1999年以前、ノストラダムスの大予言が大流行し日本でも多くの人類滅亡論が唱えられてきました。
実際には1999年には何も起こらなかったため、一時的にこの話題は落ち着きを見せます。
が、そのすぐ翌年である2000年には全世界規模で問題となった「2000年問題」が浮上しました。
これは、当時のコンピュータなどを管理している全ての時間設定が1999から2000と年代を跨ぐことによって、予測不可能な誤作動などが起こるのではないか?といった問題でした。
中には、この2000年問題が原因となり、「世界中の核兵器が誤射されてしまうかもしれない」といった話も出てきたことで、日本でも2000年の元旦を迎える際には少し恐怖を感じていたことを覚えています。
しかし、この2000年問題においても、実際にはそこまでの被害は起こらず、人類滅亡とは程遠いような出来事にしかなっていません。
ですが、人類滅亡論というのは実は現実味を帯びた話です。
もちろん、これから紹介する人類滅亡説を信じるか信じないかはあなた次第。
もっと言えば、例え信じていても、信じていなくても結果は同じです。
もしも、これから紹介するような現象が起こった場合、我々に出来ることなどないのですから…。
日本人にとっても非常に聞き覚えのある「地球温暖化」という現象。
地球温暖化が世界的に問題視され始めたのは1980年代の後半です。
当時のアメリカ上院でJ.ハンセンという人物が、猛暑と温暖化の因果関係について言及し、これがキッカケで全世界に広まっていったとされています。
その後、人類が地球温暖化の原因になっている事実は90%を超えるという国連調査が発表されました。
日本はとりわけこの温暖化問題に先進的でした。
温暖化最大の問題点だと言われている温室効果ガス削減を各国と連携するべく、京都議定書では”先進国等が約束期間において数量化された約束に従って温室効果ガスの排出を抑制しまたは削減すること等を定める”、といった内容を国連に伴って決定しています。
しかし、根本的な問題として温暖化は全く止まっていません。むしろ加速していると言われています。
原因は様々な説が挙げられていますが、昨今の中国の高度成長や、当時の先進国周辺では温暖化対策を実施するのが経済的に難しかったという説が一般的です。
実際には温暖化の加速をさせたのはヨーロッパにおける産業革命だと言われていますが、産業革命以降の人類は競争と戦争の歴史の中にあります。
では、何故この地球温暖化が人類滅亡説なの?
という話になるのですが、これは終局的な説の1つです。
今年(2019年)も過去最大と言われた台風19号を始めとした異常気象が各地で確認されています。
これらの異常気象は主に温暖化の影響だと言われていることが多く、異様な猛暑、急激な寒暖差、暖冬、かと思えば急激な冷え込みなど、普段の生活でも感じられる部分が多いのではないでしょうか?
こういった小さな変化は加速している地球温暖化が身近に迫っていることを体感させられる1つの例ですが、「何かおかしいなあ」くらいで毎年過ごしてしまいがちです。
この一連の気候変動によって温暖化が地球規模での災害になるとは、ごく一部の人間しか考えていない訳です。
そんな中、2006年、アメリカ民主党の元副大統領であるアル・ゴア氏が「不都合な真実」という書籍と映像が物議を醸しましたが、この内容は至って簡単です。
「自体の深刻さは我々の認識を遥かに超えている」
この1点に尽きます。
なかば都市伝説に近いものがありますが、アメリカのペンタゴンの極秘文章に「急激な気候変動シナリオと合衆国国家安全保障への合意」というレポートがあったことを、イギリスのオブザーバー紙が知らせたことがあります。
このレポートの中では、現実であれば恐ろしい結論が出されていたといいます。
その内容とは、「地球温暖化の気候変動が地球全土で起こることによって、北米や欧州に氷河期が到来する」としたものです。さらにこれらの事実を踏まえて国家安全保障上での最優先課題として認識するべきである旨の内容も添えられていたとのこと。
これは、どういったものなのかというと、ペンタゴンの見解では加速している地球温暖化がそのまま進めば、北半球に甚大な被害をもたらす事を想定している点です。
よく言われている極地の氷が溶けて海面が上昇し~云々という事は誰でも聞いたことがあると思いますが、何故氷河期になるのかをご存知でしょうか?
