世界最大の動物クジラ。
このクジラは謎が多い生物であり、未だにわかっていないことがたくさんあるそうです。
そしてこのクジラの行動が世界中を賑わせています。
その行動とは、地震が起きる前にクジラが大量死していたり、大量に打ち上げられたりするなどの現象が確認されているからです。
過去に起きた日本の大地震などの記録を見てみると、実際に地震発生数日前に近隣の海や港にクジラが打ち上げられていたという記録が残っています。
今回は地震とクジラの関係性についてご紹介していきたいと思います。
2016年04月04日に発生した熊本地震では震度7を記録していた。
実はこの10日前に熊本県天草市でザトウクジラが定期網にかかっていたそうです。
さらにこの4日後。
今度は長崎県長崎市でザトウクジラが打ち上げられたのです。
なんと熊本に近い場所で二頭もクジラが座礁していたのです。
この時、専門家は「長崎の海でクジラがいることも聞かないので珍しい現象」という見解をしていました。
2011年03月11日の東日本大震災の直前では茨城県でゴンドウクジラが50頭以上も座礁していたのです。
茨城県鹿嶋氏の海岸でクジラ約50頭以上が打ち上げられているのが見つかったそうです。
そしてこの7日後に戦後最大級の地震。東日本大震災の大地震が日本を襲ったのでした。
たった数日の間で起きる、クジラの大量死と大地震の襲撃。
ここまでくると何らかの関係性があるのではないかと思いますよね。
では、なぜ地震の前触れにいるかが打ち上げられるのか不思議に思いますよね。
ここで一番有力な説を紹介したいと思います。
専門家によると「クジラやイルカは超音波を発し、その反響音によって周囲の危険性を認識する「エコロケーション」という能力があるが、この能力が乱れると今回のように大量に座礁する可能性がある」
エコロケーションに乱れが生じる原因についてはいまだに解明されていませんが、地震の原因のレートがずれ動くとき海に伝わる圧力波が影響しているのではないかといわれています。
八景島でクジラが目撃され、もしかしたら首都直下型地震に関係があるのではないかと心配する声が上がっています。
やはり、過去の事例を踏まえて考えるとこれほど深い関係性や連動性があるとすれば無視することはできませんね。
しかもそれだけではなく、2018年6月を境に東京湾でクジラの目撃情報は相次いでいます。
クジラが東京湾に入ってくること自体が非常に珍しい現象で、10メートル級の巨大なクジラが東京湾の奥までやってくるのは珍しく、偶然迷い込んだのだろうといわれています。
もしかしたら首都直下型地震(南海トラフ地震)と何らかの関係性があるのかもしれません。
しばらくは注意が必要かもしれませんね。
クジラを研究していく中で驚くべき結果が得られたのでした。
クジラには知性が存在していて、社会的にも思いやることができる動物なのです。
クジラは何をやるにも仲間とともに行動することが分かったてきています。
座礁してしまった仲間を全員で助けに行くため大量のクジラが死んでしまったという事例もあるそうです。
これがクジラの大量座礁の原因かもしれませんね。
いかがだったでしょうか?
地震とクジラの関係性について知ることができたでしょうか?
この現象は必ず起きるものなのか?それとも単なる偶然なのか。
はっきりとしたことはいまだにわかっていません。
もし自分の家の近くの海でクジラが多く目撃されていたり座礁したりしていた場合は、いつでも逃げられる準備と災害への対策をしておくべきだと思います。
ここまでの関係性や連動性は単なる偶然ではない気がしますよね。
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