レイラインについては【レイラインとは?古代文明を繋ぐ歴史の痕跡】でご紹介しました。
レイライン…考えれば考えるほど不思議なものですよね。世界にはいろいろなレイラインというものがあるんですが、九州の中心にある幣立神宮は、西日本のレイラインの起点と言われている場所なんです。
熊本県の阿蘇から車で90分くらいのところにある神社なのですが、レイラインの起点…そして、0地場でも有名な場所です。
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幣立神宮は、熊本県上益城郡山都町にひっそりとただ住む神社です。九州の中心に位置しており、九州の分水界もこの近くにあります。
諸説あるのですが、幣立神宮は日本でも最古の神社だと言われていて、天孫降臨神話などとの関係があるとされているとても由緒ある神社です。
5年おきに「五色神大祭」という祭りが行われていて、この祭りでは5大大陸の神様を祭っています。
阿蘇山を有する熊本県でも【ナンバーワンのパワースポット】言われるこの場所は、西日本レイラインの起点(果て)とされている反面、九州のレイラインの中心に位置するという不思議な場所でもあります。
九州でも屈指のパワースポットとして知られている幣立神宮は、平日でも参拝者が多い神社です。大きなご神木がそびえる本殿以外にも、裏の山を越えたところには湧き水が沸いているスポットもあります。
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皆さんは、0地場という言葉を知っていますか?0地場とは、地球のN極とS極のエネルギーが集まっていてちょうどお互いの力をうち消し合っている場所の事です。通常はどんなところにでも必ず地場があります。それは、地球が巨大な磁石だからごく普通のことです。
0地場のことを相殺零場とも言うのですが、ここでは正の力と負の力が押し合って相殺されてプラスの良いエネルギーが発生するポイントとしても知られています。
登山をするときなどに使うアウトドア用の時計などに磁気センサーが使われていることがありますが、これも地場を利用したものです。ですが、0地場の場所では磁気センサーは使えません、方位磁石を使用するとくるくると回って方位を図ることができくなくってしまうんです。
そんな0地場の場所にいくと、体調不良がよくなったとか、脚や腰の痛みが軽減されるという人もいます。
実際に、熊本県の幣立神宮に行ったら、明らかに空気が違うのを肌で感じますし、身体がすっきりして軽くなるようなそんな感覚にとらわれます。境内につづく階段を一歩一歩登っていくと、どんどん空気が澄んでいくようなそんな感じです。この神社の州本はとても自然豊かですし、境内に近づいたからといって実際に空気が澄んでいくということはないでしょう。でも、空気からよどみがなくなってすっきりと晴れていくようなそんな感じがあります。
幣立神宮に行った人で、脚に不調を抱えている方がいらっしゃったのです。普段は、ゆっくりとしか歩けないのですが、幣立神宮の境内の中では「歩いても痛くない」と言っていたほどです。
幣立神宮以外にも0地場の場所があるのですが…
などが0地場のスポットとして有名です。
そして、この0地場のスポットは中央構造線と深い関係があるんです。
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中央構造線は、日本を貫く長く大きな断層のこと…というのはご存知かと思います。この中央構造線と0地場スポットの関係…それは0地場のスポットは中央構造線の上にあるということです。
そして幣立神宮も、中央構造線の上にあります。
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断層の上がすべて0地場かと言われるとそんなことはないのですが、中央構造線の上に0地場スポットが多いのは事実です。
0地場の場所は簡単に言ってしまうと「気持ちがいい場所」なわけですが、だからといってほとんどの0地場の場所に神社が作られているのも不思議ですよね。
幣立神宮が立てられた時代に磁気センサーなんてなかったはずですから、自然発生的に0地場の場所が霊験あらたかな神社ななったということになります。つまり、レイラインと0地場、そして、中央構造線には関係があるということなります。
巨大な地震を何度も引き起こしていた中央構造線ですが、日本屈指の巨大断層がもっているエネルギーは計り知れないものがありますから、オカルト的な言い方をすれば”何か”特別なエネルギーが出でいるポイントと考えることもできます。
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日本のレイラインとして考えるとき、幣立神宮から四国を通って伊勢神宮へ、そして、明治神宮や東京スカイツリーもほぼ一直線上に並びます。
九州の中心に位置する幣立神宮は、レイラインの起点とも言われる場所です。0地場のパワースポットとしても有名で、この神社がある中央構造線上には伊勢神宮や諏訪大社など日本屈指のパワースポットがずらりと並んでいます。
レイラインの起点…最果てとも言われる幣立神宮もまた、日本屈指のパワースポットのひとつです。