ある日突然、亡くなったはずの人から手紙が送られてきたとなると、あなたはどのような反応をとるでしょうか?
おそらく、恐怖を感じると共にどこか嬉しさを感じるかもしれません。
しかし、嬉しさよりも不気味さの方が勝つのではないでしょうか?
実は、このような不思議な話が起きていたのです。
それが今回紹介する「ソッダーチャイルド」です。今回の記事ではそんな事件の詳細を紹介していきたいと思います。
この話は1945年のクリスマスイブまで遡ります。
舞台はソッダー家という一家で、子供が9人もいたそうです。
ある日、ソッダー家が火災に見舞われてしまうのです。
「ジョージ・ソッダー」と「ジェニー・ソッダー」は辛うじて4人の子供を火災が起きた家の中から救出することができたそうなのですが、残る5人の子供達は火災によって亡くなってしまったのでした。
ここまで聞くと、とある一家が火災に見舞われ5人の子供を亡くしてしまったとしか聞こえませんが、この後に不思議なことが判明するのです。
何と、この5人の子供の遺体がどこを探しても見つからなかったのです。
火災によって全て燃えてしまったのではないか?という意見もありましたが、火災発生から鎮火までにそこまでの時間を要さなかったそうです。
そのため、子供達が炭になるまで燃えたという可能性は極めて低いそうです。
遺体が見つからなかっただけでもどこか不思議な恐怖感と不気味さを感じるかもしれませんが、この事故から20年経ったある日に1通の手紙が届くのです。
火災発生から20年後のある日、残されたソッダー家に差出人不明の手紙が1通届きます。
その手紙を詳細に調べてみると手紙の文面にはルイスという名前が記されており、火災で死んだと思われていた5人の子供の1人だったのです。
なぜ、死んだはずのルイスから手紙が届いたのでしょうか?・・・。
ルイスソッダーより
僕はフランキー兄さんを愛してる
アイリル・ボーイズ
A90132か35
残されたソッダー家はこの手紙の真相を突き止めようと捜査に乗り出します。
しかし、捜査をしてもしても真実を突き止めることができませんでした。
そして、両親は真相を突き止める前に亡くなってしまうのでした。
この事件は不可解な点が多すぎるのに加えて、事件の詳細について綴られた資料などがないのです。
そのため、短いですがここまでが事件の一連の出来事です。
世界を広く見れば年間での被害者が何万人もの『児童誘拐事件』が発生していると言われています・・・。
日本の歴史に名を残すほどの大火災が起きました。
この事件を機に火災に関する法律の見直しや消防設備の見直しは測られたのです。
死者118人、重軽傷者78人、日本のビル火災史上最も悲惨だった火災事故でした。
デパート閉店後には謎の怪奇現象や、心霊現象が報告されているのです。
なぜ、20年後に手紙が送られてきたのか、遺体はどこへ消えたのか?と謎が多く残る事件でしたね。
ネットでは「誘拐では?」と言った意見がたくさんありました。
遺体が無いことと手紙が送られてきたという面を考えれば考えられる説ですね。
いったい、真実は何なのでしょうか?