星が消えた?!100個の恒星がたった数十年で消失していた

オカルトオンラインでもご紹介してきた宇宙の話・・・【宇宙人はいるのかを宇宙の大きさから考えてみた!地球と似た星が近くにあった?!】 でも触れた宇宙人・・・地球外生命体の存在については、宇宙の話題の中でもみんなが知りたいことナンバーワンかもしれません。

もちろん、人類は地球外生命体を発見したことがないわけですが、とんでもなく想像を絶する程の広さと規模の宇宙ですから、地球外生命体がいても不思議ではありません。

そこで今回は、地球外生命体の仕業?!と話題になった、星が突然消失していた現象を紹介したいと思います。

20世紀と21世紀の観測データを比較してみたら・・・

わずか数十年で星が消失していた!という驚愕の事実が判明ししたのは、観測データを比較する研究によるものです。

この研究では、20世紀と21世紀の観測結果を比較したのですが・・・わずか数十年の間で100個程度の星が消失していたことが判明!もちろん、星にも寿命がありますから、寿命を迎えて見えなくなったということもあるでしょうし、観測するときの条件や人為的なミス、誤差という可能性もゼロではありません。

ですが、一部の研究者は「地球外生命体の仕業の可能性もある」と考えているとのこと。

もし地球外生命体が”何か”をしたせいで星が消失していたとしたら・・・その地球外生命体は人類より遙かに進んだ技術や知能を持っているかもしれません。

消えた天体・・・red transients 

20世紀の観測データと2008年の観測データを照合したところ、消えていた星がたくさんあった!のですが、その後、それを洗い直すとほとんどがレンズの汚れや見間違いだったそう。

ですが、それでも説明ができなかった天体が100個程度あったのです。それをred transientsといいます。

どうして、消えてしまったのか・・・あらゆる可能性を排除してもなお「なんで見えなくなったのか解らない」天体が100個は確認されてているそうです。

これが地球外生命体の仕業なのか、それとも自然現象なのか・・・。もし、星の消失させるほどの活動をしている地球外生命体がいたとしたら、ちょっと怖い気もします。

星が突然消えることはあるのか

 

夜空を見上げると輝いている星は点にしか見えませんが、実際にはめちゃくちゃ大きいわけです。それが突然、消えるなんてことは日常的に起こる現象ではないといっていいでしょう。

もし、ベガやアルタイル、シリウスが突然消えたら・・・めちゃくちゃびっくりしますよね。

仮に、星が突然消える可能性があるとれば、ブラックホールに吸い込まれてしまった場合。直接、ブラックホールに吸い込まれてしまったら、その星も、そして星が放つ光も逃げ出すことはできないので、地球から観測できなくなります。

ですが、ブラックホールに星が直接吸い込まる可能性は決して高くないそう

次に可能性があるとすれば、恒星が寿命を迎える超新星爆発という現象ですが、これは突然消失するというものではありません。超新星爆発のエネルギーはものすごいので、いきなり星が消えるということではありません。

つまり、ブラックホールに吸い込まれでもしない限り星が突然消えてしまうことはちょっと考えにくいのです。となるとやっぱり・・・。想像が膨らんでしまいます。

まとめ

20世紀と21世紀の星の観測データを比較したところ、レンズの汚れや小惑星、移動している星といった可能性を排除してもなお「どうして消えてしまったのか解らない星」が100個程度あることが判明しました。

恒星が一生を終える超新星爆発は、エネルギー放出があるため突然消失するという現象ではありませんので、もし、星が突然消える可能性があるとすればブラックホールに直接吸い込まれるという可能性があるそう。ですが、これも可能性はかなり低め・・・。

ではどうして、星が消失したのか・・詳しいことは謎のままですが、もしかしたら地球外生命体の活動によるものなのではないかと考えている人もいるとか。

もし地球外生命体の活動で星が消えていたとしたら、ちょっと怖い気もします。

参考資料:The Vanishing and Appearing Sources during a Century of Observations Project. I. USNO Objects Missing in Modern Sky Surveys and Follow-up Observations of a “Missing Star”

「100個の星が突然消えた」ことが判明、地球外生命体の証拠となる可能性も

地球外知的生命体の仕業!?100年間で100個の星が消滅していたと判明