人気のカード占いといえば、タロットカードです。
占い師さんに占って貰ったことがある!という方、そして、タロットカードを自分でしているという方もいらっしゃることでしょう。タロットカードについては【タロットカードはお守りにできる!占いだけじゃなかった!】の中で、タロットカードをお守りにする方法もご紹介しました。
タロットカードには、それぞれ1枚1枚に違う意味があるのですが、その中でも「ちょっと怖い」と思われてしまう有名なカードといえば・・・”死神”のカード。死神が大きな鎌を持っているイラストは怖いのが苦手という人にとってはちょっと”ゾッと”してしまうかもしれません。
タロットカードといえば、死神のカードというイメージを持っている人もいるほど、インパクトの強いカードです。
ちょっと怖い死神のカードですが、実は状況によっては良い意味を表していることもあるってご存じでしたか?
死神のカードとは
タロットカードの死神は、タロットカードの中でも大アルカナと呼ばれる主役級の重要なカードの中の1枚です。
大アルカナの中でも”死”という言葉が明確に出てくるのは死神のカードだけ、そして、カードの番号は13とヨーロッパでは不吉な数字です。
と、確かにあまり気持ちよいカードとは言えませんよね。
死神のカードの意味とは
タロットカードは正位置と逆位置で意味が変わることは多くの方がご存じでしょう。
死神のカードの意味は
正位置 停止、終末、破滅、離散、終局、清算、決着、死の予兆、終焉、消滅、全滅、満身創痍、ゲームオーバー、バッドエンディング、死屍累々、風前の灯
逆位置 再スタート、新展開、上昇、挫折から立ち直る、再生、起死回生、名誉挽回、汚名返上、死、再生
引用 タロットファンjp タロットカード「13:死神」の意味と解釈 Wikipedia 死神
確かに良くない意味を表しているようにも思えます・・・。が、よーく見てみると「そこまで悪くない意味もある」と思いませんか?
特に逆位置の場合は、死神のカードには今までの古い自分を捨てて新しく生まれ変わるという意味があるんです。そして、正位置の場合でも精算とか決着という意味を表すこともあるので、死神が出たら良くないということではないんです。
確かに”死”や”終わり”などを表すこともありますから、注意しなければならないカードの一つではあります。ですが、そんなに怖いカードではないんです。
こんなときに出る死神のカードは吉!
死神のカードなのに吉・・・なんだか不思議な気がしますが、死神のカードが出て”吉”という時もあります。
例えば「腐れ縁をなんとか断ち切りたい」とか「過去の自分と決別したい」という時、そして「いろいろあったけど再スタートできそう」というタイミングで現れる逆位置の死神のカードは、和風な言い方をすれば”吉”です。
死神の逆位置は、死や終焉を表すだけでなく死の後の再生や再スタートを意味しているのです。そして、正位置にも精算や決着という意味があるので、「いい加減終わらせたいことがある」「そろそろ決着をつけて前に進みたい」というタイミングで出る死神のカードは、その時期が近いことを表しているケースもあるのです。
タロットカードそれぞれの意味はひとつではないので、どの意味で解釈するかが占いの結果を大きく左右します。つまりここが占い師の腕の見せどころ・・というわけです。
ですから、死神のカードが出できても必要以上にびびることはありません。読み解いていったら「悪くない」ってことは結構あるんです。
まとめ
ちょっと怖い・・・出たら嫌だなぁと思わせる死神のカード・・・。もちろん、あまり良くない意味で登場することもあるタロットカードですが、死神のカードが出た=よくないと決まったわけではありません。
特に、死神のカードが逆位置で出た場合は再生や再スタート、挫折からの復活を意味しており、タイミングによっては吉です。不気味・・・なカードですが、思ったほど悪くないのが死神のカードです。
でも・・・タロットカードの大アルカナには死神のカードよりもっと”これが出たら要注意”というカードがあるんです。