東京都中野区の江古田の森公園(えごたのもり-)といえば、都内最恐との呼び声高い超有名心霊スポット。
自然豊かな地域住民のいこいの場でありながら、昼間でも心霊現象が発生すると恐れられています。
その原因として、かつて江古田の森に陸軍の病院や結核の隔離病棟があったとか、当時の病院が臓器の検体を土地内や病院の廊下に積み重ねていたなど……おぞましい噂がいくつも伝わっています。
今回は東京都中野区の心霊スポット、江古田の森公園の心霊現象を紹介し、噂の真相を徹底検証します!
東京都の心霊スポット、江古田の森公園(えごたのもり-)にはもともと中野病院という結核患者の養生施設がありました。自然豊かな土地がサナトリウムに適していたのでしょう。
しかし1993年に病院が新宿に移転・統合され、その跡地の一部が公園として整備され、その後より広い土地を含め、2007年に「江古田の森」として開園されました。
江古田の森公園の住所は東京都中野区江古田3丁目14−19。行き方としては中野駅から中28系統の「江古田の森行」バスに乗車し、終点の「江古田の森」まで乗るだけです。
心霊スポットは私有地だったりアクセスが悪いところが多いのですが、公園なので誰でも入ることができます。心霊スポット初心者でもアクセスしやすい場所でしょう。
しかしその危険度は超一級なのでご注意ください。
東京都中野区の江古田の森公園は、都内最恐と言われるだけあってさまざまな心霊現象が報告されています。
霊が現れるとか声が聞こえるとか心霊写真が撮れるとか、そんなベタなものだけではありません。昼間でも心霊現象が起こる、霊感の強い人はそもそも園内に入ることすらできないなど、そのヤバさがうかがえます。
基本的には、かつて病棟があった西側の森で、病院で死亡した霊が現れるとされています。
病院は心霊現象の宝庫ですから、そんなところに公園が作られたら心霊報告が絶えないのも無理ありませんよね。
東京都中野区の江古田の森公園では、結核の病棟以外にもさまざまな噂が語られています。
同じく過去に存在した中野病院のことなのですが、亡くなった人の臓器を検体として使い、使った臓器を敷地内に埋めていたというのです。それでも場所が足りず、ついにはバケツに臓器を入れて廊下に積み上げていたとか。しかし警察に発覚し、不法投棄として問題になり閉鎖されることになったというのです。
他には脳や人体を使って実験を行っていたとか、戦中には旧日本軍の陸軍の病院があったとの噂もあります。
今回はこれらの噂を徹底検証したいと思います。
まず、主に結核患者の療養に用いられた中野病院が存在したのは事実です。
ただし強制的な隔離施設というわけではありません。あくまでも療養所。
また軍の管轄でもありません。中野病院は記録によれば戦前は東京市立、戦中は日本医療団、戦後は厚生省の病院でした。
臓器の不法投棄問題で警察が立ち入ったという話は、少なくとも新聞などには残っていません。人体実験の噂も、当然事実無根のデマだと思われます。
心霊現象が相次いだために、このような噂が後付けで作られのでしょう。
しかし火のない所に煙は立たぬと言いますように、江古田の森では心霊現象がとにかく昔から語られていました。
結核といえば、当時は不治の病。強制隔離や人体実験がなくても、多くの患者がこの病院で死亡したことは間違いないのです……。
今回は東京都中野区の心霊スポット、江古田の森公園の心霊現象を紹介し、噂の真相を徹底検証しました。
東京都には他にも様々な心霊スポットがあります。
歴史的な大火災が起こった「プルデンシャルタワー」や、宮崎勤事件の被害者の霊が出るという「旧小峰トンネル」、殺人事件があった「上野恩賜公園」、お墓の下に作られた「千駄ヶ谷トンネル」、100年の歴史をもつ「吹上トンネル」などなど……どれもオカルトオンラインでくわしく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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