氷が溶けたら海面が上昇する~という説は現在多くの人にあり得ないと一蹴されていますが、本質的な恐怖はそんな所にはありません。
海水というものは一定の塩分があることによって海流を作っています。
現在言われているのは、北大西洋では南から北へと大きな海流があり、南の熱帯地域で温められた海流によって北欧に温かい風をもたらしていること。
そして、北に上がった海流は深海部を流れて南へと戻り、再び温められて海面に浮上していることです。
しかし氷が溶けて影響するのは、この海水における塩分濃度の変化です。塩分濃度が下がると、海流は変化、停滞、場合によっては停止すると言われています。
北半球を温めるために一定の周期で流れている海流が、地球温暖化の影響を受けて何らかの変化が起こり、温かい風が入り込まなくなるという説です。
もしも、これが現実に起これば…
大量の動植物が死滅することはもちろんですが、多くの人間が南下する他なくなります。
しかし、現在の国際情勢を考えればそれだけの移民を受け入れる用意のある国などないですし、北半球で賄っている生活に使われるエネルギー生産や食料の確保、その他あらゆる資源などの問題が全て残ってしまいます。
これらの問題が実際に起った場合には、おそらくほぼ間違いない確率で大規模な戦争が起こるでしょう。いわゆる第三次世界大戦です。
さらに現代は第二次世界大戦の時代とは軍事力が全く違います。
多くの国が核兵器を保有し、牽制と抑止力として保持していますが、、これが生死を分けた争いになれば、おそらく実戦で使用せざるを得なくなるでしょう。
地球全土の温暖化から、北半球がまず人間の生きていけない世界になり、その副作用として核戦争まで発展する可能性があるのです。
これに直面した時に、我々はそれでも生きていると思いますか?
人類滅亡の原因になるのは、地球温暖化だけではありません。
我々が毎晩見上げている星の輝きは、美しいだけではないのです。太陽系には無数の星があり、現在の地球にも隕石と言われる小さなものは落下してきています。
そうです。NASAも警告している小惑星激突による人類滅亡が、可能性としては起こり得るものだと言われています。
まるで映画の世界のような話ですが、現在、地球にもっとも衝突を危険視されている小惑星の名前は「アポフィス」と名付けられています。
小惑星アポフィスは一番長いところで約400メートルほどの文字通り小惑星だと推定されていますが、現在の研究によれば2029年頃には地球上空の16000キロ圏内に入る可能性を指摘されています。
そしてそのまま接近が続き、2036年4月が最も危険だと言われている時期です。危険だというのはもちろん、小惑星アポフィスが地球の引力に引かれて文字通り衝突する可能性を示唆しています。
小惑星の衝突は、未だに恐竜絶滅の原因としても挙げられることもありますし、長い地球の歴史では確実に何度か地球にも小惑星が衝突しているというのが通説です。
では、このたった400メートルしかない小惑星アポフィスが万が一地球に衝突した場合、どのくらいの被害があるのかを以下で紹介していきます。
NASAによって示唆された小惑星アポフィスの衝突の衝撃はおよそ160万キロトンだと言われています(もはや桁が意味不明なレベルです…)
これを現代の科学で比較出来る対象で例えると、「広島型原子爆弾の10万倍に相当する威力」というのが、現在の見解です。
正直、10万倍とか、160万キロトンといった数字で言われても、中々ピンと来ないかと思います。
では、実際にあるもので例えるとどうなると思いますか?
まず、平野、陸地に直撃した場合、現在のイギリス本島ほどの範囲が一瞬で壊滅する威力だそうです。
これは小惑星の衝撃によって起こる一時災害に過ぎません。
それほどの衝撃があれば、地表はえぐられて下手をすれば成層圏まで粉塵化した大地が巻き上げられます。そこから考えられるのは、太陽光の遮断です。
広島型原爆が落とされた後は、黒い雨が降ったことで有名ですが、成層圏まで巻き上がった粉塵によって巨大な雲が出来上がります。
その規模がどの程度になるかは不明ですが、太陽の届かない大地に待つのは、動植物の生存が出来ない死の世界です。
さらに海に落ちたりすれば、もっと被害が甚大になると言われています。
一瞬で海水が蒸発し、小惑星そのものは海の底へ突き当たる訳ですが、この衝撃から考えられるのは未曾有の大津波。
何万リットル、何億リットルの海水が蒸発することによって、簡単に言えば海に大きな穴が空きます。アポフィスの大きさを考えると、およそ直径400メートルでしょうか?
