検索してはいけない・・・コトリバコとは

検索してはいけない言葉っていろいろとありますよね。

「POSO」とか「ウクライナ21」とか・・・検索するなと言われるとついつい検索して見たくなるのが人情というものですが、今回は検索してはいけない言葉のひとつ“コトリバコ”についてのお話です。

コトリバコ・・・響きはなんだかとっても可愛い感じですが・・・どんな話しなのでしょうか。

コトリバコは”子取り箱”

コトリバコといっても、可愛い小鳥がチュンチュンと鳴いて住んでいるなんてメルヘンなものではありません。

コトリバコを漢字で書くと”子取り箱”なんだか一気にいやな予感がしてきた方もいらっしゃることでしょう。子取り・・・つまり、子供ができないようにするという呪いの箱のことです。

 

コトリバコは呪いの箱

コトリバコは、歴史の転換期に大陸から伝わったとも言われている呪いの箱・・・子孫が繁栄しなくなるという恐ろしいのろいが閉じ込められた箱のことです。

コトリバコの外見は木で作られた細工のある綺麗な箱・・・つまり人目を引くような外見をしていると言われています。ですが、正体は呪いの箱。その箱の中に入っているのは「動物の血」と「間引き」された子供の身体の一部です。この子供の身体のパーツが多いほど、呪いの力が強いと言われています。

created by Rinker
ブロードウェイ
¥3,766 (2024/04/19 15:12:38時点 Amazon調べ-詳細)

コトリバコの呪いの力は強烈

コトリバコの使用方法は実にシンプルです。

呪いを閉じ込めた箱を呪いたい相手に送るだけ・・・。そして、それを受け取って開けてしまったら・・・強烈な呪いのパワーで人間関係だけでなくペットまで全滅してしまうこともあるそうです。

この呪いを祓う方法がないわけではないそうですが、呪いの力が強すぎて時間をかけないと祓えないとも言われています。

参考資料:怖い話し。コトリバコとは

 

子供を犠牲にして相手を呪うという怖さ

コトリバコに入れるのは動物の血と子供の身体のパーツ・・・。つまり相手を呪うために子供を犠牲にしているということです。

何人の子供を犠牲にしたかによって呼び名が変わるとされており、たくさんの子供を犠牲にしたほうが呪いの力は強くなるそう・・・最大で8人までの子供を入れることができるそうですが、8人以上はダメなんですって・・・。

犠牲にする子供の年齢によって入れるパーツが決まっていて、その呪いの力は女性と子供に向く・・・。つまり子孫を残すために是隊に必要な女性がいなくなってしまう・・・。ということです。

 

参考資料:コトリバコについての考察

 

つまり、コトリバコをつくるためには子を犠牲にする必要があるということです。つまり、子供を犠牲にしててもなお呪いたいほどの恨みがこもっているということです。

そこまで人を呪う・・・考えただけでもゾッとしてしまいます。そこに、呪うために命を落とした子供の無念さや怨念が加わるわけですから、呪いの力が強いのも納得です。

コトリバコは島根の都市伝説?

 

恐ろしい呪いの箱”コトリバコ”ですが、作り方は大陸から伝わったと言われていますが、コトリバコの都市伝説は島根県隠岐の島だとも言われています。

1868年頃に起こった島民による自治を目指した騒動の中で首謀者が出雲に逃げたそう。逃げた先は被差別集落でした。酷い差別を受けてきたこの集落の人間は、隠岐の島から逃げてきたこの首謀者を殺してしまおうと考えました。

ですが、命だけは助けて欲しい首謀者の男はこんな交渉をします。

「命を助けてくれたら呪詛を教えてやる」

と。

そして教えられたのがコトリバコでした。

酷い差別に合いとても貧しく子供を育てられず、泣く泣く間引きせざるを得ない環境にあった集落の人間はこの条件を飲んで男を助けました。そして、この集落の男達はコトリバコを作って自分達を迫害して差別していた庄屋に献上したのです・・・。

 

created by Rinker
¥3,520 (2024/04/19 17:06:04時点 Amazon調べ-詳細)

 

そして、その効果はすぐに現れて庄屋の家の女性と子供は次々と倒れて死んでしまいました。

同じように差別を受けて言いた他の集落にもこの呪いが伝わっていき迫害は終わった・・・と。そして、都市伝説では、この時使われたコトリバコは、今もどこかで管理されているとも言われています。

参考資料:コトリバコは実在する?島根の怪談?作り方や真相についてまとめました

まとめ

検索してはいけない言葉”コトリバコ”は子供を犠牲にして相手を呪うという強烈な呪詛の箱です。

送った相手の家の女性と子供が死んでしまう・・・恐ろしい呪詛の箱は今でもどこかで管理されているのでしょうか・・・。