地球の自転が過去最速?!うるう秒の導入で混乱?

地球が自転しているということは、みなさんもご存じのはず・・・。

私たちが住んでいる地球は、24時間で4万km回転しているということになります。つまり、時速に直すと時速約1700kmということになります。

新幹線の約6倍というとんでもない速度で回っているわけですが、私たちがその速度を肌で感じることはあまりありません。

それはどうしてか・・・地球の自転と一緒に地球上のものすべて、そして、大気や雲んなども一緒に回転しているから解らないんです。例えば、新幹線に乗っているとしましょう。窓から見える景色が動いていくので「速い速度で動いている」ことが解りますが、窓の外を一切見ずに座席やモニターだけを見ていたら、高速で移動していることは解りませんよね。それと同じです。

この地球の自転ですが、ずっと同じ速度で回っているというわけではないそうです。

地球の自転が速くなっている?

 

地球の自転はとんでもない速度で回っているのですが、その速度は一定というわけではありません。

 人間社会がてんやわんやだった2020年だが、どうも足元にある地球もそうだったようで、1960年以降で地球の自転が最高に速い年だったのだそうだ。

 記録が取られるようになってからのこれまでの自転最速記録は、2005年7月5日のこと。この日、1日の平均的な長さである8万6400秒よりも1.0516ミリ秒早く次の日が訪れた。

 しかし2020年は、その記録よりも短かった日が28日もあり、最短記録だった7月19日においては8万6400秒より1.4602ミリ秒短かった。

引用:いつもより速く回っています。地球の自転が過去50年で最速になり、逆うるう秒導入の可能性が浮上 (2021年1月12日) – エキサイトニュース

ということです。

もちろん地球の自転速度が一定ではないことは、以前から知られていたこと。

私たちが普通に生活していく分には多少、時間がずれたくらいでは何も影響はないと言って良いでしょう。ですが、そうではない人たちもいます。

 

国際原子時を基準にする天文学

天文学の世界では、地球の自転1周が基準になります。

つまり時点の速度が大幅にズレると調整する必要が出てきます。現時点では、0.4秒以上ずれた場合は、調整をする「うるう秒」の導入も検討されています。

「そんな、0.4秒くらいいいじゃないか」と思ってしまいますが、天文学の世界ではこの差がちりつもでになっていくこともあるんだそうです。

ちなみに、時点の加速で2021年の天文時は0.05ミリ秒はズレると言われています。うるう秒の導入は決定されていません。

時点が速くなったのですから、足すのではなく速くなった文を引く逆うるう秒になるわけですが、これを導入するかの判断はパリの国際地球回転・基準系事業(IERS)が決定します。今のところ、逆うるう秒を導入するのかどうかについて何の発表もありません。

自転が加速している理由は?

自転がどうして加速しているのか・・・はっきりした原因は解っていません。

ネットでは「ポールシフトの前兆だ」とか「地震の前兆だ」という人も居るのですが、ポールシフトや地震と自転速度の変化に関連性があるかどうかは解っていませんので、なんとも言えません。

ただ、今までは地球の自転速度は少しずつ遅くなっているとされてきたのですが、ここに来てちょっとだけ速くなっているのには何か理由があるのでしょう。

 

参考資料:地球はどのくらいの速さでまわって(自転して)いるの-キッズネット

地球の自転がスピードアップ…2020年はいつもの年より短かった