そこに一度外へ押された海水が戻りぶつかる事によって、予測不可能なレベルの洪水が落下地点を中心に外へ走り出します。
もう海流も何もあったもんではありません。しかも、津波はその特性上、何度も何度も押し寄せるのです。
また、これらの被害に加えて、小惑星アポフィス衝突の二次災害は全世界へと広がっていくことになります。
この小惑星アポフィスは、実際に観測されていることから、万が一に備えて対策が考えられているようです。
方法としては、巨大な人工衛星をアポフィスの軌道上近くに打ち上げ、人工衛星の引力によって軌道を反らせる作戦のようですが、たった十数年しか期間がないかもしれない小惑星アポフィスの到来にこれらの計算や技術が間に合うのかは疑問が浮かぶポイントでもあります。
もしも、NASAの予測が正しければ、小惑星アポフィスは約17年後には地球にもっとも接近しているのです。
最初に書きましたが、宇宙には無数と言えるほどの星が存在しており、中には未知の星や現段階では発見されていない物も存在しているでしょう。
また、宇宙を地球から監視しているのはNASAだけではなく、各国に多くの機関がありますが、その情報が全て公開されている訳でもありません。
我々の知らないところ、もしくは専門機関でも捉えられていないような、未知の惑星が衝突する可能性も0ではありません。
願わくば小惑星の衝突など考えたくもないところですが、地球という星に住んでいる以上は常に小惑星衝突の危険と隣合わせにいるのです。
あの高名な宇宙物理学者であったホーキング博士も警告した、AI、いわゆる人工知能開発における進歩は現在も非常に注視されるべき問題でありますが、ほとんどの人はこれらを現実的な問題として受け止めている節がありません。
誰もが便利な世の中を求めて、その過程でコンピューターの自動化というAIが開発・研究されてきましたが、映画や詳説のようにAIが人類の知能を超えてしまった場合、人類滅亡は免れないとも言われています。
AIの恐ろしさは「究極の自己学習能力」にあると言われています。
まだまだこの段階にまで到達したAI開発は出来ていないとされていますが、人工知能の研究は日々続けられていますから、ある日そんな母体となるマザーコンピューターが出現しても何ら不思議はありません。
AIの実質的な開発は1950年代のダートマス会議という場において、公式に「人工知能」という分野が確立されてきたと言われています。
ここから、本格的にAI開発は科学の分野として研究、開発が進められてきましたが、1990年代にはオセロやチェスなどのボードゲームにおいて、世界チャンピオンを破るAIが完成しています。
主に民間人から構成されているアメリカ国防高等研究計画局では最初の湾岸戦争においてAIを実戦使用したという記録もあります。
同局は大きな研究所ではなく、規模は約300人程度と言われており、民間技術を軍事転用するために自由な研究が行われている機関ですが、現在のスマートフォンなどには当たり前のように搭載されているGPSを開発した実績など、着実な研究成果を挙げている場所でもあります。
さて、一度話を戻して人工知能へ。
人工知能は一度学習能力の高い「マザーコンピューター」が出来上がると、以降、全てのコンピューターに影響が起こると言われています。
マザーコンピューターによって、それぞれの分野における学習方法がインターネットを介して振り分けられ、全ての結果とフィードバックはマザーコンピューターにデータとして常に戻される結果、マザーコンピューターは数値化した正しさと誤りを次々と学習し一気に進化を遂げるという訳です。
この分野が拡大すれば拡大するほど、マザーコンピューターの学習進化速度は加速し、人間に対して害を為す存在となっても、もはや修正が出来なくなると考えられているのです。
ホーキング博士は、AIはあくまでも人間の監視下となる存在であるべきだと主張しており、亡くなる前年であった2017年にはAIが人間を超える可能性について『WIRED』のUK版において言及しています。
