アイキャッチ出典:https://www.departure-ruins.com/
今回は歴史ある街にひっそりとたたずむ「下田富士屋ホテル」について紹介していきたいと思います。
この、心霊スポットが立っている静岡県下田市は歴史の深い街なのです。
下田市にある下田港は、日米和親条約が結ばれて真っ先に開港された港なのです。
5年後には日米修好通商条約が結ばれ、横浜港が開港されるまで、下田港は日本の玄関口として栄えていたのです。
※今回紹介する心霊スポットは老朽化による崩壊が進んでおり、訪れることはお勧めしていません。
なお、この場所に訪れた際に発生した障害などは保証することができませんのであらかじめご了承ください。
こんな歴史のある町の有名廃ホテルにも関わらず、ホテルに関しての情報が一切無いのです。
ホテルが開業した年も閉業した年さえもわからないのです。
唯一の手がかりは、ホテル内にあるカレンダーで、カレンダーによると1997年ごろのものだということがわかります。
新聞は2005年当たりのものがあり、下田市における「遊休観光施設等の防災利用」の記録を見たところ2004年に階段で老朽化が進んでいたということが判明。
このような情報から、1997年前後に下田富士屋ホテルは閉業したのではないのかと考えられているのです。
参考:https://syasin.biz/
ロビー(トップ画像)は和風ホテル風を醸し出していますが、天井にはシャンデリア、床にはおしゃれな絨毯が敷いてあり、一部は洋風感を出しています。
廃墟ということもあり、廃墟内は鼻の奥を刺激するようなカビ臭が蔓延しています。なお、老朽化がかなり進んでいます。
このホテルは、2階のロビーから客室方面へは二つの道に分かれます。
右側が「神子元」で左側が「辨天島」になります。
今回紹介する心霊現象は右側に曲がった「神子元」でよく起こると言われているのです。
このホテルではいくつかの心霊現象が報告されているため紹介したいと思います。
このホテルの呪われた「神子元38号室」では女の人の声が聞こえる。
「神子元38号室」がある4階では何者かが歩く足音が聞こえる。
ホテル内に点在している日本人形を触ると呪われてしまう。
ちなみに、この心霊スポットは「世界の怖い夜」という心霊番組でも取り上げられています。
お笑い芸人「サンシャイン池崎」と元宝塚「遼河はるひ」が心霊検証を行いました。
加えて、お笑い芸人「アイデンティティ」もこの場所を泊まり込み調査をしたそうです。
玄関ロビー受付の裏部屋を探索中、二階への階段上からトントントントンと足音、その後、またトントントンと足音。有名物件なので先客がいるのかな?と探索を続行するが私以外の人はいない。足音もそれきり。
他の人が玄関から外にでたと考えられるが、廃墟の中で移動の足音を聞き逃すことは、まず無いので、不明の足音となった。
引用:全国心霊マップ
行ってきました。写真を撮ったんですけど、顔らしきものが、二点あり、さらに目見たいのがいっぱい映っていました。動画も撮りましたが、動画には、以上がありませんでした。また今度行ってきます。
引用:全国心霊マップ
伊豆半島はバブルで繁栄し、バブル崩壊とともに沈んでいった地域としても有名ですね。
ここ下田市もバブル時期が始まった1987年に観光客数が626万人(ピーク時)を記録しました。
しかし、バブルが崩壊した現在では200万代にまで減少しています。
観光客増加を見越して建設された多くのホテルがバブル崩壊後に次々と閉業し、このホテルもその影響をモロに受けてしまったホテルなのかもしれませんね。
このようなことを考えると、大きな事件事故が原因で閉業したのではなく、時代の流れとともに廃れていってしまったホテルということがわかりますね。
当サイトでは静岡県の心霊スポットに関する情報を多数掲載しております。こちらからご覧ください!
謎が多く残る「下田富士屋ホテル」ですが、造りに味があったり、当時のものがそのまま残されているという観点から、廃墟ファンにはたまらない場所なのだそうです。
ちなみにこのホテルは「夏色キセキ」というアニメの聖地にもなっており、聖地巡礼場所としても有名なのだそうです。
皆さんも、もし近くに訪れた際この場所を訪れて遠くから眺めてみては?
※建物は所有者によって管理されており、無断での侵入等は法律で禁じられています。 近隣の住民の方々に迷惑となる行為は止めるよう願い致します。
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