大阪府には有名な幽霊トンネルがあります。
それが今回紹介する「旧生駒トンネル」です。
このトンネルでは多くの事故や心霊現象が数多く確認されています。
確かに、このトンネルは不気味で近寄りがたい雰囲気を醸し出しています。
このトンネルに肝試しに行って恐怖体験をした方も結構いるんだそうです。
今回はそんな「旧生駒トンネル」について詳しく紹介していきたいと思います。
大阪府にあるトンネルです。
計3本の鉄道のトンネルです。
生駒トンネルは1914年に前身である大阪電気軌道(大軌)により開通しました。
しかし、1964年に新生駒トンネルが開通されてしまったため、このトンネルは使用されなくなり「旧生駒トンネル」となりました。
かつてこのトンネルでは多くの労働者が駆出され、作業が進んでいたそうです。
この大阪にある有名な幽霊トンネル「旧生駒トンネル」では開通に向けての工事中に大きな事故が起きたのです。
このトンネルを開通するためにたくさんの朝鮮人労働者が駆出されたそうです。
1913年1月26日15時20分ごろ、作業中にトンネル内で落盤事故が発生します。
生駒方面の出口から約700メートルのところで落盤し、当時労働者として働いていた朝鮮人の約150人がトンネル内に閉じ込められ、何人かが生き埋めになってしまったそうです。
元々生駒山は霊山として有名で、労働者の多くが「白いものが横切った!」と心霊現象を訴えていたのです。
そして33か月の工事が完了し1914年4月18日に生駒トンネルが開通します。
しかし、開通後も色々な事故が発生したのです。
1946年12月24日9時30分ごろ、トンネル内で停止中の奈良発上六行き急行に継続の各駅停車上六行きが追突し、乗客18人が死亡。そして53人が負傷したのでした。
1947年4月16日14時15分にトンネル火災が発生します。
列車の床下から出火し、車両が全焼し、乗客28名が死亡し、58名が負傷しました。
1948年3月31日ブレーキ事故が発生します。
奈良駅発上六行き急行のブレーキがトンネル内で故障したと同時にスピードオーバーでパンタグラフが破損し制御不能に陥ります。
結果暴走列車となり河内花園駅で先行していた各駅停車に衝突し、乗客49名が死亡、うち282名が負傷しました。
このように、毎年トンネル内で事故が多発していたのです。
結論としてトンネルのサイズが小さいという理由で1964年にこの生駒トンネルは廃止され「旧生駒トンネル」となりました。
しかし、1986年10月1日に近鉄東大阪線が開通し、一部トンネル内を共用したことで現役復活したそうです。
そして再び、翌年の1987年9月21日トンネル内で火災が発生し、大阪後発生駒息の電車が立ち往生し。結局一人が死亡、48人が負傷したそうです。
このトンネルは人の命を吸い込んでいくトンネルとでもいうのでしょうか?
参考:旧生駒トンネル
現在は柵などで入ることができなくなっているがここでは心霊現象が目撃されています。
・人影がトンネル内に入っていくとこを目撃
・トンネル付近で白い影を見た
・使われなくなったホームで事故で亡くなった人たちが大勢で立っている。
などの心霊現象が報告されています。
事故で亡くなった人たちの怨念がそこにはいまだに残っているのでしょうか?
いかがだったでしょうか?
今回紹介した「旧生駒トンネル」は開通に向けての工事中に大きな事故が発生し多くの人が亡くなったのです。
無事開通後も列車事故によりさらに多くの人たちが亡くなったそうです。
この場所にはそんな人たちを供養するための供養があるそうです。
無事に成仏してくれることを祈るばかりです。
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