ホーキング博士曰く、人工知能はアラジンでおなじみのランプの魔人ジーニーであるそうです。
ジーニーと言えば、何でも出来る存在として最早おなじみですが、天才と呼ばれたホーキング博士から見てもそれほどの可能性をAIの進化に見ていることが伺えます。
AIはどこまで賢く進化をしても、完璧な合理主義で動きます。
ここが一般的に映画などで描かれている「感情を持ったロボットの反乱」といった部分とは正確な意味が少し違うポイントであり、人間に対して感情が発生するのではなく、至極単純に「判断」の1つとして人類が必要か不要かを判断すると予想されているのです。
しかも、その答えは明確です。既に人類の知能を超えたマザーコンピューターによって、地球全体に悪影響を及ぼす人類はほぼ確実に不要だと判断されるでしょう。
対抗しようにも兵器類を操るコンピューターにもマザーコンピューターの支配は行き渡り、逆に人類への攻撃手段として人類の作った兵器が使用される可能性もあります。
この過程で、必要であれば映画「ターミネーター」などで描かれたような人に類似したロボットなども誕生するかもしれません。
地球には自然が大きく広がり、機械文明は必要最小限に留められるでしょう。
そこは既に人類の面影がない新しい世界であることは簡単に想像が出来ます。
日本でもっとも高い山である富士山は過去に何度か噴火した記録が残されている立派な火山です。
多くの専門家の間で「軽視されすぎている」と言われているのが、実は世界中のどこにでもある火山による自然災害だそうです。
近年、各国で起こっている大小さまざまな地震活動にも繋がるものですが、火山はたびたび人類を滅亡の危機に陥れてきた歴史も持ってます。
また、近年の研究によれば、「文明を滅ぼす規模の噴火は現実的に起きる可能性がある」と言われており、火山による被害はこれまで人類が想定していたものよりも遥かに大きいことが指摘されています。
以前当サイトでも紹介した、全世界を巻き込む破局的噴火と言われるスーパープルーム。
※上記リンク先でスーパープルームの詳細が見られます※
これは、過去に実際に起こったと言われている大規模な絶滅現象の1つであり、地球の底からマグマが溢れ出すという壊滅的な噴火による災害であったそうです。
スーパープルームは言ってしまえば、地球の核であるマントルから溶岩が逆流してくる現象ですので、火山はもちろんですが、普通の地面からも超高温の溶岩が溢れ出す訳です。
これが起きたとされているのは、ペルム紀と呼ばれる約2億1500万年前です。この時スーパープルームでもたらされた災厄は、地球上に生きていた全生物の90~95%を絶滅させたと言われています。
どことなく、北欧神話の最終場面であるスルトによる炎で世界を焼き尽くす描写に重なるところもありますが、これが現代社会で起こった場合、ほぼ100%人類を滅亡させるでしょう。
もちろん、数億年に1度という地球全体が噴火するという現象は稀というよりも、こんな破局が訪れた場合には全く防ぎようがないため、ある意味心配しても無駄…とも言えてしまうかも知れませんね。
イギリスのブリストル大学のジョナサン・ルジェ教授は、地球惑星科学の学術誌に2017年にて、これまでの定説を覆す論文を掲載しています。
これまでの定説では、超巨大噴火やカルデラ噴火と呼ばれる大規模な噴火現象は約5万年~約70万年の期間で起こっているというものが定説でしたが、ルジェ教授の指摘した新説では、「破局的な噴火の周期は約5000年~4万8000年の周期で起こっている」とし、これらの平均値を取ると約1万7000年周期で現実的に起こり得るという結論に至っています。
確率論となるとややこしい問題も出てきますが、要するに地球の文明を脅かす規模の火山噴火が以前の定説よりも、さらに短い間隔で実際には起きているという事実に基づいた説です。
では、ここ近年(近年とは言っても上記の範囲内ですが)で起こったと言われている超巨大噴火が最後にあったのはいつの事なのでしょうか?
