美容室で自分の後ろのヘアスタイルを確認するために使われる方法が”合わせ鏡”です。鏡に鏡を映すことで、普段は見ることができない自分の後ろ姿を見ることができます。
美容室でしている合わせ鏡は別に問題ないのですが、実は、合わせ鏡にはある都市伝説があります。
合わせ鏡をすると実際に存在しているものが写った鏡と、鏡をさらに鏡に映している鏡ができます。
つまり、1枚は存在するものを映しているのですが、もう1枚の鏡は存在していないものを映している・・・この空間が異次元に近くなり霊道が開いてしまうことがあるそうです。
美容室でしているくらいの一瞬の時間なら問題ないそうですが、長時間合わせ鏡をしているとその空間に霊道が開いて霊の通り道になってしまうことがあるんだそうです。
実際に、霊感が強い人が設計上、合わせ鏡になってしまっているホテルに宿泊したときに心霊体験をして一晩中眠れなかったという話し意外とあるんです。
霊感がちょっとあるけど、幽霊をみたことはない・・・そんな人があるときホテルに宿泊しました。
終活のためにとったビジネスホテルだったのですが、鏡台と浴室が正面になっていて浴室の鏡と鏡台の鏡が合わせ鏡になってしまうというそんな設計だったそう。
ちょっと気持悪いなと思ったそうですが「浴室の扉を閉めておけば良いだろう」と思い気にしなかったんです。
夜になり疲れて帰って来たら、締めたはずの浴室の扉が開いている・・・ちょっとゾッとしたけど「ホテルの人が清掃してくれたんだろう」と思って気にしないことにしたんです。でも実はこのときに「ちょっとやばいかも」と薄々感じていました。でも、疲れているし・・・いいやと就寝。
すると、隣の部屋からものすごい音が!壁をドンドンと蹴っているような音でうるさくて目が覚めたんです。あまり大きな音だったので、フロントに電話をするとなんともフロントの人がはっきりしない対応・・・「なんなんだ!」と思ってふと鏡台を見ると・・・。
合わせ鏡になっている!
浴室の扉を閉めたはずなのに・・・あいてる・・・。
こわくなって慌てて浴室の扉を閉めて再び就寝したのですが、また、隣の部屋から物音がして目が覚める・・・するとまた扉が開いている。
いくら何でもこれはまずいと思いフロントに再度電話をしました。
フロントに電話をすると、こちらからお願いする前にフロントの人が「他の部屋をご用意しますので」と対応してきたそうです。
急いで荷物をまとめて別の部屋に移ったところ、その部屋は合わせ鏡になっておらず普通のビジネスホテルに一室でした。
対応してくれたスタッフに「あの、お隣の部屋は・・・」と聞くと「あの・・・申し上げにくいのですが、先ほどのお部屋の両隣は、どちらも本日ご宿泊のお客様はいらっしゃらないんです」と。
実は、このホテルのあの部屋は今までも物音やドッペルゲンガーが起こっていたんですって。
合わせ鏡のせいなのか、あの部屋に何か理由があるからこんなことが起こったのか・・・それは解りません。ですが、合わせ鏡になっていない別の部屋では何事もなく朝を迎えることができた。それは事実です。
合わせ鏡は2枚の鏡を使えば簡単に作ることができます。ですが、これを4枚で作るとそこにはお互いを写しあった奇妙な空間が完成します。この4枚の合わせ鏡は【絶対にやってはいけない儀式】とも言われています。
4枚の鏡を正面を向けて箱のように並べて真ん中にろうそくや線香を置くと・・・霊道が開いて霊が現れる・・・というもの。
この儀式で本当に心霊現象が起こったこともあるそうですから、興味本位で試さない方がいいでしょう。
合わせ鏡には、合わせ鏡の法則という都市伝説があります。
これは「親子は合わせ鏡のようなもの」というスピリチュアルなお話で、心霊現象の話しではありません。親子は合わせ鏡のように心の傷などを共有してしまうケースがあるということ。
親が抱えていた問題を別の形で子供が引きついてしまうことを合わせ鏡の法則と呼ぶこともあります。
鏡で鏡を写す合わせ鏡は、異次元的な空間を作り出して霊を呼んでしまうことがあると言われています。
合わせ鏡も一瞬なら大丈夫ですが、長時間合わせ鏡をしているとその空間には霊があつまる・・・とか、4枚の合わせ鏡で霊道が開く・・・という都市伝説もあります。
合わせ鏡・・・確かにあまり気持ちの良いものではありませんよね。とくに4枚鏡を使ったの合わせ鏡は危険・・・試さないようにしましょうね・・・。