古代イスラエルの最盛期を築いた第三王、ソロモン王。
誰しもが一度は必ず聞いたことがあると思います。
古代のイスラエルと聞くと、全く日本に関係ないと思われがちですが、徳島県の最高峰・剣山(標高1955メートル)に古代イスラエルのソロモン王にまつわる秘宝が眠っているのではないかという都市伝説があります。
その秘宝とは、今まで埋蔵金連載で紹介してきたものと変わりますが、アークと呼ばれる
聖櫃(せいひつ)に入った石板、杖、つぼです。
今まで紹介してきたのはお金や金銀財宝などでしたが、今回紹介する財宝は聖櫃(せいひつ)と呼ばれる、キリスト教・ユダヤ教において使われている、特別な箱の中身です。
スティーブン・スピルバーグ監督の代表作
インディージョーンズの「レイダース 失われたアーク」で登場しています。
ハリソン・フォードが演じるインディージョーンズ博士が追い求めていたものが、この聖櫃だといわれています。
[amazonjs asin=”B00H4FDL9Q” locale=”JP” title=”インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》 (字幕版)”]最初に紹介した通り、聖櫃には、石板、杖、つぼが入っています。
では、この中身に入っているものは何を意味しているのでしょうか?
イスラエル神宝の中で最も大切にされている宝です。
神との契約が書かれた石板です。
石板は合計2枚あるとされ、その石板神自身の掟の言葉を書き記したものです。初めて書かれた1枚目の石板は、イスラエルの民が罪を犯したことに起こったモーセが投げて砕いてしまいました。神から2度目のチャンスが与えられ、2枚目の石板に神が書き記していったのです。
モーセがエジプト王に対して、イスラエルの民を国外にさらせるようにとお願いした時に、奇跡を起こして神の力を示すために使われたものです。
神の奇跡を成し遂げるアロンの杖と呼ばれています。
エジプトを脱出したイスラエルの民が荒野を40年間歩き旅をしながら、神が約束されたカナンの土地へ向かっていました。
その際、空腹を覚えていた民に対して、天から与えられた食物がマナと呼ばれるものでした。
民はそのマナを食べることにより生き延びることができたのです。
その後神はモーセに対して子孫のために蓄えておくようにツボの中にマナを入れて、保管するように命じたのです。
神自身が命じたことにより保存されたマナのツボは、神聖なものとされるようになったのです。
海路を通って日本へやってきて、聖櫃を剣山に隠したといわれているのです。
昔から剣山は、神聖な修行の場であり、山の内部には深い洞窟があります。
そこは、聖なる石室として存在すると言い伝えが合いました。
剣山の都市伝説に魅力を感じた研究者や軍関係者が昭和初期にその場所を掘り調査したことがありましたが、その場所には球体をした不可解な岩やビラミッド型の空間、さらにはミイラが100体以上も発見されたといわれています。
しかし、なぜか国からの採掘調査が中止になり、聖櫃を発見することできなかったそうです。
徳島県の西部にはユダヤ人と何か関係があるのではないかと考えられていますし、剣山のふもとの美馬市には古代イスラエルとよく似た神殿が発見されているそうです。
その視察のために駐日イスラエル大使がたびたび視察しているそうです。
毎年7月13日から始まる剣神社の夏祭りは、7月17日になると大勢の山伏姿の信者たちが剣山山頂に担ぎ上げられるのです。
この祭りに使われる神輿は契約の箱をまねて作られているといわれているのです。
神輿が海や川を渡るのですが、それは契約の箱がヨルダン川を渡る様子を再現しているそうです。
このように、日本とイスラエルとは意外に近い位置に存在していることが分かりますね。
まだ発見されていないソロモンの秘宝を見つけてみたいと思える内容でしたね。