2020年は日本人にとっては特別な年となるはずでした。ですが予定されていた東京オリンピックは史上初の延期となり、新型コロナウイルスの感染拡大というパンデミックを体験するという波乱のスタートとなったわけです。
実は2020年は占星術の世界では変化の年。
グレートコンジャンクションという珍しい現象が起こっていたのです。
グレートコンジャンクションとは、土星と木星が重なる年のことで20年に1度の周期で訪れます。前回は世紀末の2000年で、それから20年経った2020年はグレートコンジャンクションの年ということになります。
そして、今年は・・・土星と木星だけでなくそこに冥王星まで参加しているという激レアな年。これはとんでもなくレアな星回りで数百年に1度レベルの珍しさだとも言われています。
土星は、自分にとって不要なものを捨てるとか、価値観の変化という意味があります。つまり今までの古い考え方や固定概念を捨てるタイミングということ。この変化によって精神的に苦しくなってしまうこともあるでしょう。
そして、木星は今までの努力が成果となって現れる・・・つまり過去にしてきたことが報われるという星です。木星は占星術の世界では縁起が良い星とされています。
一見、相反するようにも思える土星と木星が公転周期の関係で20年に1度、重なるのがグレートコンジャンクション・・・。
つまり、今まで努力をしてきた人にとっては良い変化が起こり、今まで良くないことをしてきたという場合はその責任をとるタイミングがやってくるというわけです。その上で、不要なものを整理して価値観の変化が起こる。
どちらにしても、大きな変化の年であると言えます。
土星と木星が重なるグレードコンジャンクションに加えて2020年は冥王星も加わるトリプルコンジャンクションが起こります。
ということは、激動の一年になるということ。
実際に、年明けから新型コロナウイルスの感染拡大が続きとうとうパンデミックに・・・たくさんの方がなくなられましたし、経済的なダメージもかなりのものでした。そして、このコロナショックの先行きはまだみえません。
時代が変わる・・・今までの価値観の変化というグレードコンジャンクション・・・。実際に、東京オリンピックは史上初の延期となり、スポーツの公式戦は軒並み中止。甲子園もインターハイも中止となり、学校は一斉休校・・・。
まさに2020年は激動の幕開けとなりました。
冥王星は、変化、強制、徹底、破壊、再生、あらがうことができないものという意味を持つ星。成果を意味するつまり運気がいいとされている木星と、努力の積み重ねなどを意味する土星・・・。まるで2020年の世界の混乱をホロスコープが予言していたかのようです。
土星と木星、そして、冥王星が整列するトリプルコンジャクション・・・。珍しい星回りは、2020年3月から年末まで続くそうです。
コンジャクションが10ヶ月以上続くのはとても珍しいそうで、星占いの世界では2019年の末から「2020年は何かが起こる」と言われていたとか。
トリプルコンジャクションが続く年末までの間、時代が大きく変化していくかもしれません。
激動の幕開けとなって2020年は、ホロスコープ・・・つまり占星術でも変化の年でした。
20年に1度、土星と木星が重なるグレードコンジャクションの年。そして、今年はココに冥王星も加わるトリプルコンジャクションが起こる年なのです。このコンジャクションは、3月から年末まで継続すると言われています。
星が持つそれぞれの意味を考えるとき、新型コロナウイルスの感染拡大でのパンデミックがもたらした変化を予言していたかのようにも思えます。
参考資料:グレートコンジャンクションとは?2020年は時代の変化があるって本当?