オカルトオンラインでも度々紹介してきた恒星の"ベテルギウス"

【ガンマ線バーストで人類滅亡?ベテルギウスの超新星爆発が近い?】【ベテルギウスが明るくなってきた?結局、爆発するの? 】

などなどいろいろな話題を私たちに提供してくれる星です。

超新星爆発の最有力候補とも言われているベテルギウスですが、今のところ、オリオン座の右上にちゃんと輝いています。爆発するなら見たい!なんてちょっとかわいそうな注目のされ方をしてしまっているベテルギウス・・・実はめちゃくちゃ大きい星だってご存じですか?

もしベテルギウスが太陽系にあったら

超新星爆発を期待されているベテルギウスですが、地球からの距離はおよそ640光年・・・。光の速さで出かけてもベテルギウスに到着するまでに640年かかる距離にあります。人間のスケールからすると遙か彼方ですが、宇宙レベルで見ると大して遠くない・・・というか比較的ご近所さんといってもいい距離にあります。

ベテルギウスは冬の空を見上げたときに赤く大きく光っているので、肉眼でも十分観測できる星です。2019年の秋頃から急速に明るさがなくなって、同じオリオン座の2等星と大して変わらないんじゃない?と言われるくらいまで減光しましたが、2020年春からまた明るさを取り戻しつつあります。

と、超新星爆ばかりが注目されてしまうのですが、実はベテルギウスってとっても面白い星なんです。

 

まず、注目したいのはそのサイズ!ベテルギウスの大きさは1.234 × 10^9 kmってなんだそれですよね(笑)ベテルギウスの大きさは我らが太陽系のボス太陽の800倍!もし、太陽がある位置にベテルギウスをぐーーっとひっぱって持ってきたら火星の外側にある小惑星帯のあたりがベテルギウスの表面になります。

地球も火星もあっさりベテルギウスに飲み込まれてしまう・・・これがひとつの恒星の大きさなんですから、とんでもないサイズです。太陽だってなかなか大きさなのにベテルギウスが現れたら太陽は超絶コンパクトサイズ!

今、観測されている恒星の中でもベテルギウスは大きいほう(もっと大きな星もあります)ですが、それにしてもすごいサイズです。

ベテルギウスは明るさが変わる星

2019年の秋頃から急速な減光を見せて天文ファンをドキドキさせたベテルギウスですが、もともと明るさが変わる変光星です。

明るさが変わる星の珍しいものではないのですが、ベテルギウスはその減光と増光がとても顕著であることでも知られています。2019年の秋頃からベテルギウスが減光した理由については、自ら排出した塵で光が遮られたからではないかとも言われていますが、もともと明るさが変わる星なので「爆発するの?それともいつものやつ?」と研究者を惑わせた罪作りな恒星でもあります。

 

 

ベテルギウスの変光周期は2,335日とされており、0.5等級程度の明るさの差が見られます。

何気なく見上げていたオリオン座のベテルギウス・・・実はじんわり明るさが変わっていたんですね。

 

ベテルギウスはまん丸じゃない?!

星と言われたら・・・どんな形だと思いますか?

太陽も地球も、そして月もそうですが球体ですよね。真円では無かったとしても大体が球体・・・ってイメージが強いかと思うのですが、ベテルギウスの表面は実は凸凹しているんです。

 

つるんとした球体ではな凸凹・・・なぜ凸凹しているかというとベテルギウスが放出しているガスの影響。ベテルギウスは地球のような岩などでできた星ではなくガスでできていて自分で光りを放つ恒星。つまりでっかいガスの塊なんです。

ベテルギウスは自らがガスを放出することで表面が凸凹しており、そして、すでに寿命が近い星なので膨らんで巨大な恒星になっているんです。

まとめ

今回注目したのは、オカルトオンラインでも度々紹介してきた超新星爆発の最有力候補ベテルギウス!超新星爆発がどうしても注目されてしまうちょつとかわいそうな(笑)ベテルギウスさんですが、実は恒星としてみてもとっても面白い星だったんです。

周期的に明るさが変わる変光星であること、そして、太陽が点にしか見えないほどの巨大なサイズ感・・・。そして、球体ではなく凸凹といびつな形をしていること・・・。

いずれは超新星爆発を起こして中性子星になり夜空から姿を消してしまうベテルギウス。

超新星爆発がいつなのかは、誰にも解りません。

 

 

参考資料:バルバロッサノート!

Wikipedia

超新星爆発の形、実はでこぼこ? - 国立天文台