【未解決事件】『四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件』を徹底解説 -4- 【実録シリーズ】
事件発生時、店内に居合わせた警察官2名が現場に駆けつけたときには、被害男性(以下:男性)はすでに買い物客などに取り押さえられていたわけである。仮にこの時点までの制圧行為がいき過ぎていたとしても、百歩譲ってそれは理解できなくもない(市民による慣れない制圧行為。彼らはいわば"素人"である)。問題なのは―
事件発生時、店内に居合わせた警察官2名が現場に駆けつけたときには、被害男性(以下:男性)はすでに買い物客などに取り押さえられていたわけである。仮にこの時点までの制圧行為がいき過ぎていたとしても、百歩譲ってそれは理解できなくもない(市民による慣れない制圧行為。彼らはいわば"素人"である)。問題なのは―
本事件の被害者となった男性が死亡したのは、現場での暴力性を孕んだ制圧行為(現場での拘束)が原因であったことは、男性の死因からみても明らかであった―。 ちなみにこの事実に対して、四日市南警察署は"一般的な制圧行動であった"とし、その正当性を一方的に主張。
ここで、事件現場となったATMコーナーに設置された防犯カメラの映像について解説する。以下は時系列でみる防犯カメラ映像の様子である。 (この事件の防犯カメラ映像は一般に出回っていないため、以下の記述から事件発生時の状況をイメージしてほしい)
-"窃盗容疑"- 一切、身に覚えのない無実の人に降りかかった悲劇。 -"誤認逮捕の末の致死"- 正当化された警察の不祥事。
この事件の犯人は北山 大輔と三宅 正信の2人となっているが、強姦現場である貸しガレージ内には「男が4人ほどいた」と被害女性が証言している。
主犯である北山 大輔は衝動的に犯行に及んだのではなく、随分と前から強姦・監禁の計画を立てていた―。 北山は日頃から浪速区(大阪)を車で走り、ターゲットにできそうな女性を物色していた。しかし、これが犯行の実行に無理があったり、ターゲットを見つける上で効率的でないため、女性客を店に閉じ込めるという本事件の犯行を思い付く。
この事件は未解決事件ではないため、事件発覚後に犯人は逮捕されています(いかにして事件が発覚したのかは後述)。ここで、この事件を起こした2人の男について詳しくお伝えします。
美味しい料理や気持ちのよいサービスを提供してくれるはずのレストラン。庶民に馴染み深い1軒の飲食店チェーンにおいて、耳を疑うような陰惨を極める事件が起きました―。 今回は、かつて世間を震撼させた『ペッパーランチ事件』の事件概要や犯人像、さらに本記事筆者 テンペ・ワゾウスキの独自解説を交えながら、事件の全貌に迫ります。
母アラを殺害された娘ナディアと私立探偵ハーマンが奔走している頃、犯人ビクトリアは逃亡先のニューヨークで金品を奪う犯行を繰り返していました。 そんな中、ビクトリアは再び国外逃亡を企てます。しかし国際指名手配犯となっていた彼女がアメリカを出国するためには、偽造パスポートが必要でした。そこで彼女が考えたのが、"自分そっくりの女性を殺害し、その女性に成りすますこと"。
ビクトリアは一体どこへ逃げたのか―。 捜査官を誘惑し、ロシア国外へと逃亡したビクトリア。こうして国際指名手配犯となったビクトリアの潜伏先を突き止めたのは、警察ではなく1人の私立探偵でした。
一般に自分自身とそっくりの姿をした分身(正確にはそのような別人)のことを指す。オカルト的解釈では、同一人物が別の場所にそれぞれ姿を現したり、同じ場所に同一人物が複数現れることを意味する。これは超常現象のひとつとして扱われ、実際にこのドッペルゲンガーに遭遇して騒然となる出来事が世界各地で巻き起こっている。 またドッペルゲンガーは死の前兆とされ、これに遭遇した人は近く死が訪れるといわれいる。いわゆる死期の近づいた人にだけみえる生霊として扱われる側面もある。
今も昔も大空に魅せられた人はいるもので、現在から100年以上前にはアメリカのライト兄弟が飛行機を発明しました。これは誰もが認める偉大な功績でしょう。 ここ日本でも、令和の新時代を迎えた現在からそう遠くない平成に、大空を舞台にしたひとつの出来事が巻き起こりました。それはともすれば、ライト兄弟のように称賛の対象ともなり得ることでしたが、結果的に世間を騒がせる珍事件となってしまいました。