世界には様々な都市伝説やオカルト的な話があります。
日本でもちょっとオカルトの香りがするもののひとつにあげられるのが井戸・・・井戸から妖怪や幽霊がはって出でくるという演出はとてもオーソドックスです。
実は、イエメンにもオカルトの香りがする井戸があります。その名前が地獄の井戸・・・悪魔の言い伝えもあるそうです。
イエメンは、正式にはイエメン共和国という国家で中東にある共和制国家です。名前は聞いたことがあっても、行ったことがあるという人はあまり多くない国かもしれません。
そんなイエメンには、地獄の井戸と呼ばれる巨大な穴があるのです。
イエメン東部に、悪魔の言い伝えがある謎に包まれた「バラフートの井戸(Well of Barhout)」が存在する。「地獄の井戸(Well of Hell)」とも呼ばれる巨大な穴の詳細は、いまだほとんど知られていない。
巨大な穴は、マハラ(Al-Mahra)州の砂漠の真ん中に位置しており、1300キロ離れた首都サヌアよりも、オマーンに近い場所にある。幅約30メートル、深さは100~250メートルの間だと考えられている。
「地獄の井戸(Well of Hell)」なんて、なんとも恐ろしい名前ですが、深さも100メートル以上とかなりの深さであることがわかります。
そして、この穴の底に何があるのかは未だに不明で「井戸を50~60メートル以上下りたことがある」という人もいるそうですが、妙臭いがしていて、奇妙な生き物もいたそうです。
地獄の井戸と呼ばれる巨大な穴ですが、最近出来たものではなく、穴は「数百万年」前から存在しているというのです。
今まで誰も照査してこなったのか、それとも出来ないのかは解りませんが、数百年前から存在していると言うことになれば、人為的に作られたものではなさそうです。
自然現象で地面が陥没することもちろんありますが、どうしてこんな大きな穴があいているのかはまだ解っていないそうです。
イエメンの地獄の井戸は地元でももちろん有名ですが、地獄の井戸と呼ばれていることからも解るように、恐怖の対象になっています。
地元では
穴に近づいたものは吸い込まれてしまうと信じられている。井戸には超自然的な邪悪な生き物がすんでいるとされ、住民らは穴を訪れることはおろか、それについて話すことさえ不安に思っている。亀裂から不幸の種が出て来て、地上の生命を脅かすからだ。
として恐れられているそうです。
イエメン当局も穴の底に何があるのか解っていないようで、穴の中には酸素がなく底にたどり着くのは困難だとされています。
井戸のことについて話すことすら恐れるような何かがあったのか・・・それとも解らないことが多いから恐怖を感じるのかは解りませんが、この地獄の井戸には「悪魔の言い伝え」もあると言われています。
冷静になれば「人が入れないならドローンでも飛ばしたら良いじゃないの」と思ってしまうわけですが、この地獄の井戸の底に何があるのか、調査される日はくるのでしょうか。
謎に包まれた地獄の井戸ですが、動画が謎に包まれた悪魔の監獄「地獄の井戸」 イエメン 写真1枚 国際ニュース:AFPBB Newsにあるので、興味があるという方は見てみてください。砂漠地帯にぽっかりとあいた大きな穴・・・ちょっとぞわっとする映像です。