春から初夏にかけての陽射しが強い季節によく見られる虹色現象・・・最もポピュラーなのは、空に架かる橋の虹でしょう。
雨上がりやにわか雨のときに見られることが多い虹ほ見つけるとちょつと良いことがありそうなそんな気持ちになりますよね。今回ご紹介するのは、空に現れる虹色現象についてです。
もうご存じの方もいらっしゃると思うのですが、虹色現象はいくつも種類があるんです。そして中には「地震の前触れなのではないか」とネットで噂になる虹色現象もあります。
自粛生活で退屈・・・ゲームも飽きたし・・・って時は、ベランダに庭に出で空を見上げて見たらちょっと面白いかもしれません^^
実際に、虹色現象と地震には関連があるのでしょうか。
虹色現象は、空に架かる橋だけではありません。どんな虹色現象があるのかを見ていきましょう。
ハロとは、太陽の回りをぐるっと薄い色の虹が囲む虹色現象です。
太陽の周りに出るので、気づきにくいのですが、陽射しが強い季節に薄い雲がかかっていたり、ちょっと空がかすんでいたりすると割と良く見える虹色現象です。
太陽を直接見ると目を痛めてしまうので、ハロを見つけたときは太陽を直接みないように注意しましょう。
水蒸気やちりに太陽光が反射して起こる現象のですので、快晴の日ではなく薄曇りの日がハロを観測するチャンスです。
環水平アークは、逆さ虹と呼ばれることもある虹色現象です。
空に架かる虹をひっくり返したような虹で、色もくっきりと見えることがあります。とても綺麗な現象ですが、虹が逆さまになっているので、ちょっと気持悪いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ですが、これ、気象学的に解明されている自然現象のひとつ・・・。別に呪いでもなければ、何か悪いことが起こる前触れでもあませんので、見つけたらラッキーかもしれません。
ちなみに、環水平アークを地震の前に見たという情報もあります。実は、私・・・M7の地震を体験したことがあるのですか、その地震が起こる一週間程度前に、環水平アークを見つけて「なんだこれはー」とビックリした記憶があります。ですが、環水平アークと地震の関連性は解明されていません。
彩雲は、雲が太陽光を反射して虹色に光る現象です。
太陽光がつよい春から初夏にかけて、割とよく見られる虹色現象・・・晴れていて空にポツポツと雲があるよう日に、よーく見ていたら虹色に雲が光っていることがあります。
環水平アークでも触れましたが、虹色現象は時に「地震の前触れ」と誠しやかにささやかれることがあります。
確かに、ひっくりかえったような逆さ虹や、雲が虹色に光っていると不気味な気がすることもあります。実際に、地震の前に虹色現象を見たという人も少なくありません(私もその一人です)
地震と虹色現象に何か関係があるのか・・・は、科学的に解明されていません。
よく、地震と雲の関係も話題になりますが、地震雲が実際に存在するのかも人間は解明できていないのです。
ただ、事実として「地震の前に見たという人がいる」ということ・・・。偶然なのか、それともやっぱり”何か”があるのか・・・。それは誰にも解りません。
空に架かる虹・・・以外にも虹色現象はたくさんあります。
太陽の周りを虹が囲むハロや、逆さ虹と呼ばれることもある環水平アーク、そして、雲が虹色に光る彩雲。どれもとても美しい自然現象です。
特に、太陽の光が強い春から初夏にかけては、虹色現象が見られやすいんです!
ですから、「退屈だなぁ」「何かすることないかな」という時には、ちょっと空を見上げてみたら、綺麗な虹色現象を見ることができるかもしれません。
そして・・・時に虹色現象は地震の前触れなのではないかと言われることもありますが、これは科学的はまだ解明されていません。本当に関係があるのかそれとも偶然なのかは、解らないというのが答えです。