHOは新型コロナウイルスのワクチンは期待薄だという発言も過去にしていました。

 

 

インフルエンザは減っている?

毎年、私たちを悩ませていたインフルエンザですが、新型コロナウイルスの流行が始まり、みんなが新しい生活様式に移行しているおかげか、例年より感染者の増加は緩やかであると言われています。

インフルエンザもウイルス性の感染症ですから、コロナ対策をみんなでしていることがインフルエンザ対策にも繋がっているのでしょう。

インフルエンザと新型コロナウイルスは別物ではありますが、対策としてマスクや手洗い消毒などは有効なようです。

まとめ

WHOは新型コロナウイルスについて、今後数カ月間は危機的な波に見舞われると予想しています。

空気が乾燥する秋冬の間に新型コロナウイルスがどうなるのかはまだ解りませんが、ヨーロッパではすでに感染者が増加しています。

インフルエンザとの同時流行も懸念されています。

その一方でインフルエンザに関しては例年より増加傾向は緩やかであるとも言われており、新しい生活様式が一定の効果を出しているという側面もあります。

参考資料:WHO 「厳しい暗黒の冬が待ち受ける」 – Pars Today

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Miiko

ライター歴約10年 法学系院卒 得意記事は、歴史・スピリチュアル・法律等々 福岡の隅っこでコーヒー片手に執筆中