人形には人間の気持ちが入り込みやすく、時として不思議な現象を起こすといわれています。
不思議な現象の多くは、髪の毛が伸びたり背が伸びたりする事例が多いです。
生き物ではない人形がなぜ成長したり髪の毛が伸びたりするのかということは未だに原因はわかっていません。何か不思議な力が働いているとしか言いようがありませんね。
特に、自分が大事にしていた人形や貰い物の人形などは、持ち主の心が人形に入り込み不思議な現象を起こしやすいとされています。
今回は人形が起こした不思議な現象について紹介していきたいと思います。
フィリピンのとある一家にあるサントニーニョ像は、高さ43センチの幼き頃のイエスキリストをイメージして作られた聖像です。
1991年12月26日のことです。
サントニーニョ像が突然「Tシャツとショートパンツを絹のローブに取り換えてほしい」と突然話しかけてきたそうです。
びっくりした持ち主は、そのサントニーニョ像の足元を見てみると、靴が破れ指が見えていることに気が付きました。
それだけではなく身長を測ってみるとなんと58センチにまで達していたのです。
つまり15センチも伸びていたのです。
しかし、不思議な現象はこれだけでは終わりませんでした。
あの事があった以来持ち主はサントニーニョ像から「指示」を受けるようになったのです。
難病に苦しむ人がサントニーニョ像に祈りをささげると、像から指示を受けた持ち主が患部に手をかざし痛みをいやす。又はサントニーニョ像が持ち主に必要な薬の名前を告げるなんてこともあるったそうです。
信じがたいような話ですが、このような不思議な現象で治療した人は現在までに数千人を超えているそうです。
[amazonjs asin=”4323081138″ locale=”JP” title=”人形の家 (怪談 5分間の恐怖)”]北海道岩見沢市の萬念寺というお寺を知っているでしょうか?
オカルト系や怖い話が好きな方なら知っているかもしれません。
ここには、成長する人形「お菊人形」が安置されているのです。
お菊人形は高さ40センチで着物を着ている市松人形です。
この人形は髪の毛が伸びるといった現象を引き起こすのです。
1918年のことです。
12歳の兄鈴木永吉さんが2歳の妹菊子さんへお土産としてこの人形を買い与えました。
妹の菊子さんはこの人形を大切にしていたのですが、3歳の時に風邪をこじらせ死んでしまいました。
悲しんだ鈴木永吉さんは、仏壇に妹の菊子さんが大事にしていた人形を置き祈ることに決めたのです。
時は立ち、永吉さんは引っ越しの際に、自分の父親のお骨とともに人形を萬念寺に預けました。
それから数十年後、父と妹の供養のために萬念寺に訪れた永吉さんは、人形を見て驚いたのです。
以前よりも髪の毛が長くなっていたのです。
永吉さんは永年供養してもらうことを決めたそうです。
現在でもこの人形は萬念寺に安置してあるそうです。
呪い人形髪が伸びることで有名な「お菊人形」がある。17歳だった鈴木永吉が3歳の妹におかっぱ頭の人形を買ってあげた。妹はたいそう喜びその人形を肌身離さず大切にしたという。しかし、風邪をこじらせ体調を崩し、その後亡くなってしまった。そして妹の形見として仏壇に飾られていた人形の髪の毛が自然と伸びるようになっていったと言われている。呪い人形北海道岩見沢市栗沢町万字幸町75
萬念寺 - オカルトオンライン|都市伝説・オカルト・怖い話・心霊スポット
いかがだったでしょうか?
最近では成長する人形についての怖い話や噂話は聞かなくなりましたが、1982年に口が徐々に開き始めた人形顔つきが大人びいていく人形、人形ではないが口が開く仮面などもあるそうです。
この人形にはどんな魂が宿っているのでしょうか?
この記事を読んでくださっている方も、しまってある人形を探して久しぶりに外に出してみるのもいいかもしれませんね。
もしかしたら前よりも大きくなっていたり髪の毛が伸びていたり、顔つきが変わっているといった変化がみられるかもしれません。