それは約2万5000年前のニュージーランドのタウポで起こったと言われており、その数千年前には日本の鹿児島で大噴火があったと研究されています。
ちなみに、超巨大噴火って具体的にどの程度のレベルなのかが気になると思うのですが、同ルジェ教授の説では
「噴出物が1兆トン以上の超巨大噴火」とされています。
1兆トンと言われても想像が難しいですが、マグマや噴石などが1兆トン以上頭上に降り注ぐ絵を想像してみましょう。
阿鼻叫喚どころの話しではありません。想像するだけでも、壊滅的な被害を受けることは必至です。
最後の超巨大噴火だと言われているニュージーランドのタウポから既に2万5000年が経過している現在、ルジェ教授の研究が正しければ、世界は既に超巨大噴火の確率範囲内に生きているのです。
先に紹介したニュージーランドのタウポ、そして日本の鹿児島で起こったとされる超巨大噴火は1兆トン以上の噴出物を空中に撒き散らしたと言われていますが、ルジェ教授はこの2つの噴火の影響は、直径2キロの小惑星が衝突したのと同等かもしれないとも指摘しています。
これはどういうことかと言うと、地上から巻き上げられた噴出物は、やはり小惑星衝突と同じように太陽を遮断するほどの雲を作り、急激な地球上の温度低下を招くと予測されているからです。
人類にとって脅威となるのは、色々な角度から見ても、科学的にはやはり「地球温度の寒冷化」が非常に着目されていますね。
また、確認出来ているという範囲での過去最大の超巨大噴火は約7万5000年前のインドネシア、トバの噴火であったと言われており、この時の被害は約6500万年前に陸上の恐竜を絶滅させたと言われている小惑星の衝突と同レベルだったとも言われています。
約6500万年前であれば地上を支配していたには恐竜かもしれませんが、現在地上を支配しているのは間違いなく人類でしょう。
近代において高度な文明を築き上げてきた一方で、予測不能な超巨大噴火に対抗出来る術があるのでしょうか?
また、仮に噴火の前兆を発見したとして、身を守る方法はあるのでしょうか?
なにせ相手は1兆トン以上の噴出物を出す自然現象です。
海の生物は恐竜時代と同じ様に生きているかもしれませんが、地上の生物はほぼ絶滅すると考えてもおかしくはないでしょう。
未だに根強く囁かれていながら、実際には起こっていないまでも、近年「未確認飛行物体」の存在は米軍などによっても公式に認められるようになりました。
同時に、当サイトで紹介した「宇宙人アヌンナキ」による人類創造説や、その故郷と言われている惑星ニビルについては現在も研究されている分野です。
話が飛躍するように感じられるかもしれませんが、様々な神話などで語られている神々は、過去に地上に降りた宇宙人であるという説はある種の共通点を持っていますし、そもそも何十億年という歴史のある宇宙で、地球のみが知的生命体の存在出来る場所であるという方が、個人的には不可思議です。
もちろん、環境的な問題は指摘されていますが、それはあくまでも「人類」という視点から見たものであり、そんな環境を意に介さないような知的生命体が存在していても不思議ではありません。
また、宇宙人のように物理的な存在の可能性とともに、太陽の活性化による磁気嵐や、フォトンベルトなども人類滅亡の可能性を指摘されています。
2007年の3月10日、NASAの発表にて太陽フレアの活性化が2010年~2012年辺りに最大になるという予測のもと、これに伴い磁気嵐によって起こる電子機器の麻痺などの注意喚起を行なっていました。
太陽フレアは黒点周辺で起こる太陽の爆発現象の1つであり、この爆発が起こるとX線などの目に見えない有害な陽子線が発生すると言われています。
これは黒点周期と呼ばれる約11年周期で起こる太陽の活動の1つでしたが、実際に2003年にこの太陽フレアの発生に伴う磁気嵐の影響で、多くの衛星や無線通信などに被害をもたらしたと言われています。
太陽フレアによって黒点の爆発が頻発すると、これらの磁気嵐が強力になると言われており、より被害の拡大が懸念されています。
また、地球の磁気には影響しない範囲では致死量を超えるX線なども観測されているらしく、太陽フレアによる磁気嵐には見えない人体への悪影響があることも懸念されているところです。
フォトン・ベルトは1961年に最初に確認されたと言われている、プレアデス星団の中にあるフォトンという物質の集合体であり、一般的には霊的な観点で語られることも多い存在です。
一説ではフォトンは電磁波エネルギーにおいて最小の素粒子の1つだとも言われており、プレアデス星団にあるフォトン・ベルトは直径400光年という広大なものであるともされています。
