【実話】最恐心霊スポットの犬鳴峠で起こった怖い話

このオカルトオンラインでもご紹介した福岡県の最恐心霊スポットの「犬鳴峠」…。

ここは、福岡県内外からたくさんの心霊マニアや若者がスリルと恐怖を求めてやってくる心霊スポットとしてとっても有名です。

福岡県の久山町と宮若市を結ぶということもあって普段から交通量が多い峠でもあります。

そんな犬鳴峠で実際にあったお話をご紹介しましょう。

犬鳴峠の歴史や事件についてはコチラで詳しく紹介しています。また、犬鳴峠の近くにある心霊スポット「牛頸ダム」「力丸ダム」もまとめていますので、ぜひチェックしてください!

公開日:2019年9月17日 更新日:2020年1月13日

車のオーディオが示したメッセージ

今からもう10年以上前の話です。

ある大学生が友達と4人で、バイトしてかったボロボロの軽自動車に乗って犬鳴峠の旧トンネルに肝試しに向かったんです。

その男子学生の同級生にはちょっとだけ霊感がある女の子がいたんですが、その子は「あの峠には行かないほうがいいよ」と止めたのですが、若さの勢いで4人は深夜の犬鳴峠に向かいます。

旧道に向かうには、今使用されているトンネルに入る前にある分岐点を曲がる訳です…当然、その分岐点の向こうは街灯もなく真っ暗。。

ここが心霊スポットではなかったとしても、暗くて不気味な感じです。

車を運転していた1人は「ちょっまじでやばそうだから俺はやめとくよ」と言って車に残りました。

そして、他の3人は犬鳴峠旧道のトンネルに中に入って、反対側まで行ってから戻ってくる…というのです。

運転席に残された子は「やめとけよ」と行ったのですが、3人は行ってしまいます。

真っ暗な中で怖くなったその大学生は、車のオーディオにCDを入れて陽気な音楽で気持ちを紛わそうとしました。

「そろそろ帰ってくる頃かな…」と思った時に、トンネルの方から

「ギャーーー」という声にならない叫び声が聞こえたそう。

慌てて懐中電灯を持って助けに行こうとしたときに突如、大音量が流していた音楽がピタッと止まったんです。驚いてオーディオをみると

再生時間 01:97 Re

分の表示は通常なら0~59までのハズ…。

なのに 01:97と表示されていたのです。そして、Re…。つまり 【イクナ】【リターン】ということ…。

びっくりしてオーディオ画面から目を離せないでいると、いつもの表記に戻ってまた音楽が流れ出したのです。その後すぐ、トンネルに入った3人が帰ってきました。

2人は慌てた様子で「はやくっ早く車をだせっ」というばかり、そして、もう1人は帰り道ほとんど言葉を発しなくなってました。

慌てて山を下りて、コンビニに言ったそう…。ですが、慌てていた2人は塩を購入して自らにかけまくり、黙ってしまったもう1人はなぜか牛乳を買ってがばがば飲んでいたのです。

後で話しを聞くと、トンネルの中で最後尾にいた1人が突然しゃがみこんで歩かなくなったので、無理やり立たせようとしたらすごい形相で「なぜここに来た!」と怒鳴ったそう。

いつもは温厚な同級生の変わりっぷりにびっくりして走り出すと、大きな木の棒を持って追いかけてきたそうで…必死で逃げて入り口から出たら、後ろから追いかけていたハズの同級生が入り口で倒れていたというんです。

その後、トンネルに入った3人のうち、慌てていた2人は立て続けに病気になって入院、もう1人の入り口で倒れていた子は交通事故にあって怪我をした上にバイクを盗まれてしまいました。

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慌てて部屋まで戻って、霊感のある同級生にメールをしたら「やっぱりね、だから197って言ったのに」との返事がきたのです…。

 

犬鳴ダムの橋

旧犬鳴トンネルが心霊スポットだということは全国的に有名ですが、宮若市側から犬鳴トンネル登る途中にある橋…ここから飛びおりてしまう人もいるのです。

あるとき、現場での仕事を終えて帰宅の戸についた大工さんが、犬鳴ダムの橋に差し掛かった時の事、街灯に照らされる橋の隅に何かが置いてあるのを見つけました。

誰かの落とし物かと思って、一旦橋を渡ってから車を橋の袂に止め、何かが落ちていたところまで歩いていきます。

そうすると、そこには見覚えのあるスニーカーが置いてあったそうで…よく見てみると知り合いが履いている赤いスニーカーだったんです。

なんでこんなところに」と思ってふと橋の下を見ると。。

その知り合いの男性がはるか下の木に、水色の服と人らしき何かが引っ掛っているのが見えたそう…。

そして、橋から下を覗き込んだ時に一瞬「引っ張り込まれるような」めまいがしたといいます。ただ、そのときにたまたま奥さんから電話がかかってきたそうで、我に返った…と。

そのあと、警察を呼び翌朝になってから遺体が回収され、自殺として処理されました。

その男性には家族もいて、特に遺書もなかったそう。そして、借金も車のローンと住宅ローンがあっただけで生活はごく普通だったのです。

そんな彼がなぜ橋から飛びおりたのかは誰にも解らないままです。

 

【実話】最恐心霊スポットの犬鳴峠で起こった本当の怖い話のまとめ

オカルトマニアの多くが、心霊スポットと聞くと「行ってみたい」と思うものです。

ですが、中には本当に危険な心霊スポットもあります。

オカルトが好きだからこそ、心霊スポットに行く時には「理解」と「敬意」を忘れないように、その場所に住み着いている目には見えない何かに対しての最低限の礼儀をもっておくようにしましょう。
最初に話した大学生や橋から飛び下りてしまった男性のようにならないようにするためにも…決して、遊び半分で心霊スポットを荒らすのはやめましょう。

現代の医学や科学では太刀打ちできない世界なのですから・・・。想像を超えたことが平気で起こってしまうものなのです。

絶対に行ってはいけない心霊スポット

世の中には数多くの心霊スポットと呼ばれる場所があり、多くの人が訪れていますが、表沙汰にはならないものの、本当に不可思議な体験をすることも多いと聞きます。

不可思議な体験が、単純に不思議なだけで終われば良いですが、、、

実際には身体に変調がおきたり、不幸に見舞われることも現実に起こっているわけです。

軽い気持ちで遊びに行くと、とんでもないことになってしまうかも知れません・・・。

心霊スポットにまつわる本当にあった怖い話は、コチラでも紹介しています。ぜひご覧ください。

 

 

Miiko

ライター歴約10年 法学系院卒 得意記事は、歴史・スピリチュアル・法律等々 福岡の隅っこでコーヒー片手に執筆中