PayPayドームがある場所は呪われた地と言われていた?!

福岡ソフトバンクホークスは、福岡のみならず九州や山口、そして、南海ホークスの時代からのファンも関西にいる人気の球団です。

地元民からも愛されている球団で、2020年には日本シリーズ4連覇を達成しました。

ペナントレースだけでなくクライマックスや日本シリーズのような短期決戦にも強く、選手層の厚さと豪華な設備を有する球団ですが、やはり福岡ソフトバンクホークスといえば、開閉式の天井があるPayPayドームですよね。

PayPayドームは今では福岡タワーと並んで福岡のシンボルとなっていますが、このPayPayドームが建設されているエリアは実は「呪われた地」なんて言われて恐れられていたのをご存じでしょうか。

PayPayドームはどこにある?

PayPayドームは建設当初は福岡ドームという名前でした。球団もソフトバンクホークスではなくダイエーホークス。

1991年4月1日に竣工し開場は1993年4月2日、建築面積は69,130mで最高所は83.96mというとても大きな建物でドーム球場では日本一の広さを誇ります。

PayPayドームがあるのは福岡市の海沿いのエリアです。

 

どうしてこのあたりが呪われた地と言われているのか・・・このあたりは埋め立て地ではあるんですが、九州の海沿いは今から900年前の元寇でたくさんの人が亡くなった地域でもあります。

特にこのあたりは、蒙古側に多数の死者が出た場所。嵐や戦で亡くなった兵士の霊がうろうろと徘徊する場所と言われていたんです。

PayPayドームの対岸にあたる博多湾内の島・志賀島には今でも蒙古塚がありますし、PayPayドーム周辺では、蒙古襲来の際に作られた塚が今でも残っている場所もあります。

PayPayドーム周辺は人通りが多く、にぎやかな場所ですが「呪われた地」と恐れられていたのです。

ドーム建築時には8000万円かけてお祓いした?

もちろん、呪いや霊なんて気にしないという人もいらっしゃいますが、人を集める大きな建物を建てようと言うことになればやはり無視できない問題だったのでしょう。

PayPayドーム(福岡ドーム)を建築する際に、当時の福岡ダイエーホークスの瀬戸山隆三球団代表は香仙院という寺院に依頼してお祓いをして貰ったそう。

その金額は8000万円に上ったとも言われています。

このお寺はホークスの関係者が必勝祈願をする場所でもあり、福岡ではちょっと有名なお寺でもあります。

聖徳太子建立の四天王寺に認証された九州唯一としても知られる由緒正しい寺院の森平道住職がPayPayドーム建築時のお清めを行いました。それ以降、球団は香仙院で必勝祈願をするようになり鷹観音も建築されたのだとか。

PayPayドーム周辺で心霊現象は起こるのか

たくさんの人が足を運ぶPayPayドームですが、時に「ドームで心霊体験をした」という噂がないわけではありませんが数としてはそれほど多くない。

福岡の心霊スポットといえば、犬鳴ダムや力丸ダム、東区の踏切などが有名。PayPayドームが心霊スポットとして話題に上ることはあまりありません。

ですが、ドームに霊がいたからお祓いをした・・・とか、選手に怪我が相次いだ時にお祓いをしたとか、蒙古の船がドーム内で見えた・・・という話もあるそうです。

ただ、ドームが有名な心霊スポットにはなっていないのも事実。これは、寺院での本格的なお祓いのたまものなのかもしれませんが、実はちょっと気になる話題があります。それは、この土地のお祓いをした住職さんが亡くなったときの対応が冷たかったというもの。

パリーグの常勝球団と言われているホークスの成績が今年はあまりよろしくないのは、このあたりに原因があるのでは?と考えている人もいるそう・・・。

もちろんすべて都市伝説ですよ。

参考資料:福岡ソフトバンクホークスの体たらく、仏の逆鱗に触れた!?

「福岡くん」でのホークスのお話の真実