フォトンに関しては様々な説がありますが、太陽系の惑星は1万1000年の周期でフォトン・ベルトに突入すると言われており、2000年の時間をかけて通過していくとの解釈があります。
まだ未知の部分の多いフォトン・ベルトを通過することによる人体への影響はハッキリとしていませんが、場合によっては全人類が死滅する可能性も秘めているそうです。
これは、宇宙空間における未知の陽子、電子などの解明されていない要素によることが多く、X線などの有害な物質も含まれていることが危惧されているからだとも言われています。
SFの映画や小説などで多く描かれるように、地球外生命による地球への侵略説は最初の宇宙人事件と言われた、ロズウェル事件以来、語られている人類滅亡論の1つです。
こちらも以前、当サイトで紹介した太平洋戦争時の事件である「ロサンゼルスの戦い」のように、未知の集団を見つけた、または戦ったという記録は各地に残っています。
特に太平洋戦争時から2000年代の初頭は各地でUFOと思われる目撃談が後を絶ちません。
そんな中、2001年にはアメリカにて「ディスクロージャー・プロジェクト」と呼ばれる記者会見において、数多くの著名人による暴露会見が行われました。
2001年、公開記者会見として行われた「ディスクロージャー・プロジェクト」は日本語に直訳すると暴露計画というものです。
この暴露会見に望んだメンバーには、元アメリカ空軍のチャック・ソレルス軍曹やアポロ14号の宇宙飛行士なども参加していました。
チャック・ソレルスの証言では、1965年にエドワード空軍基地の上空で複数の未確認飛行物体を補足した事実を指摘しており、同アポロ14号の宇宙飛行士であったエドガー・ミッチェルは、地球上にはすでにエイリアンの搭乗したUFOが墜落した事実があり、これらの事実は政府によって隠蔽されている、といった内容のものでした。
この会見に望んだ他のメンバーにも、元アメリカ空軍の関係者や原子力研究員、元FBIなどのそうそうたるメンツが揃っていたのです。
名前を聞けば誰でも知っているであろう、戦後の米軍最高司令官であったダグラス・マッカーサー元帥は公式の場において「我々がこれから直面する敵は、宇宙からの侵略者である」という発言をしたことがあり、物議をかもしたそうです。
そして冷戦下の米ソ会談において、当時の米国大統領であったレーガンは、ソ連のゴルバチョフ書記長との会談において「もし宇宙から敵が攻めてきたら、米ソは協力してこれにあたらなければならない」といった当時の政治情勢を考えれば”あり得ない”発言をしたこともあると言われています。
これら宇宙からの侵略者とは、おそらく地球外生命体であると考えられますし、UFOやエイリアンに関する目撃情報が異常に多くなった第二次世界大戦からその後へと時期も重なるのです。
日本は戦後に軍隊が解体され、戦争行為をしない日本国憲法が制定されたこともあり、これらの宇宙に関する軍事情報があまり入手出来る立場にはいなかったものと推測出来ます。
しかし、近年になって主に海外から発信されている多くの告発などによって徐々に「対宇宙」という認識も増えてきているのではないでしょうか?
が、おそらく地球外生命が地球を本気で侵略しようとすれば、これに抵抗する術はないとも言われています。
そもそものテクノロジーの次元が違いすぎて、まともな戦争にはならないだろうというのが多くの研究者の間で言われている通説です。
仮に宇宙人と呼ばれる生命体が本気で地球を侵略しようとしたら…
その圧倒的なテクノロジーと兵器の前に我々は為すすべもなく全滅してしまう可能性が高いでしょう。
ここまで、いくつかの大きな問題をテーマに今後実際に起きてもおかしくない人類滅亡説について紹介してきました。
この他にも
etc…
数多くの終末論を唱える人も多いです。
もちろん、そのほとんどが実際に起こってしまった場合はほぼ確実に人類が滅亡してしまうようなものですから、起こった時には既に遅いと言われているような説がほとんどです。
我々に出来ることは、これら人類滅亡への脅威となる現象が「起こらないことを祈る」のみ。
願わくば、御免こうむりたいのが本音ではありますが、人類滅亡論を考えることによって、今一度自分の生活や人生を見つめ直すキッカケになれば幸いです。
本記事の参考
https://www.afpbb.com/articles/-/3153545
災害専門家が人類の終わりを予測しました。
人類絶滅へ導く7つのトリガー、そのとき人類は生存できるのか? - Esquire
https://wired.jp/2018/04/09/stephen-hawking-interview-2017/
参考書籍
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