日本の神社の総本庁である伊勢神宮には、日本史上の三種の神器の1つである「八咫の鏡」が収められている。
伊勢神宮の主祭神は天照大神(アマテラスオオミカミ)であり、日本書紀や古事記の中では日本の神として、ツクヨミ、スサノオと並んで最高神とも呼ばれる1人だ。
そんな伊勢神宮は日本の歴史的な側面から見ると、朝廷や皇室との繋がりも強く、いわば日本の神道信仰の中心地である。
歴史も古く、権威もまさに日本の中心地であった伊勢神宮には様々な都市伝説が語られているが、日ユ同祖論において挙げられるのは、有名な八咫の鏡に刻まれているというヘブライ語と伊勢神宮暦とヘブライ暦の一致である。
※他の神社はヘブライ暦とは一致していない※
ヘブライ暦とは、かんたんに言ってしまえば、ヘブライの歴史におけるカレンダーのようなものである。
暦法は1年を時間的に測ったり月日を算出するものであるが、一般的には太陽暦を用いられることが多い。
これに対して、ユダヤ人は太陰太陽暦と呼ばれる暦法を使用する。
太陽暦が1年を365日として計算するのに対して、この太陰太陽暦ではうるう年ではなく閏月という1年を13ヶ月として考える古代の太陰暦の要素を主とするが、太陽暦の要素も含めるので通常の日本人の感覚では使われることはほぼないに等しい。
この1年を時間や月で割る暦法をユダヤ人はヘブライ暦(太陰太陽暦)としており、伊勢神宮暦もまた「太陰太陽暦」を使用しているらしいのだ。
何故この日本の歴史ある神社の総本庁が太陰太陽暦を使用しているのかはわからない。しかし、これと共通しているのがヘブライ暦なのである。
伊勢神宮にある八咫の鏡は主祭神である天照大神の御神体として、現在も奉安されているという。
近代で実物を見たとされるのは、明治元年の最初に明治天皇が一度だけ天覧したと言われており、その姿は一般人にはおろか、天皇家、皇室関係者でも見ることが出来ないという代物である。
本物が見ることが出来ないために、皇室にはその写しとなっている八咫の鏡があると言われており、そこにはヘブライ語が刻まれているという説がある。
2000年に出版された三村三郎著作の「ユダヤ問題と裏返して見た日本歴史」という本には、このヘブライ語を解読したエピソードが語られている。
[amazonjs asin=”4893500163″ locale=”JP” title=”ユダヤ問題と裏返して見た日本歴史”]以下、「ユダヤ問題と裏返して見た日本歴史」の中で語られているエピソードを要約して紹介する。
皇室に写しのある八咫の鏡のヘブライ語を解読するために、ヘブライ語学者の左近博士という人物が宮中に呼ばれたことがあるという。
この時、八咫の鏡に刻まれているヘブライ語を解読した結果
「わたしは“わたしはある”という者である」
という、モーセが神(最高神ヤハウェ)に対して名前を聞いた時に、神がモーセに言った言葉と全く同じ内容だったという。
この日本の古代から受け継がれてきた3種の神器に刻まれたヘブライ語の話題は一時新聞にも掲載されたようであるが、残念ながら当時のどの新聞にどの程度の規模で紹介されたのかまでは分からなかった。
ただし、後日談として、日本在住のユダヤ人ラビであるM・ケイヤーという人物が個人的に親交のあった三笠宮に新聞記事のことや、そもそも鏡を見たことがあるかといった事を聞いたという。
しかし、三笠宮の答えは「新聞記事は見たが、鏡は見たことがない」との事だったそうである。
三笠宮は古代オリエントやヘブライ語にも造詣があったと言われているが、そもそも八咫の鏡は皇室の殿下、さらに言えば天皇陛下ですら見ることが許されないという物らしい。
それほど、重要な扱いを受けている3種の神器の1つである「八咫の鏡」に、もし本当にヘブライ語で上記のような言葉が刻まれていたとすれば、これは明らか日本人とユダヤ人のただならぬ関係を表しているのではないだろうか?
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